[探究学習]逆算して目標設定するプロセスを学ぶ -高校での3年間が目指す大人に近づく第一歩-

オリエンテーションプログラム初開催 2021年5月18日

麗澤瑞浪中学・高等学校(岐阜県瑞浪市/校長:藤田知則)は高校1年生に対し、探究学習の一環として2021オリエンテーションプログラムを実施します。本プログラムの実施は今年度が初めてです。
本校では、世界で起こっている課題を自分事と認識し、解決策を生み出せる人材の育成に取り組んでおり、探究学習の一環として様々な活動を行っています。単に勉学だけではなく、様々なきっかけや経験を通して自分の興味関心の幅を広げ、徹底的に追求して究める「探究心」を養成することで、社会に出たときに自力で取り組む力が身につき、即戦力になると考えています。そのためには、高校3年間の中で自身がどういう高校生活を送るべきか、明確な目標をもって過ごすことが大切です。

2021年度のオリエンテーションプログラムは株式会社ミエタの代表取締役である村松知明(むらまつ ともあき)氏にご協力をいただき、4月に入学した高校1年生全員がそれぞれの高校3年間をどのように過ごすか、フロントランナーとして活躍されている方からお話しを伺うことで、目標を明確に定めることを目的としています。

本オリエンテーションでは、社会のテーマに沿ったワークショップを経て、講師と座談会、キャリアワークショップなどが準備されており、生徒たちはこれらの活動を通して、個々に応じた具体的な高校3年間の目標を設計します。目標設計のプロセスの中で、生徒自身が高校生の時点で、社会に出てどう活躍したいか、どんな大人になりたいかを考え、そのためにはどうすればいいのかを逆算してプランニングします。
高校1年生にとってこのプログラムが「探究心」を深める初めの一歩となること、そしてキャリア教育として自身のキャリアパスを考えていくきっかけとなることを期待しています。

校長の藤田知則(ふじた とものり)は「3年間という短い高校生活の中で目標を明確にもつことで密度の濃い高校生活を送ってほしい。今回のプログラムを足がかりに、今後の探究学習や学校生活、そして卒業後の人生を充実したものにしてほしい」とコメントしています。
本校では高校1年生をはじめ全生徒に対して、これからも探究学習の機会を提供し続けます。

【オリエンテーションプログラム概要】

■日時:5月18日(火)11:00~15:35  
■場所:本校校舎内教室にて
■対象者:本校高校1年生全員(83名)
■プログラム:社会テーマ型ワークショップ、講師との座談会、キャリアワークショップなど

【講師プロフィール】

村松 知明 (むらまつ ともあき)氏  株式会社ミエタ 代表取締役
秋間 早苗(あきま さなえ)氏    株式会社La torche 代表取締役
段原 亮治 (だんばら りょうじ)氏   株式会社ミエタ

探究学習に取り組む生徒の様子

【麗澤瑞浪中学・高等学校について】

麗澤瑞浪は昭和10年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を開塾したことから始まります。自立、感謝、思いやりの心を育む中高一貫の私立学校です。豊かな自然環境の中、寮生と通学生が切磋琢磨しながらともに過ごし、人としての成長と高い大学進学率の両立を実現しています。『世界で活躍できる日本人を輩出する進学校』として5つの柱(探究学習・英語教育・寮教育・キャリア教育・ICT活用)を軸に教育活動を展開しています。

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