富山市オーバード・ホールにて、 人気作家×演奏家によるクロストーク&コンサート 「劇場が結ぶ、本と音楽の世界」を2022年6月より全3回開催
公益財団法人富山市民文化事業団は、人気作家と演奏家によるクロストーク&コンサート「劇場が結ぶ、本と音楽の世界」を2022年6~12月の全3回、富山市のオーバード・ホールで開催します。
「劇場が結ぶ、本と音楽の世界」開催の背景
これまでオーバード・ホールでは、クラシック音楽の演奏会は多数開催してきましたが、作家を招いてトークと演奏会を行うイベントは初めての試みとなります。クラシック音楽ファンはもちろんのこと、読書好きの方、作家のファンの方にもご来場いただき、このようなジャンルのクロスオーバー企画を通して新たな客層を開拓したいと考えています。
「劇場が結ぶ、本と音楽の世界」について
音楽をこよなく愛する作家と、日本を代表する演奏家たちが「言葉」と「音楽」で対話する、これまでにないコンセプトのコンサート・シリーズを、富山で初開催します。毎回、今を時めく人気作家・演奏家が出演し、作品内に登場するクラシック音楽や、登場人物の心理描写などを深掘りしていきます。クラシック音楽ファンはもちろん、読書愛好家の皆様にもお楽しみいただけるコンサートです。
開催概要
公演名 : 「劇場が結ぶ、本と音楽の世界」
開催日時 : 2022年6月16日(木)19時開演
9月15日(木)19時開演
12月3日(土)15時開演 <全3回>
会場 : オーバード・ホール
(〒930-0858 富山県富山市牛島町9-28)
アクセス : 富山駅 北口正面 徒歩2分
チケット : <全席指定・税込>
[1回券] 一般:3,000円/ジュニア:1,000円
[シリーズ通し券]一般:7,500円/ジュニア:2,400円
※ジュニアは小学生から高校生までが対象です。
※未就学児入場不可。
チケット発売日: 4月24日(日)~
プレイガイド : ・アスネットカウンター(オーバード・ホール1階)
TEL.076-445-5511
営業時間/10:00~18:00
定休日/月曜(月曜が祝日の場合、翌平日休み)
・アスネットオンラインチケット(24時間予約可能)
https://piagettii.s2.e-get.jp/aubade/pt/
・チケットぴあ
https://t.pia.jp/ (Pコード:215-081)
・ローソンチケット
https://l-tike.com/ (Lコード:54403)
主催 : 公益財団法人富山市民文化事業団、富山市
共催 : 北日本新聞社、北日本放送、FMとやま
公式サイト : http://www.aubade.or.jp/
シリーズ紹介(全3回)
ナビゲーター(3公演共通):浦久俊彦(文筆家・文化芸術プロデューサー)
◇vol.1「羊と鋼の森」
日時 :2022年6月16日(木)19:00開演(18:00開場)
出演者:宮下奈都(作家)、金子三勇士(ピアノ)、外山洋司(調律師)
2016年に本屋大賞を受賞、映画化もされ話題となった、若き調律師の物語『羊と鋼の森』。ピアノの音に魅せられた作家×世界的若手ピアニスト×カリスマ調律師が、様々な視点で作品の魅力に迫ります。
◇vol.2「マチネの終わりに」
日時 :2022年9月15日(木)19:00開演(18:00開場)
出演者:平野啓一郎(小説家)、大萩康司(ギター)
芥川賞作家・平野啓一郎のベストセラー小説で、2019年に福山雅治・石田ゆり子主演で映画化もされた『マチネの終わりに』。作中にも登場したクラシックギターの演奏とトークで作品の魅力を語り合います。
◇vol.3「マリコとオペラ」
日時 :2022年12月3日(土)15:00開演(14:00開場)
出演者:林真理子(作家)、小林沙羅(ソプラノ)、望月哲也(テノール)、河野紘子(ピアノ)
音楽に造詣が深く、オペラ好きで知られる作家・林真理子のセレクトによる、珠玉のオペラ・アリアと魅惑のクロストーク。歌手とピアニストが奏でる極上の「音楽」と、繰り広げられるトークによる「言葉」で、オペラの魅力に触れるステージをご堪能ください。
ナビゲーターよりメッセージ
一曲の名曲は人生を謳い、一冊の名作は人生を語る――。
たった一冊の本との出会いが運命を変えたり、たった一曲の歌に救われることがあるように、本と音楽には、人生を動かす大きな力があります。文字で描かれた世界のなかにも音があり、音の世界のなかにも「ことば」が息づくように、もしかすると、このふたつはどこかでひとつにつながっているのかも知れません。
「本と音楽のすてきな出会い」をコンセプトに、 音楽をこよなく愛する作家と、日本を代表する演奏家による、これまでにないトーク&コンサート・シリーズが、いよいよスタートします。 なごやかなトークとともに美しい音楽を味わい、文学と音楽の新たな魅力に出会う、オーバード・ホールならではの、知的でおしゃれなコンサートです。
浦久俊彦(文筆家・文化芸術プロデューサー)