京都の老舗着物店「彩琳」が公式サイトの『振袖紹介ページ』を 全面リニューアル!“わずか1%”の京友禅に宿る匠の技術をご紹介
京都で手仕事の着物の製作販売を手掛ける彩琳株式会社(本社:京都市、代表取締役社長:藤井友子)は、公式サイトの「振袖紹介ページ」を4月10日(月)に全面リニューアルいたしました。
江戸時代、京都で生まれた「京都手描き友禅」。その伝統を今も継承する彩琳の最高峰の振袖は、職人の手仕事により1ヶ月にわずか3枚しか作られません。今回リニューアルした振袖のウェブページでは、一般的な大量生産の着物との違い、伝統の技術から生み出される彩琳の振袖を詳細にご紹介しています。
「彩琳の振袖」の特徴
現代の成人式や卒業式で着用されている振袖のほとんどは、インクジェットプリンターにより着色が行われた効率的な大量生産品が主流です。一方で日本伝統の技術によって作られる手描き友禅はわずか1%となり、大変希少となっています。
インクジェットプリンターによる着物は比較的安価で、時流に合わせた人気の柄の商品が大量に生産されることから、入手しやすい一方で、成人式や卒業式・結婚式といった人生の節目においては本当に良い物を着たい、と考える方も増えており、芸能人・著名人の方も彩琳の振袖をお選びいただいております。
彩琳はこうした想いを叶えられる、伝統的な手仕事による京友禅を制作している数少ない業者です。
特に彩琳を代表する振袖「藤井寛のきもの」は、染匠・藤井寛が描く繊細なグラデーション、独自の美しい世界観を持ち、これまでに上皇后美智子さま、皇后雅子さま、文仁親王妃紀子さま、眞子さまなど多くの皇室の方々にお召しいただいていることからロイヤルカラーと呼ばれ、高い評価をいただいております。
今回の振袖ページリニューアルのポイント
・単に完成品としての振袖商品ページではなく、その制作背景を詳細にご紹介
・厳選された素材に施される染匠と呼ばれる職人の手仕事を、工程をおって解説
・掲載している写真についても新規撮影を含め大幅に追加
振袖は成人式や卒業式など人生を寿ぐ日、節目の大切な日にお召しいただくものです。
時代を超えて愛される古典柄を中心に、品格と美しさを追求した永く愛せる作品をお作りしております。
彩琳株式会社について
「彩琳」は「染匠」と言われる京都手描き友禅の独特の仕事を60年以上続けています。
京都手描き友禅の着物は意匠の考案から下絵、糊置き、引染、挿友禅、仕上げまで、14、15の工程に分かれており、各工程専門の職人が代々受け継がれた高い技術を駆使して作り上げます。
代表作
・皇太后陛下 御訪問着(瑞雲重ね)制作従事
・紀宮様 御振袖(雲取典麗彩重ね)制作従事
・秋篠宮妃殿下 御訪問着(山取松藤慶長文様)制作従事
・皇太子妃殿下 御振袖(王朝典雅扇)制作従事
・高円宮承子様 御振袖(松皮取慶長宝尽)
・高円宮絢子様 御振袖(琳派流水取四季草花)
・眞子内親王 御振袖(慶祥雲重)