石油・ガス産業向け通信衛星市場は、2021年までに11億米ドルの規模となる見込み

株式会社グローバル インフォメーションは、ノーザンスカイ・リサーチが発行した報告書「Oil & Gas via Satellite 2nd Edition (石油・ガス市場における衛星の利用：第2版)」の販売を開始しました。

石油・ガス産業向け衛星通信市場は、長期的に利益を生み出す市場であると、ノーザンスカイ・リサーチは予測しています。石油・ガス市場における帯域需要の世界的な高まり、そして石油・ガスの新興市場が、衛星通信への需要を拡大しています。

北海やメキシコ湾といった従来の石油・ガス市場が減速し、現在では、アジア、中南米、インド洋&太平洋地域における衛星通信需要の拡大がそれを補完しています。

「北米、欧州ではオフショア、オンショア共に、地上波の普及が進行しています。」と、ノーザンンスカイ・リサーチのアナリストで、当報告書の著者であるBradford Gradyは述べています。

「非在来型資源、深海、そして北海ルートにおいて、石油・ガス市場の活動が次に活発化すると見られます。大型船舶と遠隔地にある石油・ガス田がオンラインで結ばれるためです。こうしたオンショアおよびオフショアの遠隔地は、もっとも衛星通信サービスが必要になる場所とみられ、2021年までに、全体で11億米ドルを超える小売収益をもたらすと予想されています。」

また、帯域に対する需要も拡大する見通しで、2021年にはC/Kuバンドの97 TPEs 、HTS容量9.5 Gbps以上が必要になると見られます。

2021年までに、アジアおよび中南米における投資の増加によって、両地域の収益は北米を超える見込みです。

アジアおよび中南米の石油・ガス市場では、衛星通信事業者にとって、市場機会がもうすぐ拡大するでしょう。

市場調査レポート: 石油・ガス市場における衛星の利用：第2版
Oil & Gas via Satellite 2nd Edition
http://www.gii.co.jp/report/ns231621-oil-gas-via-satellite-2nd-edition.html
出版日: 2012年03月
発行: Northern Sky Research, LLC

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