【検証してみた!】顔認証型サーモカメラができること・できないこと

3月22日に首都圏を中心に緊急事態宣言解除されたが、3週間あまりで蔓延防止等重点措置が適用されることとなった。
変異種が増加し、未だに感染の勢いは衰えない。
エッセンシャルワーカーに代表されるテレワークができない職種の方々にとっては自分が感染しないか、周囲の健康状態は問題ないのか、気になっているだろう。
また、企業も従業員が安心して仕事に集中できるよう対策をうつ必要がある。
そんな不安を少しでも解消するために、毎日の体温チェックは欠かせない。
多くの企業では、検温にサーモカメラを使用しているが、では、サーモカメラはどのような状況で使用できるのか、検証してみた。

検証結果

検証結果
検証結果
アラート通知
アラート通知
どのカメラからの通知か確認できる
どのカメラからの通知か確認できる

上の表が示している通り、3mほど離れているところから、また、マスクや帽子を着用している状態からでも複数人を同時に認識し、スクリーニングを開始する便利な検温カメラである。
また、設定温度以上の体温を感知した場合はアラートも飛び、顔写真も残るため、発熱者を特定することも可能だ。
現在日本製、中国製、台湾製のサーモカメラが市場に出回っている。日本製は高額な製品が多く手が出しにくいとの声が聞かれる。中国製はカメラ単体では使用できない(別途専用PCが必要)ため、トータル金額が高くなりがちである。更にセキュリティ上のリスクが指摘されており、長期的に使用できるかが不透明である。
今回検証したVT-360は台湾製で、価格は比較的安価に設定され、セキュリティリスクの面でも安心感がある製品だ。今後は体温測定だけでなく勤怠管理アプリの開発も期待される。

なお、体表面の温度を測定するサーモカメラは通常医療用ではないため、正確な測定には接触型体温計使用することに注意が必要。


AIが記事を作成しています