動画で大きく変わる!動画をホームページで活用する10のポイント

2021-01-29 18:00

文章や写真だけでは演出できない、臨場感や複雑な内容、人物への親近感。動画はそれらをダイレクトに届けることができます。ホームページ上の動画コンテンツやYou Tubeが一般的になりつつありますが、導入にはコスト・労力が必要、ハードルが高いと思っていませんか?そのような側面もありますが、動画にはそれらを超えた多数のメリットがあります。動画が普及した背景、動画を活用するメリット・デメリット、動画をホームページで活用するポイントをまとめました。

文章や写真だけでは演出できない、臨場感や複雑な内容、人物への親近感。動画はそれらをダイレクトに届けることができます。ホームページ上の動画コンテンツやYou Tubeが一般的になりつつありますが、導入にはコスト・労力が必要、ハードルが高いと思っていませんか?そのような側面もありますが、動画にはそれらを超えた多数のメリットがあります。動画が普及した背景、動画を活用するメリット・デメリット、動画をホームページで活用するポイントをまとめました。

現代に動画が普及した理由として、次の3つが上げられます。1つ目は、インターネットの通信速度が高速化し、動画をストレスなく視聴できるようになったことです。2つ目は、You Tubeに代表される動画サイトの普及。総務省が公表した「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」では、調査の対象となった男女1500人のうち、68.7%の人がYou Tubeを利用していることが明らかになりました。

参照:情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査

3つ目は、パソコンやスマートフォン、タブレット端末などの動画を視聴できるデバイスの普及。特にパソコンやスマートフォンの各家庭の保有率は過半数を超えています。新聞の購買率・テレビの視聴率が下がった代わりに、スマートフォン等を通じたインターネット・電子書籍・動画サイトの利用者が増えています。ユーザーの動画の視聴時間は、大幅に伸び続けています。

また、動画を制作する際も、手持ちのスマートフォン・デジカメで、比較的高画質の動画を撮影できるようになりました。編集作業も、高価なソフトを購入せずにPCやスマートフォンのアプリで行うことが可能です。それらの変化により、動画コンテンツをマーケティングに利用する企業が増えています。

動画を活用する8つのメリット

動画を活用することにより多数のメリットを、大きく8つに分類しました。

1.情報量が多い
視覚と聴覚から情報を提供できるため、写真や文章だけのコンテンツと比較して、短時間でより多くの情報を伝えます。また、細かいニュアンスまで表現し、多くの複雑な情報を分かりやすくし、臨場感を演出。人物が出演する場合、親近感や信頼感をアップする効果があります。

2.拡散されやすい
FacebookやインスタグラムなどSNSと相性が良く、タイムライン上に流れてきた動画を拡散し、より多くの人々の目に触れる可能性がアップします。

3.反響率がアップ
動画コンテンツをホームページに貼ることにより、反響率(コンバージョン)・成約率が向上します。

4.記憶に残りやすい
動画で表現することにより、直観的に理解し、印象に残すことができます。

5.ホームページの魅力を高める
ホームページに動画を貼ることにより、目新しさや見栄えの良さを演出。インパクトを演出し、他社のホームページと差別化することができます。

6.省スペース化
動画にすることによって、テキストや写真より小さいスペースで伝えます。

7.動画経由で自社ホームページに引き込むことができる
動画サイトのNo.1であるYouTube。YouTubeで動画を見た人が、そのままホームページに流入すると、ホームページのアクセス数が高まります。また、動画サイトにアップした動画を、ホームページに埋め込むことも可能です。

8.ページ滞在時間が伸びSEO対策になる
YouTubeがGoogleの傘下に入っているため、検索エンジンで動画コンテンツが優位となる場合があります。また、Googleは検索順位を決定するために「ページ滞在時間」という考え方を採用。ユーザーが長く滞在したページは良いページと判断され、検索結果の上位に表示されます。

動画を活用するデメリット

動画制作のデメリットは、制作コスト・労力がかかること。特に、初めての動画の場合、撮影・編集のノウハウが必要となり、費用・時間が必要です。

また、低品質だとホームページのイメージを損ねる可能性があります。アピールが届かないばかりか、企業イメージを低下させることもあるため、クオリティが必要です。

動画制作における10のポイント

1.伝えたい内容を決める
情報量が多すぎると伝わらないこともあるので、どの内容をPRしたいのかを決めましょう。ポイントはしぼり、シンプルで明確に、短い時間で伝えたいことを最大限に。

2.動画の目的が一目で分かるようにする
ユーザーにすぐに動画の目的が分かるように、工夫しましょう。再生されるまでに時間がかかったときに、離脱されないように心がけます。

3.ターゲットの決定
動画を視聴した前後にどのような変化を起こしたいかを考えた上で、どの距離感にいるユーザーに何を伝えるかを決定。年齢・性別・居住地・職業や、ライフスタイル等のペルソナ像を描いておきましょう。

4.動画の目的に応じたKPIの設定
動画の目的により、クリック数・視聴時間・視聴回数をKPIとするのか異なるため、適したKPIを設定しましょう。

5.ホームページのデザインに違和感がない
ホームページ上で違和感がなく、動画により魅力を演出できているか確認しましょう。

6.目的別に複数の動画を作成する
用途によって複数の動画を作成すると、ピンポイントで効果的にPRが可能。例えば、企業説明・製品PR・使用方法・カスタマーレビューなどが上げられます。

7.検索エンジンに内容をアピール
検索エンジンは、動画単体では内容を理解できません。動画の内容を検索エンジンに理解させるため、タイトルや説明文に動画の内容を明記しましょう。

8.動画の容量を確認
動画の容量によっては再生までに時間がかかる場合も。正しい拡張子・解像度・ファイル圧縮機能や、YouTubeなどの動画再生サービスを使用し、余計な部分を削って再生までの時間を短縮しましょう。

9.ちょうど良い再生時間
短すぎるとポイントが伝わらず、長すぎると何を伝えたいか分からないと思われ、ユーザーが飽きてサイトから離脱します。ユーザーの興味や知識レベルに合わせて時間を決めましょう。

10.スマートフォンに対応させる
スマートフォンの場合はデータ通信量を気にするユーザーも多く、ページにアクセスした瞬間に動画が流れる設定は敬遠されることも。PC用のページでは自動再生にして、スマートフォン用は動画を非表示に。スマートフォン用のビジュアルを作成しましょう。

どんな動画を制作する?動画活用の具体例

企業が動画制作をする目的で一番多いのが、認知度の向上。それ以外にも、ブランディング・興味の促進・商品理解・購入の判断・購入後のサポートなど、様々なステップにいるユーザーに対して動画を導入することができます。

以下は、具体的な動画の活用例です。

商品や企業のアピール(直接的でないストーリー仕立て、セール告知やキャンペーンも)

使用方法やHOWTO

アップデート

ビフォーアフター

お客様のレビュー

Q&A

関係構築のための定期配信(ミニドラマやシリーズで展開し、接点を持ち続ける)

代表や従業員など人物紹介

イベント・セミナー・展示会紹介

従業員向け教育コンテンツ

様々な目的で、動画を使用することにより、効果的にユーザーに働きかけます。

まとめ
動画は、テキストや写真では発揮できない大きな効果を秘めています。情報を分かりやすくダイレクトに伝え、新たなユーザーとの接点をつくり、SEO対策にもつながります。新たなチャレンジをすることにより、思いがけない発見や反響があるかもしれません。ホームページ制作において効果が高いと思われる内容は、動画制作に挑戦してみませんか?

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