家畜および家禽向けの光合成細菌培養液混合飼料　 「ミトコンパワー」を4月2日に新発売　

ネオファーマジャパン株式会社(本社：東京都千代田区、代表取締役社長：河田 聡史、以下「ネオファーマジャパン」)とDSファーマアニマルヘルス株式会社(本社：大阪府大阪市、代表取締役社長：中島 毅)は、ネオファーマジャパンが製造販売する家畜、家禽向けの光合成細菌培養液混合飼料「ミトコンパワー」を4月2日に新発売することとなりましたのでお知らせします。

ミトコンパワー１

「ミトコンパワー」は、5-ALA (5-アミノレブリン酸)を配合した天然物由来の混合飼料です。生体では、大部分のエネルギー産生をミトコンドリアで行っています。5-ALAは、ミトコンドリア内でのエネルギー産生および赤血球が酸素を運搬するために必要不可欠の物質であり、これらの働きを強化することにより代謝の活性化による成長の促進、貧血の改善、免疫性の向上、繁殖成績の改善などが期待できます。
両社は、この5-ALAを含有する「ミトコンパワー」を販売することで、家畜の生産性向上に寄与していきたいと考えています。

発売品目　：ミトコンパワー
主要成分　：5-ALA(5-アミノレブリン酸)
発売予定日：2018年4月2日(月)
働き　　　：1.成長促進
　　　　　　2.飼料要求率の改善
　　　　　　3.赤血球の増加

ミトコンパワーは、5-ALA(5-アミノレブリン酸)を配合した天然物由来の混合飼料です。

5-ALAは、もともと生体内に存在するアミノ酸の一種で、動物のミトコンドリア内で産生され代謝に深く関わっている物質です。5-ALAは8分子集まり、そこに鉄が結びつくと「ヘム」という物質になります。ヘムはミトコンドリア内でエネルギー産生を行うために必要なシトクロムの構成要素となります。また、ヘムはグロビンと結合して赤血球内で酸素の運搬を補助するヘモグロビンになります。5-ALAは、合成が難しい物質でしたが、光合成細菌による大量培養の生成が確立され、家畜への給与が可能になりました。家畜においては成長の促進、貧血の改善、免疫性の向上、繁殖成績の改善などが期待されています。

2016年5月に設立したUAE(アラブ首長国連邦)に本社を持つグローバル製薬企業の日本法人で、医薬原薬・中間体の製造を手掛けています、親会社のNeopharma LLCは、中東、北アフリカ、中央アジア、東南アジア、南米、ロシアなどでジェネリック医薬品の普及を推進しています。また、ネオファーマジャパンは、現在、世界でも注目され始めている5-ALA(5-アミノレブリン酸)を用いて、医薬品・食品・飼料・肥料分野の開発を日本および世界で取り組んでおります。今後も5-ALAの特性を利用した事業展開を積極的に行い、人々の豊かな生活に貢献していきます。
詳細はホームページをご覧ください。http://www.neopharmajp.co.jp/

DSファーマアニマルヘルス株式会社は、動物たちの健康を支えることで、人々の笑顔あふれる暮らしに貢献する企業として、2010年7月に大日本住友製薬株式会社の事業部門から分社化し、設立された研究開発型の動物用医薬品メーカーです。当社は70余年の及ぶ動物薬事業を通じて培った経験と実績を基礎に、人と動物の絆を支える「コンパニオンアニマル事業」、人々の豊かな生活を支える「畜水産事業」、確定診断に必要不可欠な「臨床検査事業」を展開しています。
詳細はホームページをご覧ください。 https://animal.ds-pharma.co.jp/

ミトコンパワー２

５ALA説明図1

５ALA説明図2