神戸・垂水「こども編集部」保護犬・保護猫活動団体さんと、協働プロジェクト進行中!
遺棄される犬・猫を減らすため、私たちに何ができる?
神戸・塩屋に拠点を置く「こども編集部」は、おもに小学5年生〜中学3年生のこども達が、取材・編集といったメディアづくりを通じて、自分の“好き”を見つける活動をしている団体です。
プロのカメラマン・ライターらからなる「大人サポーター」がサポートする中、地元企業や個人の方からの依頼を受けてチラシやパンフレットの制作をしたり、色々な職業を持つ大人を講師に招き、お話し会やワークショップを開催したりしています。
現在こども編集部では、神戸市北区で保護犬・猫活動を展開する特定非営利活動法人「りぐこうべ兵庫」さんとコラボし、「りぐこうべ兵庫」の理念をわかりやすく伝えるためのパンフレット作りを進めています。まずはその理念を詳しく知るため、1月28日(日)、「りぐこうべ兵庫」代表・佐溝広美さんをお迎えし、神戸市須磨区で取材会を行いました。
「りぐこうべ兵庫」では単に保護犬・保護猫を里親さんに譲渡するだけではなく、その先の犬・猫と飼い主の暮らしまで見据え、治療や正しいしつけをした上で、犬・猫と飼い主の正しい関係を作り上げるところまでサポートする点に、他の保護犬・保護猫団体さんとの違いがあります。
また昨今、高齢の飼い主の急な入院や施設入所などにより、ペットを手放さざるを得なくなるケースが増えていることを受け、新しい里親さんを探したり、里親の見つからないペットを終生、飼育したりするサポートを行っています。
取材会では、こども達から「犬は2頭で散歩しているときと、3頭で散歩しているときで、歩く速さが違うのはなぜ?」「犬を幸せにするためにできることは?」など、犬や猫の性質に関する疑問から、遺棄される動物を減らすための工夫まで、さまざまな質問が上がりました。
2003年に保護犬・猫活動をスタートした佐溝さんは、長年保護犬・猫に携わった経験から「ただ可愛がるだけでは“モノ”と同じ。万が一の災害のときにも一緒に避難できるように、きちんとしつけをして。人間も犬・猫もともに幸せになることを目指して」とアドバイス。こども達は、「自分も猫を飼っているけど、モノのように扱っていたかも」「首輪をつけるなど、いやがることでも命を守るには必要なんだ」など、多くの気づきを得ていました。
今後は、こども達が取材をした内容や、こども達の描いたイラストを使ってパンフレットを作成する予定です。作成したパンフレットは、高齢者施設や病院、地域包括支援センターなど、ペットを手放さざるを得ない状況にある人の目に触れやすい場所に設置する予定です。さらに「りぐこうべ兵庫」のサポートを受けて、ペット遺棄の危機を脱する人が1人でも増えるよう、「こども編集部」からもSNSなどを通じて発信していきます。
【団体概要】
団体名:こども編集部
所在地:複合商業施設heso. 神戸市垂水区塩屋町4丁目10-14
代表者:金井智美
設立:2020年4月
URL:https://kodomo-henshubu.com/ ※2022年度の活動でwebサイトを制作
事業内容:
・編集部事業
・キャリア事業
・地域部事業
・こどもの居場所事業
・地域食堂事業
・KOBEジュニアハイスクールクラブ所属(中学生メディア部)
・NPO法人オルタナティブヴィレッジの連携教室
【お客様からのお問い合わせ先】
公式LINE:https://lin.ee/a3Yeisj
e-mail:kids.editor2020@gmail.com
【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
こども編集部 代表 金井智美
e-mail:kids.editor2020@gmail.com