リモートワークの社員の健康状態がわかる リストバンド型バイタルセンサーで 心的ストレスレベルをオンラインでチェック
~「みまもりがじゅ丸(R)」の新メニューを2021年3月より提供開始~
株式会社NTTPCコミュニケーションズ(代表取締役社長:田中 基夫、以下「NTTPC」)はリモートワークの社員の健康状態がわかるリストバンド型バイタルセンサーで心的ストレスレベルをオンラインでチェックできるサービスを提供開始いたします。本サービスは「みまもりがじゅ丸(R)」の新メニューとして提供開始し、脈拍数と体温測定で社員の心的ストレスを見える化し、企業のラインケアに活用できます。
1.背景と目的
新型コロナウイルス感染症拡大に伴いリモートワークが急速に拡大しています。これにより、出社する場合と比べて上司と部下とのコミュニケーションが不足するなどさまざまな課題が顕在化し、社員の健康状態への影響が懸念されています。
NTTPCはこれまで「みまもりがじゅ丸(R)」で、熱中症対策として脈拍・体温の数値化を通して身体的ストレスの見える化を実現し、フィールドワークのラインケアに貢献してきました。このたび、これまでの身体情報の数値化ノウハウを活用して、リモートワークの社員の心的ストレスを見える化し、リモートワーカーのラインケアをサポートいたします。
2.本サービスの特長
リストバンド型バイタルセンサーを活用することで利用者本人が意識することなくデータを数値化することができます。計測したデータはセルフチェックでの活用はもちろん、オンラインでチェックできるのでラインケアへの活用や、サマリーデータを組織経営に活用できます。
特長1.心的ストレスを見える化
収集した脈拍データと、過去に計測した脈拍の平常時データを組み合わせて解析(※)し、心的ストレスを3段階(通常・軽いストレス状態・ストレス状態)で表現
※ストレスを受けることにより自律神経への影響があります。自律神経の状態は、脈拍(心拍)の揺らぎから判断することが可能です。本機能においては、この脈拍の揺らぎからストレスのかかり具合を予測し、さらに個人ごとの平常時データを加え、独自に統計処理を実施しております。
なお、本統計処理に関しては、外部の研究機関の協力のもと構築をしております。
特長2.発熱状態など健康状態をオンラインで把握
本人の申告や計測を行うことなく脈拍から体温を予測し平熱との差異(※)を算出。発熱状態などの社員の健康状態をオンラインで把握可能
※脈拍数から体温を予測換算し算出しております。そのため、実測式体温計との誤差が出る可能性があります。実際の体温計測は、実測式体温計等をご利用くださいますようお願いいたします。
特長3.導入のしやすさ
一人からでも利用可能で企業規模に関わらずチームやグループ単位など少人数からリーズナブルに導入可能
3.価格・提供構成
※既存サービスであるフィールドワーク向け「みまもりがじゅ丸(R)」ご利用のお客さまは、新たにご契約が必要です。
※同上の「みまもりがじゅ丸(R)」のバイタルセンサーはご利用になれません。専用のバイタルセンサーが必要となります。
※同上の「みまもりがじゅ丸(R)」における「標準(マルチタイプ)」・「標準(シングルタイプ)」・「標準(シングルタイプ):シンプル」についての変更はございません。
4.今後の展開
2021年1月下旬以降、法政大学大学院藤村博之教授と健康経営をテーマとした本機能の更なる高度利用の共同実験を予定しております。
※「みまもりがじゅ丸(R)」は、ヘルスケアサービスです。医療機器とは異なります。
※「みまもりがじゅ丸(R)」は、疾病を予防するサービスではありません。利用者のバイタルデータを取得し、平常時の状態との違いをお知らせするサービスです。
※「みまもりがじゅ丸(R)」は、疾病を診断するサービスではありません。熱中症や頻脈などの症状を診断することはできませんのでご注意ください。