発達障害に関わる人にオススメの書籍

『友だち作りのSST―自閉スペクトラム症と社会性に課題のある思春期のためのPEERSトレーナーマニュアル』

友だちはほしいけれど不安やこだわりで前に進めなくなってしまう,思春期の複雑な対人関係を前に立ちすくんでしまう……発達障害の特性のなかでも人との関係に課題を抱えている子どもたちに,友だち作りのソーシャルスキルを提供する「PEERS(Program for the Education and Enrichment of Relational Skills)」。「PEERS」には他のプログラムにはない4つの特徴がある――①自閉スペクトラム症をはじめとする社会性に課題のある子どもたちが苦手とするスキルにフォーカスしていること,②思春期の子どもを対象にしていること,③子どもと保護者の同時参加によってスキルの般化を目指すこと,④プログラムの効果が科学的に証明されていること。
さらに「PEERS」では2つの場面で体験しながら友だち作りのスキルを学ぶ――①家庭では親子でいっしょにホームワークに取り組む,②グループセッションでは仲間たちのロールプレイや行動リハーサルを通して自分を振り返るフィードバックを受ける。 ひとつひとつ課題をクリアできるように設計された全14セッションをトレーナーといっしょにこなしていけば,学んだことを学校でもすぐに応用できるなど,親子で効果を実感できる工夫があちこちに盛り込まれ,保護者と思春期・青年期の子どもたちに向けて「PEERS」の内容をまとめた『友だち作りの科学』(2017)と併用すれば,もっと上手にもっと効果的に「PEERS」を使いこなせるようになる。友だちを見つけて楽しく明るく日々を送るための,友だち作りがみるみる身につく「PEERS」トレーナーマニュアル!


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