~公共交通事業者向け検索サービス「MovEasy」と 「列車運行状況表示装置」を連携~ IGRいわて銀河鉄道「リアルタイム運行情報サービス」開始
ジョルダン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤 俊和、以下 ジョルダン)は、3月25日(土)より、ジョルダンが開発・提供する公共交通事業者向け検索サービス「MovEasy(ムーブイージー)」とIGRいわて銀河鉄道株式会社(本社:岩手県盛岡市、代表取締役社長:浅沼 康揮、以下 IGRいわて銀河鉄道)が所有する「列車運行状況表示装置(TID)」※1を連携してリアルタイム運行情報サービスの提供を開始します。
リアルタイム運行情報サービスでは、これまで鉄道事業者内部でしか利用ができなかった鉄道の在線位置や遅れ等の情報を、他システムでも利用しやすいGTFS※2形式のデータに変換して「MovEasy」によってWebサービスとすることで、乗客向けに情報配信を可能とし、鉄道事業者向けにもパソコンや駅係員が携帯する端末へリアルタイムに情報を提供します。さらに、将来的なスマートシティの実現に向けた、リアルタイム運行情報データの活用にも貢献できます。
本技術は、これまで活用が難しかった「列車運行状況表示装置(TID)」との連携を汎用的におこなえる画期的な技術となっています。ジョルダンは、今後も公共交通事業者の課題を解決するソリューションを提供し、スマートシティの実現をサポートします。
※1 鉄道において列車の走行位置や遅れなどの情報を提供するための装置です。
※2 公共交通機関の時刻表等に関する世界標準のデータフォーマットです。
「MovEasy」と「列車運行状況表示装置(TID)」の連携イメージ
リアルタイム運行情報サービス紹介
IGRいわて銀河鉄道公式サイト( https://igr.jp/ )からアクセスできます。
URL : https://igr.jorudan.biz/ja/
対応言語: 日本語、英語、中国語繁体字、中国語簡体字、韓国語
IGRいわて銀河鉄道について
2002年12月、東北新幹線が盛岡から八戸へ延伸されたことに伴い、JR東日本から経営分離された旧東北本線のうち、盛岡から目時間の経営を引き継いだ第三セクターとして発足しました。
沿線には、現在、約40万人が生活をしており、通勤、通学、通院をメインとし、1日12,000人を超えるお客さまの「生活路線」としてご利用いただいています。また、日本の鉄道貨物輸送の大動脈としての役割を担い、1日約50本の貨物列車が運行されています。
ジョルダンについて
1979年12月に設立したジョルダンは、乗換案内を中心とするソフトウェア開発や携帯コンテンツ事業を軸に、旅行業などのビジネスを展開し組み合わせることで、「移動に関するNo.1 ICTカンパニー」としての地位を確立することを経営戦略として掲げています。ジョルダンの主要サービスである「乗換案内」のスマートフォンアプリは累計 4,000万ダウンロードを越え、多くのユーザーの「移動」をサポートしています。また、2018年7月、J MaaS株式会社を設立し、交通サービスのプラットフォームへの参画企業を募るなど、MaaSビジネスを積極的に展開しています。
MovEasy(ムーブイージー)とは
「MovEasy」は、鉄道やバスなどの交通事業者の公式サイトで活用可能なクラウド型のWebサービスです。
鉄道、バス事業者向けのソリューションとしてパッケージ化することで、サービス開始までの開発期間短縮を可能にし、さらに、各運行エリア/地域ごとの目的、特性に合わせ、設定の調整やカスタマイズ可能なWebサービスとなっております。
本サービスと交通事業者の公式ホームページを連携するだけで、「時刻表表示」・「経路検索」・「バスロケーション表示」・「リアルタイム運行情報表示」などの機能を多言語でお客様へご案内することが可能となります。
MovEasyは、“移動を楽しくする”ことをキーワードに、(1) 検索のしやすさ、(2) 分かりやすく、見やすい表示、(3) 公共交通の活性化に貢献を目的とし、より多くの「地域住民」に公共交通の利用を促し、さらには「訪日外国人客を含む観光客」へ快適な移動を提供可能です。
「MovEasy」紹介サイト: https://biz.jorudan.co.jp/service/moveasy.html
※本書面の情報は掲載日時点の情報です。
※本書面で利用している画像は開発時点での画面であり、実際と変わる場合があります。
MovEasyに関するお問合せ先
ジョルダン株式会社 法人営業部
担当 : 小川/清野/荒木
TEL : 03-5369-4052
E-mail: moveasy-ml@jorudan.co.jp