ニチガス・SMAS、EVを活用した新たなLPガス搬送の協同実証実験を開始

～地域の脱炭素実現に向け、LPガス営業を軽貨物EVでトライアル～

2023-03-08 12:45

日本瓦斯株式会社(以下、ニチガス)と住友三井オートサービス株式会社(以下、SMAS(エスマス))は、共同で軽貨物EVにLPガスボンベを搭載できるよう改造した車輌での、LPガス営業のトライアル運用を開始いたしました。

ニチガスは、このトライアルを通じて、LPガス営業車輌の環境対応及び小型化による効率化・事故削減を早急に目指すとともに、地域の脱炭素を実現すべく、地域に密着した活動が中心となる地元LPガス事業者さまへ本EVの車輌提供も目指してまいります。LPガス業界における営業車輌のEV化を進めるとともに、ガスと電気のセット提供によるエネルギー利用の最適化と、充電器や蓄電池、太陽光パネル等のインフラ整備及び地域のエネルギーマネジメント、緊急時の電力供給体制を、地域の皆さまとともに構築してまいります。

SMASは、お客さま個々のニーズに合った最適な車輌の提供によって、お客さまのさらなる満足と感動を提供すべく挑戦を続けています。今回のトライアルにおいても、EV車輌の提供だけでなく、ニチガスと共同してLPガスボンベ搭載ニーズに必要な改造を施し、リース提供しています。
ニチガスとSMASは、LPガス事業者さまにおけるEV利活用の普及をあと押しすることで、地域の皆さまとともにサステナブルな社会を目指してまいります。

【参考】軽EV概要
●トライアル拠点：ニチガス　西東京営業所
●EV車輌　　　　：三菱ミニキャブ・ミーブ1台
●仕様　　　　　：LPガス営業・運搬仕様
　　　　　　　　　搭載可能なボンベは最大2本、大きさは50kg・30kgに対応