メディケア生命調べ 若手は「伝えるコツ」が掴めず苦労しがち? 若手が職場のベテランに足りないと思う能力 1位は「気持ちを察する力」
~~若手とベテランの仕事に関する意識調査~~
メディケア生命保険株式会社(http://www.medicarelife.com/)(本社:東京都江東区、取締役社長:高尾 延治)は、「若手とベテランの仕事に関する意識調査」をインターネットリサーチにより、2017年5月19日~5月23日の5日間において実施し、全国の20歳~29歳の社会人歴5年未満の若手500名と40歳~59歳の社会人歴15年以上のベテラン500名、計1,000名の有効サンプルを集計いたしました。(調査協力機関:ネットエイジア株式会社)
==調査結果==
◆急な残業は若手のやる気を削ぐ?若手のモチベーション1位「就業時間内」2位「計画通り」
◆ベテランのモチベーション 1位「レベルの高い仕事」2位「成果に見合った給料」3位「お客さまからの感謝」
全回答者(1,000名)に、どのようなことで仕事のモチベーションが上がるか聞いたところ、若手(500名)では、「就業時間内に業務を完遂すること」が28.6%で最も高く、次いで、「事前の計画通り業務を完遂すること」27.6%、「難易度の高い業務を完遂すること」26.8%、「一緒に働くメンバーに感謝されること」26.2%、「お客さまに感謝される/笑顔がみられること」25.0%が続きました。一方、ベテラン(500名)では、「難易度の高い業務を完遂すること」が30.0%で最も高く、次いで、「成果に見合った給料が貰えること」28.2%、「お客さまに感謝される/笑顔がみられること」27.6%、「事前の計画通り業務を完遂すること」27.0%、「就業時間内に業務を完遂すること」20.8%が続きました。若手はベテランより給料ではモチベーションが上がらず、また、就業時間内に終わることや計画通り終わることで仕事のモチベーションが上がるという人が多いようで、若手が仕事以外の時間を有意義に使いたいと考えている様子が垣間みえる結果となりました。一方、ベテランでは、レベルの高い仕事に携わることやきちんとした評価を得られることで仕事のモチベーションが上がる人が多いようです。
◆「大事な会議」と「急病の家族」だったらどちらを優先?若手もベテランも“家族を優先”が多数派
◆友人の結婚式の日に仕事でトラブル!若手もベテランも6割強が結婚式を優先
若手とベテランで仕事に対する姿勢や意識にはどのような違いがあるのでしょうか。全回答者(1,000名)に、仕事とプライベートでどちらかを選ぶシーンを提示し、それぞれどちらを優先させるか聞きました。
まず、≪「大事な会議」と「急病の家族の病院への送迎」のどちらを優先させるか≫では、若手(500名)は「大事な会議を優先する」が26.6%、「急病の家族の病院への送迎を優先する」が73.4%となり、ベテラン(500名)は「大事な会議を優先する」が17.0%、「急病の家族の病院への送迎を優先する」が83.0%となりました。「急病の家族の病院への送迎を優先する」と回答した人の割合は若手よりもベテランのほうが10ポイント近く高い結果となったものの、若手とベテランのどちらも家族を優先するほうが多数派となりました。
また、≪「トラブル対処のための休日出勤」と「友人の結婚式参列」のどちらを優先させるか≫では、若手は「トラブル対処のための休日出勤を優先する」が38.8%、「友人の結婚式参列を優先する」が61.2%となり、ベテランは「トラブル対処のための休日出勤を優先する」が36.6%、「友人の結婚式参列を優先する」が63.4%となりました。若手とベテランのどちらも、休日出勤よりも友人の結婚式を優先させたいと考えているようです。
◆若手よりもベテランは上司の誘いを上手にかわす?「上司より気になる異性との食事を優先」ベテランの6割半
◆帰る間際にお願いされた「急な残業」VS「自己投資」 若手もベテランも「習い事の予定を断って残業」が多数派
◆「上司の送別会」VS「趣味に関する限定イベント」
多数派は若手もベテランも「上司の送別会を優先」、でも、ベテランの4割半は「趣味のイベントを優先」と回答
続いて、≪「上司からの食事のお誘い」と「気になる異性からの食事のお誘い」のどちらを優先させるか≫では、若手は「上司からの食事のお誘いを優先する」が39.6%、「気になる異性からの食事のお誘いを優先する」が60.4%となり、ベテランは「上司からの食事のお誘いを優先する」が33.4%、「気になる異性からの食事のお誘いを優先する」が66.6%となりました。若手とベテランのどちらも上司との食事よりも気になる異性との食事を優先させるのが多数派となっており、「気になる異性からの食事のお誘いを優先させる」と回答した人の割合は若手よりもベテランのほうが6.2ポイント高い結果となりました。
また、≪「急にお願いされた残業」と「スキルアップのための習い事の予定」のどちらを優先させるか≫では、若手は「急にお願いされた残業を優先する」が74.2%、「スキルアップのための習い事の予定を優先する」が25.8%となり、ベテランは「急にお願いされた残業を優先する」が78.0%、「スキルアップのための習い事の予定を優先する」が22.0%となりました。食事のお誘いとは異なり、残業とスキルアップの機会とでは、若手もベテランも仕事を優先させる人のほうが多いようです。
さらに、≪「上司の送別会」と「趣味に関する限定イベント(例:好きなアイドルの解散コンサートなど)」のどちらを優先させるか≫では、若手は「上司の送別会を優先する」が58.4%、「趣味に関する限定イベントを優先する」が41.6%となり、ベテランは「上司の送別会を優先する」が54.8%、「趣味に関する限定イベントを優先する」が45.2%となりました。若手とベテランのどちらも、趣味のイベントを優先させたいと考えている人よりも、上司の送別会を優先させようと考えている人のほうが多いようです。
◆働き方改革は若手を刺激?「週休3日制」や「プレミアムフライデー」賛成派はベテランより若手に多い
「週休3日制」に賛成の若手6割、「プレミアムフライデー」は5割弱
◆若手よりベテランが職場のシニアパワーに期待!ベテランの過半数が「高齢者の就業」の推進に賛成
全回答者(1,000名)に、勤務先での働き方の変化についての項目を提示し、それぞれ賛成するか聞いたところ、賛成と回答した人の割合は、「育児などを機に離職した女性の復職制度を推進する」では若手64.0%、ベテラン60.8%と若手もベテランも6割以上となり、「育児や介護に伴う転勤制度の見直しを推進する」では若手59.4%、ベテラン59.6%とどちらも約6割となりました。育児を理由に職を離れた女性の復職を後押しすることや育児・介護を行う女性の事情を考えて制度を見直すことに対しては、若手とベテランのどちらも賛成派が多い結果となりました。
若手とベテランで賛成派の比率に差がみられた項目についてみていくと、「週休3日制を導入する」(若手59.4%、ベテラン48.6%)や「プレミアムフライデーを導入する」(若手48.4%、ベテラン34.2%)では、ベテランと比べて若手のほうが賛成と回答した人の割合は高くなりました。週休3日制やプレミアムフライデーといった最近注目されている制度については、賛成派は若手に多いようです。また、「年功序列制の廃止を推進する」(若手40.0%、ベテラン32.4%)でも、ベテランと比べて若手のほうが賛成と回答した人の割合は高くなりました。
一方、「高齢者の就業を推進する」(若手34.4%、ベテラン51.8%)では若手と比べてベテランのほうが賛成と回答した人の割合は高くなりました。
◆ベテランの4割強は「社内恋愛」の経験者、社会人歴5年未満の若手でも4人に1人
◆社内恋愛と社内結婚 「無条件でアリ」と考えるのはベテラン、「仕事に影響がなければアリ」は若手に多い
◆社内結婚をした2人が同じ職場で働くのは「アリ」だと考える若手は8割強、ベテランよりも多い結果に
若手とベテランは社内恋愛や社内結婚についてどのように考えているのでしょうか。まず、全回答者(1,000名)に、≪社内恋愛の経験があるかないか≫聞いたところ、「ある」は若手(500名)24.0%、ベテラン(500名)43.6%となりました。社会人歴5年未満の若手でも4人に1人は社内恋愛をすでに経験しているようです。
次に、社内恋愛や社内結婚についての意識を聞いたところ、≪社内恋愛はアリかナシか≫では、「アリ(肯定派)」と「仕事や人間関係に影響がなければ、アリ(条件付き肯定派)」を合計した『肯定派(計)』は若手85.6%、ベテラン89.4%となり、≪社内結婚はアリかナシか≫では、『肯定派(計)』は若手87.8%、ベテラン91.6%となりました。若手もベテランも、社内恋愛や社内結婚には肯定的なようです。
しかし、詳しくみていくと、若手とベテランでは意識の違いがみられ、社内恋愛も社内結婚も、条件なしにアリと考えるのは若手(社内恋愛30.2%、社内結婚37.4%)よりもベテラン(社内恋愛42.4%、社内結婚52.0%)に多く、仕事や人間関係に影響がなければアリと考えるのはベテラン(社内恋愛47.0%、社内結婚39.6%)よりも若手(社内恋愛55.4%、社内結婚50.4%)に多いということがわかりました。
他方、≪社内結婚をした2人が同じ職場で働き続けることはアリかナシか≫については、『肯定派(計)』は若手83.2%、ベテラン77.4%となりました。社内恋愛や社内結婚それ自体ではなく、社内結婚をした2人が同じ職場で働き続けることについては、ベテランと比べて若手のほうが肯定的にとらえているようです。
◆将来出世したら最高でこのくらいの年収を貰えると思う 若手の予想額は平均886万円、ベテランでは920万円
◆将来、最低でもこのくらいの年収はほしい!若手の希望額は平均456万円、ベテランよりも64万円低い結果に
全回答者(1,000名)に、将来、(今よりも)出世した場合、最高でこのくらいは貰える、と思う年収額を聞いたところ、若手(500名)では、「年収500万円」(16.4%)や「年収1,000万円」(15.0%)などに回答が集まり、平均額は886万円となりました。
一方、ベテラン(500名)でも、「年収500万円」(12.4%)や「年収1,000万円」(22.0%)などに回答が集まりましたが、「年収1,000万円」と回答した人の割合は若手(15.0%)よりも高く、ベテランでは5人に1人以上となりました。ベテランが予想する平均額は920万円となり、若手とベテランで平均額を比べてみると、ベテランのほうが34万円高い結果となりました。物心ついたときから不景気な世の中をみてきたためか、若手のほうが将来の給料に期待していない人が多いのかもしれません。
続いて、将来、最低でもこのくらい貰わなければ、と思う年収額を聞いたところ、若手では、「年収200万円」(17.0%)や「年収400万円」(20.0%)などに回答が集まり、平均額は456万円となりました。
一方、ベテランでは、「年収400万円」(13.8%)や「年収600万円」(16.4%)などに回答が集まり、平均額は520万円となりました。若手とベテランで平均額を比べてみると、若手のほうが64万円低い結果となりました。
◆若手もベテランも「業務中にお菓子・飲み物」や「休憩中に昼寝」でリフレッシュ
◆ベテランの4人に1人が「午前休や時間休をとって出勤」でリフレッシュ
若手にとっては「休憩中にゲーム」も息抜きに?若手の3割弱が実践
◆若手もベテランもNGだと思うリフレッシュ方法は同じ
ワースト3は「休憩中にノンアルコールビール」「休憩中にカラオケ」「業務中に私用のメール・チャット」
◆若手とベテランで意識にギャップ 「エクストリーム出社」はNGだと思うベテランは2割で若手の約2倍に
仕事で疲れたときや息抜きのときなどに行うリフレッシュ方法に、若手とベテランで違いはあるのでしょうか。全回答者(1,000名)に、平日のリフレッシュについて、やったことのあるリフレッシュ方法を聞いたところ、若手(500名)もベテラン(500名)も「業務中にお菓子を食べる・コーヒーやお茶を飲む」(若手47.0%、ベテラン64.8%)や「休憩中に昼寝する」(若手40.0%、ベテラン53.4%)が上位1位2位になりました。
若手とベテランを比較してみると、「休憩中にゲームで遊ぶ」(若手28.4%、ベテラン14.8%)ではベテランと比べて若手のほうが高く、ゲームをリフレッシュのための効果的な手段としている若手が少なくないようです。一方、「思い切って午前休や時間休をとってから出勤する」(若手15.0%、ベテラン26.0%)では若手と比べてベテランのほうが高くなりました。“業務中のお菓子・コーヒー”や“休憩中の昼寝”でもベテランのほうが高くなっていましたが、ベテランは、上手に息抜きもして日々の仕事に臨んでいるようです。
また、平日のリフレッシュについて、これはNGだと思うリフレッシュ方法を聞いたところ、若手もベテランも「休憩中にビールテイスト飲料(ノンアルコールビール)を飲む」(若手37.6%、ベテラン34.4%)や「休憩中にカラオケに行く」(若手31.2%、ベテラン34.4%)が上位1位2位になりました。休憩中ではあっても、ノンアルコールビールやカラオケは好ましく思わない人が多いようです。
若手とベテランを比較してみると、「レジャーをしてから出勤する(エクストリーム出社)」(若手11.6%、ベテラン20.8%)では若手と比べてベテランのほうが高くなりました。リフレッシュのためであっても、出社前に疲れてしまうようなことをするのを好ましく思わないベテランは少なくないようです。
◆プレミアムフライデーで仕事が早く終わったら何をする?
若手のトップ3「買い物」「睡眠」「マッサージ・エステ」、ベテランでは「家族と過ごす」「買い物」「飲み会」
◆理想的な連休の過ごし方 若手もベテランも1位は「旅行」
若手とベテランでオフの理想の過ごし方に違いはあるのでしょうか。そこで、プレミアムフライデーで早く仕事が終わったとき、夏休みで連休がとれたときの2つのシーンのそれぞれについて、理想の過ごし方を聞きました。
まず、全回答者(1,000名)に、プレミアムフライデーで退社時間が早くなったら、どのように過ごすのが理想か聞いたところ、若手(500名)では、1位「買い物」28.0%、2位「睡眠(寝だめ)」23.0%、3位「マッサージ・エステ」22.0%となり、ベテラン(500名)では、1位「家族と過ごす」25.6%、2位「買い物」24.0%、3位「お酒・飲み会」17.4%となりました。
若手とベテランで比較してみると、「睡眠(寝だめ)」(若手23.0%、ベテラン11.8%)や「マッサージ・エステ」(若手22.0%、ベテラン12.2%)、「友人と過ごす」(若手19.8%、ベテラン10.4%)ではベテランと比べて若手のほうが高く、「家族と過ごす」(若手16.6%、ベテラン25.6%)では若手と比べてベテランのほうが高くなりました。プレミアムフライデーで早く仕事が終わることで生まれた時間を、若手は自分自身のメンテナンスや友人との時間に、ベテランは家族との時間に、それぞれ充てたいと考えているようです。
また、夏季休暇など連休がとれたら、どのように過ごすのが理想か聞いたところ、若手もベテランも、1位は「旅行」(若手46.8%、ベテラン50.6%)となりました。
若手とベテランで比較してみると、「友人と過ごす」(若手18.8%、ベテラン7.6%)ではベテランと比べて若手のほうが高く、「温泉」(若手23.6%、ベテラン30.4%)や「家族と過ごす」(若手20.0%、ベテラン24.0%)では若手と比べてベテランのほうが高くなりました。ベテランには、プレミアムフライデーで仕事が早く終わったときと同じく、連休がとれたときにも、家族との時間に充てたいと考える人が多いようです。
◆若手が感じる、職場のベテランの“すごい”ところ 3位「人脈」2位「社内での立ち回りの上手さ」、1位は?
◆若手は「伝えるコツ」が掴めず苦労しがち?若手がベテランに足りないと思う能力1位は「気持ちを察する力」
若手とベテランはお互いをどのように評価しているのでしょうか。若手(500名)に、職場のベテランの「すごい」と思う能力は何か聞いたところ、「業務知識・能力」が58.8%で最も高く、次いで、「社内での立ち回りの上手さ」36.0%、「人脈(顔の広さ)」34.2%、「顧客との駆け引きの上手さ」26.0%、「適切な言葉や表現を用いて、過不足なく情報を伝達できる力」25.4%が続きました。1位の「業務知識・能力」は6割弱の若手が回答しており、職場のベテランが持つ業務知識・能力を高く評価している若手が多い様子が窺えます。社内だけでなく、社外でのコミュニケーションも上手くとれているベテランをすごいと思う若手が多いことがわかる結果となりました。
では、若手がベテランに不足していると思うものはあるのでしょうか。職場のベテランに「足りない」と思う能力は何か聞いたところ、「気持ちを察する力」が19.2%で最も高く、次いで、「カリスマ性(一目をおかれる存在)」11.4%、「適切な言葉や表現を用いて、過不足なく情報を伝達できる力」11.2%、「社内での立ち回りの上手さ」と「失敗をリカバリーする力」がともに10.8%で続きました。若手とベテランでは、社会人としての経験値が異なり、人によっては親と子の年齢くらい離れていることもあるため、自分の気持ちを察してもらえないと感じてしまう若手も少なくないのかもしれません。また、コミュニケーションが不足していることで、自分の気持ちがわかってもらえていないと感じている若手もいるのではないでしょうか。
◆最近の若手のここが“すごい” 1位は「自分の意見を言えること」、「吸収力」や「責任感」も上位に
◆職場の若手に身につけてほしいこと 1位「業務知識・能力」2位「伝える力」3位「立ち回りの上手さ」
一方、ベテランは若手のことをどのように評価しているのでしょうか。ベテラン(500名)に、職場の若手の「すごい」と思うことを聞いたところ、「自分の意見を言える・通す力」が10.4%で最も高く、次いで、「業務知識・能力」10.0%、「様々なものから学びとることのできる吸収力」9.6%、「社内での立ち回りの上手さ」9.4%、「責任感(最後までやり遂げようとする意思)」9.2%が続きました。社会人歴が5年未満の若手であっても、吸収力の高さや責任感の強さがあったり、自分の意見を言うことができていたりすると、ベテランの目にもとまりやすく、“すごい”若手だと感じてもらえるようです。
また、職場の若手に「足りない」と思うことは何か聞いたところ、「業務知識・能力」が26.6%で最も高く、次いで、「適切な言葉や表現を用いて、過不足なく情報を伝達する力」20.8%、「社内での立ち回りの上手さ」18.2%、「何が課題なのかを正しく把握する力」17.2%、「気持ちを察する力」17.0%が続きました。社会人歴が浅いということがあるためか、ベテランの4人に1人以上が若手に「業務知識・能力」が足りていないと感じているようです。
◆理想のベテランのイメージ 若手回答、ベテラン回答ともに「天海祐希さん」がダントツ
若手が仕事を学びたい理想のベテラン 「イチローさん」と「タモリさん」がトップ3にランクイン!
最後に、理想のベテラン・理想の若手のイメージについて聞きました。
まず、若手(500名)に、理想のベテランのイメージについて、≪仕事を学びたい理想のベテランのイメージ≫を聞いたところ、自立した女性のイメージがあり上司役を演じることも多い「天海祐希さん」(42件)がダントツとなり、次いで、2位は野球界のベテランとして現在も現役で活躍している「イチローさん」(12件)、3位は落ち着いた物腰で芸能界のベテランとして知られる「タモリさん」(11件)、4位「ビートたけしさん」(9件)、5位「阿部寛さん」と「所ジョージさん」、「明石家さんまさん」(いずれも8件)となりました。
また、ベテラン(500名)に、≪お手本としたい理想のベテランのイメージ≫を聞いたところ、1位は「天海祐希さん」(37件)となり、次いで、2位「タモリさん」(16件)、3位「イチローさん」と「所ジョージさん」(ともに13件)、5位「ビートたけしさん」(10件)となりました。
≪仕事を学びたい理想のベテランのイメージ≫で上位3位に挙げられた「天海祐希さん」と「イチローさん」、「タモリさん」は、≪お手本としたい理想のベテランのイメージ≫でも上位3位に挙げられており、若手からもベテランからも“理想のベテラン”と考えられているようです。
◆ベテランが仕事を教えたい理想の若手 1位「福士蒼汰さん」2位「菅田将暉さん」3位「有村架純さん」
◆若手がお手本としたい理想の若手ランキング 1位「有村架純さん」2位「菅田将暉さん」3位「福士蒼汰さん」
続いて、ベテランに、理想の若手のイメージについて、≪仕事を教えたい理想の若手のイメージ≫を聞いたところ、1位は爽やかなイメージと誠実さで人気のある「福士蒼汰さん」(23件)となり、次いで、2位は様々な表情をみせる演技で人気のある「菅田将暉さん」(15件)、3位は親近感のあるイメージとストイックさを持ち女優として活躍している「有村架純さん」(8件)、4位「小栗旬さん」(7件)、5位「新垣結衣さん」(5件)となりました。
また、若手に、≪お手本としたい理想の若手のイメージ≫を聞いたところ、1位は「有村架純さん」(16件)となり、次いで、2位「菅田将暉さん」(14件)、3位「福士蒼汰さん」(12件)、4位「神木隆之介さん」(10件)、5位「広瀬すずさん」(8件)となりました。
≪仕事を教えたい理想の若手のイメージ≫で上位3位に挙げられた有名人は、≪お手本としたい理想の若手のイメージ≫でも上位3位に挙げられており、ベテランからは理想の若手として、若手からはお手本としたい理想の若手像として、若手とベテランのどちらからも支持されている様子が窺えました。