<三好長慶公生誕500年記念>『第7回三好長慶公 武者行列in大東』をみよしの日(3月4日)に開催
地元中学校の英語指導教員・187cmの長身武将が率いる行列が大東市内を闊歩
大東市は、三好長慶の生誕500年を記念して、第7回となる『三好長慶公武者行列in大東』をみよしの日である3月4日(土)に開催しました。
今年のテーマは「国際都市大東」。
それにちなみ、大東市立住道中学校でAET(英語指導助手)を務めるネイソン・スミスさんが大将 三好長慶役を務め、大東市内外から事前応募により集まった総勢120人の参加者を率いて大東のまちを練り歩き、戦国絵巻さながらの景色を大東市に蘇らせました。
また、三好長慶生誕の地である徳島県三好市からも、高井美穂市長が応援に駆け付け、共に大東市内を闊歩しました。
イベントは午前10時、北条公園(大東市北条)でスタート。
琴音けい子さんによる「あぁ、三好長慶」「大東げんきまち」の歌唱や、大東市内で楽しみながら殺陣の鍛錬に励んでおられる「大東殺陣道サークル」によるパフォーマンスが会場を盛り上げます。
「あぁ、三好長慶」を歌う琴音けい子さん
大東殺陣道サークルの指導のもと殺陣に挑戦する子どもたち
また、会場には三好長慶「生誕の地」である徳島県からの出張野菜販売や、「終焉の地」大東の土産販売・遊び体験等の出店が並び、にぎわいを見せました。
徳島県産野菜の販売は絶えず人が集まる盛況ぶり
子どもたちが楽しめるあそびコーナーも
その後、大東・三好長慶会代表 河村共之さんの開会宣言から出陣式が執り行われました。
鳴り響く法螺貝や太鼓を合図に、参加者たちが甲冑や時代衣装など思い思いの衣装に身を包み、北条公園に整列します。
大東市 東坂市長の挨拶のあと、三好長慶生誕の地である徳島県三好市から駆け付けた高井市長から力強い応援をいただき、「生誕の地」と「終焉の地」がつながりました。
大東市 東坂市長の挨拶の様子
徳島県三好市 高井市長挨拶の様子
続いて、今回、大将 三好長慶役を務めたネイソン・スミスさんが登壇。
187センチの長身を生かし、立派な甲冑に身を包んだネイソンさんは感想を聞かれ、「子どもの頃から日本の歴史が好きだった。8歳の時、同級生に日本の歴史に関する書籍を渡したこともある。小さい頃からの夢が叶って嬉しい」と笑みを見せました。
三好長慶役 ネイソン・スミスさん
インタビューの様子
いよいよ武者行列が出陣。
三好長慶役・ネイソンさんと、公募で選ばれた子ども三好長慶たちを先頭に北条公園を出発します。
行列は東高野街道を経て、野崎まいり公園、野崎参道商店街など大東市内各所を巡り、約1時間30分後に北条公園に戻ってきました。
途中、JR学研都市線の線路沿いでは、通り過ぎる電車に向かって勝どきをあげてアピール。
生活と歴史が近くで共存している「歴史香るまち大東」を表すシーンとなりました。
勝どきを上げながら市内を闊歩
地元住民の方の応援を受けて行列は進みます
野崎まいり公園でひと休み
参加者同士が交流する姿も見られました
メインストリート・野崎参道商店街を武者行列が埋め尽くす姿は圧巻です
通り過ぎる電車にも勝どきをあげアピール
新型コロナウイルス流行の影響で4年ぶりの開催となった本イベントは、武者行列にふさわしい快晴のもと、参加者の皆様の晴れ晴れとした笑顔で終了しました。
大東市は今後も、市民の皆様と共に、天下人・三好長慶や、その晩年の居城となり、数多くの歴史の舞台となった国史跡飯盛城跡の魅力を発信するとともに、歴史香るまち大東の地域活性を目指してまいります。