<日本舞踊×狂言>尾上菊之丞と茂山逸平の「逸青会」 8/18~25 セルリアンタワー能楽堂で開催
15周年を記念し歌舞伎界、能楽界、舞踊界から総勢19名がゲスト出演
日本舞踊の流派のひとつである尾上流(事務所所在地:東京都中央区、家元:尾上菊之丞)四代家元三代目尾上菊之丞と、大蔵流茂山千五郎家の狂言方能楽師である茂山逸平は、2024年8月18日(日)から25日(日)の1週間にわたり、東京のセルリアンタワー能楽堂で「逸青会」を開催いたします。2009年の初開催から丸15年を迎える本年は、歌舞伎界、能楽界、舞踊界からもゲストを迎え、日本舞踊、狂言の古典作品はもちろん、逸青会でしか観ることのできない日本舞踊×狂言の新作を始め、多彩なゲストとの新境地に挑戦。6月10日(月)より菊之丞 FAN CLUB・クラブSOJAで販売開始、6月17日(月)より一般販売を開始いたします。
菊之丞 FAN CLUB: https://fanclove.jp/club/kikunojo3
クラブSOJA : https://kyotokyogen.com/soja/
逸青会(いっせいかい)とは
舞踊家・尾上菊之丞と狂言方能楽師・茂山逸平が互いのジャンルを越え、新しい形としての舞踊と狂言の可能性を追求している二人会です。2009年より毎年創作を重ねさまざまな形で継続して開催、この度丸15年を迎えます。古典作品の上演に加え、互いのジャンルの研鑽と、「舞踊」「狂言」という似て非なる芸能を合わせ、単なるコラボレーションに終わらない新しい可能性を求めて毎回「舞踊狂言」として新しい作品を創作、発表しています。現在までに10を超える逸青会オリジナル作品が生まれています。
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=sq-skZKYn0cYouTube
2024年の「逸青会」には各界で活躍する表現者が出演
丸15年を記念し、これまでにゲストとして出演された、第一線で活躍する表現者の皆様を歌舞伎界、能楽界、舞踊界から総勢19名をお迎えし1週間にわたり公演をいたします。
逸青会ではジャンルの垣根を超えて、日本舞踊と狂言が輝ける新たな作品創りを目的に毎年オリジナルの新作を発表、能楽師や歌舞伎俳優との共演、文楽人形や落語家とのコラボレーションも行ってまいりました。「古典芸能」には能狂言、歌舞伎、文楽、日本舞踊、落語など様々なジャンルがあり、現代社会において入り口は狭く感じられることも多いかもしれません。逸青会では、その魅力を皆様にいかにお伝えし、いかに奥深いところまで入ってきていただくかを大切にしています。
15周年に寄せて 尾上菊之丞・茂山逸平コメント
発足当時は「僕ら二人にしかできない舞台を!」と意気込んでおりましたが、継続しているうちに作品を残していきたい、という欲も出てまいりました。その為に必要なことは新作の再演であり、新たなキャストによる上演です。これまでの逸青会にご出演くださったゲストの皆様による新たな顔合わせでご覧にいれる逸青会作品、菊之丞と逸平による今回の為に創作した新作「御札」、そして様々な古典作品を同時にご覧いただける、これが逸青会15周年記念公演の最大の魅力です。
公演概要
《日程》2024年8月18日(日)~25日(日)※21日休演・7日間・全11公演
《場所》セルリアンタワー能楽堂(東京都渋谷区桜丘町26番1号 地下2階)
《主催・出演》尾上菊之丞/茂山逸平
《出演者》
8月18日(日) 尾上右近/茂山茂/島田洋海
8月19日(月) 松本幸四郎/茂山宗彦/坂口貴信/茂山慶和/尾上京
8月20日(火) 中村鷹之資/茂山宗彦/坂口貴信/尾上菊紫郎
8月22日(木) 中村壱太郎/茂山千五郎/茂山慶和/島田洋海/尾上墨雪
8月23日(金) 中村莟玉/茂山千五郎/羽鳥以知子/茂山七五三
8月24日(土) 茂山千之丞/谷本健吾/羽鳥嘉人/尾上墨雪
8月25日(日) 尾上松也/茂山千之丞/谷本健吾/茂山慶和/羽鳥嘉人/
茂山七五三/尾上墨雪
入場料 :10,000円 (※全席指定/税込、お席の指定はできません)
チケット申込 :6月10日(月)~以下ファンクラブより受付開始
菊之丞 FAN CLUB https://fanclove.jp/club/kikunojo3
クラブSOJA https://kyotokyogen.com/soja/
6月17日(月)より尾上流、茂山千五郎HPより受付
チケットに関するお問い合わせ先:
TEL : 03-3541-6344(平日10:00-18:00)
MAIL: info@onoe-ryu.com
尾上流(おのえりゅう)とは
日本舞踊尾上流は1948年(昭和23年)歌舞伎俳優尾上宗家の六代目尾上菊五郎によって創立されました。「品格、新鮮、意外性」を初代家元の言として大切にしています。六代目尾上菊五郎の歩んだ日本舞踊の理念に基づき、上品な舞踊、格調の高い舞踊芸術を掲げ、日本の文化を絶やさずその魅力を国内外へ伝え続けます。
尾上流四代家元 三代目尾上菊之丞 (おのえ きくのじょう)
1976年生まれ。2歳から父に師事し5歳で初舞台、2011年尾上流四代家元を継承し、三代目尾上菊之丞を襲名。自身のリサイタル「尾上菊之丞の会」、狂言師茂山逸平氏との「逸青会」を主催。新作の創作にも力を注ぎ、様々な作品を発表。新作歌舞伎や花街舞踊、宝塚歌劇団、OSK日本歌劇団やアイススケート「氷艶」「Luxe」など様々なジャンルの演出・振付を手掛ける。
京都芸術大学非常勤講師/公益社団法人日本舞踊協会理事
振付
新作歌舞伎「刀剣乱舞」、尾上菊五郎劇団「NINAGAWA十二夜」、歌舞伎NEXT「阿弖流為」、ラスベガス歌舞伎公演「鯉つかみ」「獅子王」、スーパー歌舞伎II「ワンピース」「オグリ」、宝塚歌劇団、万国博覧会、フィギュアスケートショー「氷艶」など、多岐に渡る。
演出
「新作歌舞伎 風の谷のナウシカ」、「赤胴鈴之助」、OSK日本歌劇団「ツクヨミ」「光」、高橋大輔主演アイスショー「Luxe」などを演出。新橋「東をどり」、先斗町「鴨川をどり」の花街舞踊でも演出振付を手掛けている。
尾上流 ホームページ: https://onoe-ryu.com/
Instagram : https://www.instagram.com/kikunojoonoe3
菊之丞 FAN CLUB : https://fanclove.jp/club/kikunojo3
特典:「菊之丞 FAN CLUB」PREMIUM会員様でご観劇の方には、
特典のプレゼントがございます。
当該の方には別途ご案内させていただきます。
菊之丞 FAN CLUB
尾上菊之丞が日本舞踊や自身のプライベートを語る動画の配信や出演情報・チケット先行予約など、多彩なコンテンツを設けています。ファンクラブ限定のお茶会の開催や限定グッズなど、皆様に喜んでいただける企画ご用意しています。
狂言 大蔵流茂山千五郎家とは
茂山千五郎家は江戸時代初期から歴史に残る京都在住の狂言の家系です。貞享4年(1687年)の文献に【油小路通四条下る】に「茂山徳兵衛」という狂言師が記されており、この徳兵衛が五代目、姫路藩、本田忠国のお抱えで十五世宗家の弟子であったことも分かっております。(※現在は十四世茂山千五郎が当主)長い歴史がありながら、茂山千五郎家では十世正重(二世千作)の「お豆腐のような狂言師」という言葉が大切に語り継がれています。
一部の方だけが楽しむ、限られた世界の芸能ではなく、「いつの世も、どなたからも広く愛される、飽きのこない、そして味わい深い」そんな「お豆腐狂言」を目指しています。
狂言方 能楽師 茂山逸平(しげやま いっぺい)
1979年生まれ。4歳の時『業平餅』の童にて初舞台。その後『千歳』『三番三』『釣狐』を披く。1994年に、宗彦、茂と「花形狂言少年隊」を結成し活躍。また2000年より心・技・体、教育的古典狂言推進準備研修錬磨の会=「TOPPA!」を千三郎、正邦(現 千五郎)、宗彦、茂、童司と共に主催し、活動。NHK連続テレビ小説「京、ふたり」「オードリー」「ごちそうさん」他、舞台・CMにも数々出演。
2006年より「HANAGATA」を正邦(現 千五郎)、宗彦、茂、童司と共に再開。2020年からはHANAGATA改め「Cutting Edge KYOGEN」として企画・製作・出演までを自分たちでおこない活動している。2006年秋から1年間フランスに留学。2009年より「逸青会」を主催。
茂山千五郎家 : https://kyotokyogen.com/
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