【名城大学】社会連携フォーラム「PLATFORUM2023」を開催

テーマは「プラットフォームから生まれる共創とイノベーション」

社会連携センター主催による「PLATFORUM2023」が「プラットフォームから生まれる共創とイノベーション」をテーマに12月14日(木)、ナゴヤドーム前キャンパスにて開催されました。2017年の社会連携センター設立以降、今年で7回目の開催となる本フォーラム。当日は133名が参加しました。

今回のテーマに合わせ、プラットフォームを基盤に関係構築と共創実践を行う西村勇哉氏が基調講演を行い、本学と共創事例で関係の深い4名のゲストがそれぞれの取り組みや考え方の紹介を行った後、5名の登壇者全員でパネルディスカッションを実施。

また、フォーラムの司会進行や受付誘導などの運営を、エアライン業界に興味のある本学の学生が集まったエアライン研究グループ「M-Line」とともに行いました。

基調講演 西村勇哉氏 イノベーションに必要なのは新しいものの見方

NPO法人ミラツク代表理事株式会社エッセンス代表取締役 西村勇哉氏

共創プラットフォームの構築などを目的として、非営利活動法人である「ミラツク」を運営し、異なる立場や業種、地域、セクターの人々を繋ぎあらゆる課題解決のためのサポートをしている西村氏。様々なバックグラウンドを持つ人たちが関係性を築くために、日頃から西村氏が重視していることは「対話(ダイアログ)」。さらに対話においては、話を受け取る側の視点を意識することが大切だと説明しました。

また、イノベーションを起こすには新しいことを生み出すことに力点を置くのではなく、新しいものの見方をすることだと強調し、また産官学連携の意義は「未来創造と課題解決策を自然に生み出せるサイクル獲得」にあることを述べました。

基調講演の後には、本学理工学部建築学科の谷田真准教授(取り組み例:小さな仕掛け製作所)、元社会連携センター社会連携アドバイザーの宮原知沙氏と山添村「交流施設Soyel」戸締(とじまり)役井久保詩子氏(取り組み例:ヤマラボ、CafeSoyel)、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ事業計画課長園部祐大氏(取り組み例:本学とドルフィンズの連携企画)が、プラットフォームに関連して各自の取り組みを紹介。最後はゲスト全員でパネルディスカッションを行い、各自の取り組みで苦労したことやそれによって得た気づきなどを話し合いました。

フォーラム終了後は、学生団体や教員ら13団体がピッチとポスターセッションを行い、参加者全員が交流を深めました。

名城大学理工学部建築学科谷田真准教授
元社会連携センター社会連携アドバイザーの宮原知沙氏(左)と山添村「交流施設Soyel」戸締役(とじまりやく)井久保詩子氏(右)
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ事業計画課長園部祐大氏
5名の登壇者と社会連携センター社会連携アドバイザーの白川陽一氏(写真左)によるパネルディスカッション
各団体によるピッチとパネルディスカッション①
各団体によるピッチとパネルディスカッション②
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