学生が企業とダイレクトにコラボレーションする 工学院大学のISDCプログラム  映像・3Dプロジェクションマッピングを手掛けるピクスと連携

工学院大学(学長:佐藤光史、所在地:東京都新宿区/八王子市)は、独自の教育プログラムである「ISDCプログラム」を実施しています。“学生が主体”で企業とダイレクトにコラボレーションするこのプログラムに、4つめの参加企業となる映像・3Dプロジェクションマッピングなどを手掛ける株式会社ピクス(代表取締役社長:中祖眞一郎、所在地:東京都渋谷区)と連携する契約を締結しました。

本件のポイント

●工学院大学の独自の教育プログラムである「ISDCプログラム」は、“学生が主体”で企業とダイレクトにコラボレーションし、研究成果を、大学だけでなく参画する企業からも評価を受けられる。
●2019年3月に4社目の参画となる株式会社ピクスと連携契約を締結し、5月下旬に参画する4企業から課題が提示され、学生ならではの柔軟で斬新な視点や発想から、企業にとっては問題解決のヒントが見いだされることが期待されている。
●「ISDCプログラム」には建築学部が先行して取り組んでおり、流通業・総合建設業・映像産業の分野に広がり、今後も拡大展開していく予定である。

本件の概要

「ISDCプログラム(Industry-Student Direct Collaboration Program)」とは、これまでにはなかった“学生と企業との「直接的(ダイレクト)」な「連携(コラボレーション)」を実現”した、工学院大学の独自の教育プログラムです。同プログラムには、建築学部が先行して取り組んでおり、参画企業から複数の課題が学内公募で提示され、参加を希望する学生は研究計画書を作成しプログラムに応募します。その後、大学と企業が研究計画書をもとに協議し、コラボ学生を決定します。
導入5年目となる2019年度は、映像・3Dプロジェクションマッピングなどを手掛ける株式会社ピクスが新たに参画、5月下旬に各企業からの課題が学生に公表されます。学生は応募、学内選考を経て支援課題に認定されると、各参画企業からのコラボ支援金を受け、現場見学や意見交換会など、課題解決に向けて研究します。発表会では、学生が各社経営トップや事業の責任者を前にプレゼンテーションし、その場で企業から質問を受けるなど、従来の学生生活では得られない経験をします。
学生からは、「現場リーダーとの意見交換や職場見学などを通して、大学卒業後の目指すべき方向を再認識できた」、「コラボ支援金は、専門書や模型材料の購入、現地調査の費用等をまかなえて有難い」と好評です。企業からは、社会貢献活動に留まらず、学生ならではの柔軟で斬新な視点や発想から問題解決のヒントを見出すことができる点が評価されています。

参画企業名: 株式会社ピクス
参画開始 : 2019年度
課題(例) : デジタル映像技術を活用した空間デザインに関する研究

参画企業名: チームラボ、チームラボアーキテクツ
参画開始 : 2018年度
課題(例) : 新宿区役所をデジタルテクノロジーが可能にする新しい公共空間につくりかえる

参画企業名: 株式会社フジタ
参画開始 : 2016年度
課題(例) : 近代産業都市の密集住宅地における建築および街区の継承と更新に関する研究

参画企業名: 株式会社セブン&アイ・クリエイトリンク
参画開始 : 2015年度
課題(例) : ショッピングセンターにおける子供の居方、過ごし方に関する研究

株式会社ピクスについて

2000年設立。常に新しい映像表現の可能性を追求・発信。MV、CM、OOH、映画、ドラマ、ステージ映像等、幅広く制作。近年ではプロジェクションマッピング、インタラクティブコンテンツ、VRなどの最新技術を駆使し、エンターテイメントコンテンツ全般にその領域を拡げている。
公式サイト: https://www.pics.tokyo/

株式会社ピクス ロゴ
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