6月5日は世界環境デー! いつも食べてるピーナッツは環境にやさしいって知ってた? ピーナッツは人にも環境にも優しいエシカルフード!

6月5日は、国連が定めた「世界環境デー」。また、6月は環境省が定めた「環境月間」でもあります。この期間は、世界中で持続可能な社会の実現について考えるイベントや、専門家による情報発信が盛んに行われています。WWF(世界自然保護基金)が発表している、人間が自然資源に対してもつ需要と環境への圧力を示す指標「エコロジカル・フットプリント」によると、全ての人類が1年間、平均的な日本人と同様の生活をすると、地球2.8個分の資源生産力が必要となります。しかし、平均的なインド人と同じ生活であれば、必要な資源生産力は地球0.7個分で足りるそうです。持続可能な社会のために、私達にはどのようなことができるか、考える必要がありますね。今回はピーナッツに関するエシカルな側面をご紹介します。

実はピーナッツは、他の豆やナッツ類と比べて、栽培時に使用する水の量が少ない、とても環境にやさしい食べ物であることをご存知でしたか?ピーナッツを約28g(1オンス)育てるために必要な水の量は約17.8L。アーモンドは、28g生産するのに300L、ヒヨコマメは287L以上も水を使用するので、その差は歴然です。そのため、水資源が少ない国や地域でも育てることのできるので、最近ではインドや東南アジアでも生産が伸びているそうです。

ピーナッツ畑
ピーナッツ畑
28gあたりの食料生産に必要な水量
28gあたりの食料生産に必要な水量

出典:LA Times/Unesco/NPRL(USDA)

◆「ピーナッツは少ない水で育ち、CO2排出量も少ないエシカルな食べ物。」
上記でも述べられている通り、ピーナッツは他の食物に比べ少量の水で十分に育ちます。ピーナッツは少ない量でも、しっかりカロリーを摂取することができて、栄養バランスにも優れているため、発展途上国では、栄養失調の治療食の材料としても使われています。また、この治療食は治療食が必要とされる、エチオピア自国内で生産され、雇用の創出にも役立っています。
他にも、ピーナッツは生産過程や農場出荷後に排出される二酸化炭素排出量も、かなり少ないことが分かっています。ピーナッツは環境負荷が少なく、栄養価も高い、エシカルな食べ物と言えるのでないでしょうか。

ピーナッツ博士 慶応義塾大学医学部 教授 井上 浩義先生

医学博士、理学博士。九州大学理学部化学科卒業。同大学院理学研究科博士課程修了。専門は薬理学、原子力学、高分子化学。食と健康についての造詣が深く、企業や一般人向けのセミナーの講師を数多く務める。著書に「ハーバード大の研究でわかった ピーナッツで長生き!(文藝春秋)」、「やせる!健康!血管しなやか!1日20粒のピーナッツパワー(主婦の友社)」など多数。

慶応義塾大学 医学部 教授 井上浩義 先生
慶応義塾大学 医学部 教授 井上浩義 先生

◆アメリカンピーナッツ協会(APC)について
アメリカンピーナッツ協会は、米国のピーナッツ産業の長期的成長を支援するため設立されました。米国産ピーナッツの品質管理や国際的な消費促進、生産・加工に関する研究促進を使命として、国内外でのマーケティング、PR活動、顧客サービス、研究を主な活動としています。

Webサイト: https://peanutsusa.jp/
Facebook : https://www.facebook.com/peanutusajapan/
Instagram: @american_peanut_japan