CO2削減に貢献できるラベル送り状 カーボン・オフセット付きEXフォームを発売開始
デジタルハイブリッドのトッパン・フォームズ株式会社(以下トッパンフォームズ)は、物流現場で大量使用されているラベル送り状「EXフォーム」において、カーボン・オフセット※1付きEXフォームを本日から提供開始します。EXフォームの「用紙の原料調達・製造」、「印刷および加工」、「廃棄」に伴うCO2排出量をカーボン・オフセットしており、本製品を導入することで、CO2削減に貢献することができます。なお、送り状にカーボン・オフセットを取り入れるのは業界で初めての試み(自社調べ)となります。
CO2削減に貢献できるカーボン・オフセット付きEXフォーム
【背景】
昨今、企業の環境対策に対する取り組みに社会全体の関心が高まっています。なかでも温暖化対策など地球環境問題への対応に対する社会的な要求は SDGs(持続可能な開発目標)17 の目標の中でも中核的なテーマになっており、環境経営や環境配慮に取り組む企業の姿勢が大きく問われる状況になっています。
日本全体のCO2排出量のうち運輸部門はおよそ18%(2020年度、環境省温室効果ガス排出量調査)を占めており、物流業界は環境への取り組みに力を入れています。また、新型コロナ禍に伴うリモート生活の浸透から通販需要などが拡大し、宅配便取扱個数は全国的に増加する傾向も続いています。そこで、当社が扱う送り状の半数以上を占める主力製品「EXフォーム」に着目し、採用企業が年々増加しているカーボン・オフセットと組み合わせることで環境配慮型製品としての展開を考えました。
【今後の展開】
トッパンフォームズは物流、通販、流通、食品など環境問題に高い関心を持つ業界に本製品を販売し、2024年度までに累計1億円の販売を目指します。
カーボン・オフセット付きEXフォームの詳細についてはこちらをご覧ください。
※1カーボン・オフセットについて
カーボン・オフセットとは、排出削減努力を行ったうえで、どうしても排出される温室効果ガス(CO2)について、ほかの場所・手法で削減した分(クレジット)で埋め合わせる仕組みです。今回は温室効果ガスの排出削減量や吸収量をクレジットとして国が認証する制度(J-クレジット制度)に登録されている、日本製紙株式会社「富士・北山社有林間伐促進プロジェクト」(J-VER登録番号0212)で創出したクレジットを活用します。製造工場のある静岡県のプロジェクトを選定しました。この度のカーボン・オフセットは、オフセット・プロバイダープログラム参加者の株式会社ウェイストボックスを通じて実施しています。
※ 「デジタルハイブリッド」「EXフォーム」は、トッパン・フォームズ株式会社の登録商標です。
※ 記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。