EVメーカーフォロフライ 芙蓉総合リースと資本業務提携を締結
次世代EVトラック普及を加速する新サービス共同開発を開始
EVメーカーのフォロフライ株式会社(代表取締役:小間 裕康、本社:京都府京都市)は、リース事業通じて企業の多様な課題に応える芙蓉総合リース株式会社(代表取締役社長:織田 寛明、本社:東京都千代田区)より出資を受け、資本業務提携契約を締結したことをお知らせします。今回の資本業務提携によりEV導入企業へのサービスの拡充と、物流業界の更なるニーズに応える新サービスの開発に活用してまいります。
資本業務提携の背景~物流業界のEV普及課題解決を目指して
物流業界において商用EV普及はまだ初期段階にあります。これには、長距離運用に適した低価格のEV車種が限られていること、充電インフラの不足、バッテリー管理や車両の維持管理に関する専門知識の不足などが影響しており、物流企業のEV導入における大きな障壁となっている現状があります。
芙蓉リースグループが進める2022年度の中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」では、CSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)の理念を軸に社会的な課題への取り組みと企業価値の向上を同時に追求しています。この方針の一環として、芙蓉リースグループでは脱炭素化に取り組む企業への支援である、EV導入に関する包括的なコンサルティングからエネルギーマネジメントに至るまでをトータルでサポートするEVワンストップサービスを提供してきました。
フォロフライ株式会社ではスマートフォンのように国内では商品開発や設計に特化し、生産は外部委託する「水平分業」スタイルにより、経済合理性と環境配慮面を両立するEV F1シリーズの開発・販売を実現、国内初の1トンクラスEVトラックであるF1 VANは2022年9月に商用ナンバーを取得以降、北は北海道から南は沖縄まで全国で導入が進んでいます。
そこでこの度フォロフライ株式会社では、芙蓉総合リースに向けてをF1 VANを提供し、両社協働のもと商用EV普及を加速する新サービスの開発に取り組むこととなりました。この新しい取り組みは、物流業界におけるEV普及の課題を解決し、サステナブルな運輸手段の実現に貢献することを目的としています。フォロフライ株式会社では今後も持続可能な社会の実現に取り組む先進的な企業様と共に、物流ニーズに対応した車種やサービスの開発を通して、エコノミーとエコロジーを両立させる脱炭素化に貢献して参ります。
folofly沿革
2021年8月 京都大学国際科学イノベーション棟にてフォロフライ株式会社 設立
2021年10月 ファブレス生産による国内初の1トンクラス宅配EV車両のナンバーを取得
2021年10月 EV F1VANの販売開始
2021年10月 SBSホールディングスが当社車両の1万台の導入を発表
2021年11月 JEEとバッテリー交換式設備を共同開発
2022年6月 自社開発2台目となる平ボディタイプ EV F1 TRUCKを発表
2022年7月 EV F1VANが環境配慮型先進トラック・バス導入加速事業補助金対象車両に認定
2022年9月 EV F1VANが1トンクラス貨物EVとして国内初の緑ナンバーを取得、運行を開始
2022年9月 EV F1VANが補助金対象車両に認定
2023年1月 シリーズA資金調達完了
2023年6月 F1シリーズに新車種横滑り防止機能、
パーキングロックシステムチャデモ対応を標準装備とした
F1VSとF1VS4、F1TSを発売
2023年6月 三井住友海上が支援する整備工場の全国組織
「アドバンスクラブ」と車両整備における業務提携を開始
2023年7月 自社初となるPDI(Pre-Delivery Inspection)を神戸市で開始
2023年7月 フォロフライ F1シリーズが商用車の電動化促進事業補助金対象車両に認定
2023年7月 安全・安心な車両整備品質確立のため
インターサポートと公式パートナーシップを締結
2023年10月 【JAPAN MOBILITY SHOW 2023】にてF1VS 4シーター新車発表会実施
会社概要
社名 :フォロフライ株式会社
設立 :2021年8月3日
代表 :代表取締役 小間 裕康
資本金:11億899万円(資本準備金、資本剰余金含)
本社 :京都市左京区吉田本町36番地1 京都大学国際科学イノベーション棟
業種 :電気自動車の開発販売及び環境対応型インフラサービスの提供