日本オラクル、設備保全の生産性向上を支援するアプリケーションを発表
・日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄、以下 日本オラクル)は、製造業などのグローバルな製品開発における設計や製品情報を可視化するアプリケーション「AutoVue Enterprise Visualization 19.3」の一機能として、「AutoVue Mobile」を本日より提供開始することを発表します。
・「AutoVue Mobile」は、従来の製品開発で必要な設計や製品情報を可視化するソリューションとしてだけでなく、製造設備や、電気・ガス・水道などのライフラインを提供する公益事業者の設備保全の生産性向上を低コストで支援するアプリケーションです。
「AutoVue Mobile」の主な特長
・「AutoVue Mobile」は、「AutoVue Enterprise Visualization 19.3」の一機能として提供します。「AutoVue Enterprise Visualization 19.3」は、CAD(Computer Aided Design)で作成・管理した設計図面や設備メンテナンスなどの技術情報をネットワーク上でデータ形式に依存せず、関連部門と社外関係者の間で情報共有するビジュアライゼーション・アプリケーション※です。データ形式は、2次元図面、3次元デジタルモックアップ、回路図など450種類以上に対応しています。
※ ビジュアライゼーション アプリケーション: ユーザーは専用ソフトウェアを購入せずに、開発製品の設計図面や3次元CADで作成したデジタルモックアップ、各種技術文章などの閲覧と共有を実現するビューワー・アプリケーション
・「AutoVue Mobile」の活用効果は以下のとおりです。
1.メンテナンス作業の確認ミスを低減
・「AutoVue Mobile」は、ネットワーク環境下だけでなく、遠く離れた工場、設備施設、他部門、外出先からのノート型PCによる情報閲覧を可能にします。
・ユーザーは修繕箇所や設計変更の指示など最新の作業内容を把握できるため、作業効率の改善とミスの低減を実現します。
・製造、公益、エネルギー業界における設備保全の関係部門と顧客やパートナーなどの社外関係者が、設備保全の現場での情報伝達に活用することで安全性の確保に役立ちます。
2.メンテナンス作業のフィードバックやノウハウの管理
・ユーザーは、設備保全の施設を確認後、作業コメントを追記した現場情報を添付することで、設計部門との状況確認や現場での注意点、および適切な対応方法など作業履歴の共有と管理を容易に行うことができます。
・また、メンテナンス作業時の現場情報や第三者に注意事項を正確に伝えるなど、現場の作業効率化とノウハウの蓄積化を実現できます。
3. 関係者への同時指示による設備保全の生産性向上
ユーザーは、現場情報のノウハウの伝達、注意事項の伝達、過去の作業ログを視覚的に確認することで、確認と検索などによる作業時間の短縮、第三者への情報発信によるミスの低減、情報伝達の効率化、さらにペーパーレスなどの波及効果により、大幅なコスト削減を実現ができます。
「AutoVue Mobile」の導入には、「AutoVue Enterprise Visualization」製品の導入が必要になります。また、同製品は「AutoVue Enterprise Visualization」と連携してオラクルのPLMアプリケーション「Agile PLM」、ERPパッケージ「Oracle E-Business Suite」、他社製のPLMやERP製品と併用することで、既存の資産を継続的に有効活用できます。
◆「AutoVue Mobile」概要
提供開始日:2009年1月22日(木)
「AutoVue Mobile」価格:1サーバー 2,853,263円(税込み)から
- 導入には、「AutoVue Enterprise Visualization」製品のいずれかの導入が必要になります。
「AutoVue Office」、「AutoVue 2D Professional」、「AutoVue 3D Professional Advanced」、「AutoVue EDA Professional」、「AutoVue Electro-Mechanical Professional」「AutoVue 2D Professional」価格:1ユーザー51,358円(税込み)から、最小購入ライセンス1ユーザー
お客様お問い合わせ先: Oracle Direct (電話) 0120-155-096
関連リンク
プレスリリース: 日本オラクル、製造業向け製品開発における可視化アプリケーションを発表
http://www.oracle.co.jp/news_owa/NEWS/news.NEWS_DETAIL?p_news_code=1904
オラクルSCM/PLM情報サイト: Oracle Supply Chain Management http://www.oracle.co.jp/campaign/scm/
「AutoVue Enterprise Visualization」ソリューション概要
http://www.oracle.com/lang/jp/applications/autovue/index.html
「AutoVue Enterprise Visualization 19.3」概要
http://www.oracle.com/applications/feature-whats-new-in-autovue-enterprise-visualization-release-19-3.html
「AutoVue Enterprise Visualization」顧客事例
http://www.oracle.com/customers/snapshots/harris-corporation-autovue-snapshot.pdf
●日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月 28日に東証一部上場。従業員数2,251名(2008年 11月末現在)。
■本件に関するお問い合わせ先:
日本オラクル株式会社 広報部 小林
TEL: 03-6834-4836 FAX: 03-6834-6144 E-mail: Mamoru.Kobayashi@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press
YouTube日本オラクル広報チャネル http://jp.youtube.com/user/oraclejapanpr
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