フィンランド西海岸の暮らしとデザイン 「Annaliisa(アンナリーサ)」展示とPOP-UPストアを開催
10月13日(日)~16日(水)、東京渋谷にて開催 デザイナー4名も来日
株式会社アンドフィーカ(所在地:東京都品川区上大崎、代表:今泉 幸子)は、フィンランド西海岸在住のデザインチーム「Annaliisa(アンナリーサ)」との共催により、2019年10月13日(日)から10月16日(水)、シソンギャラリー(東京都渋谷区猿楽町)にて「フィンランド西海岸の暮らしとデザイン《Annaliisa - Kukkaketo》(アンナリーサ クッカケト)展」を開催し、同会場にてPOP-UPストアをオープンいたします。
Annaliisa(アンナリーサ)│ https://www.annaliisa.fi/
Annaliisaブランドの誕生
Annaliisaは、日本フィンランド外交関係樹立100周年を機に、このたび新しく誕生したブランドで、今回は初のお披露目となります。Annaliisaは、これまであまり紹介されることのなかったフィンランド西海岸に特化した、フィンランドデザインの地域ブランドです。アンドフィーカの代表が初めてこの地を訪れた2014年以来、この地域の自然の美しさや、人々の暮らしに惹かれ、毎年のように行き来を重ねていくうちに、「Annaliisa」ブランド構想が徐々に広がっていきました。
Annaliisaは、オストロボスニア地方に実際暮らす、90歳の女性の名前から名づけられたものです。彼女は、かわいいものや手仕事が大好きで、古いセーターをほどいて手袋を編んだり、手織りのラグを織ったりして、とてもクリエイティブな暮らしをしています。また、孫やひ孫が遊びにきたときには、美味しいケーキを焼いたり、ドーナツを揚げたりし、温かくもてなします。春になると、庭でいろいろな花を育て、庭中がいろいろな花でいっぱいになります。そこには、豪華でもなく、特別でもなく、日常のなかに美しく楽しい暮らしが存在しています。
本イベントでは、ブランドの背景となった地域の自然や暮らしを写真で紹介しながら、今回のイベントのために、4人のデザイナーが力を合わせて作り上げたパターンデザイン「Annaliisa - Kukkaketo」の生地をダイナミックに展示します。「Annaliisa - Kukkaketo」とはアンナリーサの花畑という意味で、各デザイナーが、オストロボスニア地方に咲き乱れる野の花にインスピレーションを受けて作ったパターン「ORVOKKI(パンジー)」「TUVA(草むら)」「SOLOGA(ラナンキュラス)」「LEINIKKI(キンポウゲ)」と、これらを、バランス良くコーディネートしたパターンがあります。
フィンランド西海岸、オストロボスニア地方
デザインチームAnnaliisaが住んでいるのは、ボスニア湾の東側のエリアで、オストロボスニア地方と呼ばれるフィンランドの西海岸一帯です。冬のボスニア湾は凍結し厚い氷で覆われ、大地は一面真っ白な雪に覆われますが、暖かい季節には、平坦に広がる大地一面に牧草地が広がり、天気の良い日にはボスニア湾の反対側にスウェーデンを望むことができます。Annaliisaに所属する4人のデザイナーは、それぞれがオストロボスニア地方の小さな町や村に住み、自然豊かな環境のなかで毎日を過ごしています。
フィンランドでは、90%以上の国民がフィンランド語を母国語としていますが、オストロボスニア地方はスウェーデン語を母国語としているエリアです。Annaliisaのデザイナーたちも、スウェーデン語圏のフィンランドならではの両国の融合した文化のなかで、クリエイティブな活動を行っています。
4人のデザイナー
Annaliisaの所属デザイナーは、Elina Rebers(エリーナ・レベシュ)、Johanna Hogvag(ヨハンナ・ヘグヴェグ)、Andreas Haals(アンドレアス・ハールス)、Tanja Krokvik(タニヤ・クロクヴィック)の4名です。それぞれ、ユニクロ、三越伊勢丹など、これまでに日本企業との取り組みも多く、それらのデザインは日本の消費者にもとても好評です。オストロボスニア地方の自然や暮らしは、これまでのデザインにも表現されてきましたが、Annaliisaの立ち上げとともに、改めて自分たちの置かれた環境や毎日の暮らしの価値を見出したいと考えるようになりました。クライアントや消費者のニーズに合わせたデザインを作り上げるという従来のスタイルを超えて、Annaliisaとしてのメッセージを発信していきたいと考えています。
POP-UPストアついて
今回の魅力の一つは、本イベントのために作られた商品の販売です。POP-UPストアでは、会場で展示する5種類のテキスタイルで作ったトートバッグとテーブルランナーを販売いたします。また、地域で一針一針ていねいに編まれたハンドニットのソックスや、オストロボスニア地方で活躍する陶芸家Paivi Rintaniemi(パイヴィ・リンタニエミ)のブランド、Amforaの器とのコラボレーション作品も販売します。
トークショー
来日デザイナーによるトークショー「オストロボスニア地方の暮らしとデザイン」を開催いたします。
日時:10月13日(日) 14時~15時
予約不要、無料
詳細情報
タイトル:「フィンランド西海岸の暮らしとデザイン《Annaliisa - Kukkaketo》
(アンナリーサ クッカケト)」
日時 :2019年10月13日(日)~16日(水)
(平日10時~18時00分、日曜祝日11時~19時00分まで)
場所 :シソンギャラリー
〒106-0032 東京都渋谷区猿楽町3-18
主催 :株式会社アンドフィーカ
Annaliisa(フィンランド)
後援 :フィンランド大使館
フィンランド文化財団
スウェーデン文化財団
ガムラカレルビュ地域文化財団