膝の痛み アキレス腱痛 有名トレーナーが驚く効果を発表

成長痛や前十字靭帯損傷後のリハビリの方法が変わると専門家も驚く効果 有名大学トレーナーが動画で紹介

膝の痛み 前十字靭帯損傷後のリハビリ 成長痛で悩んでいる方におすすめの動画 リハビリの概念が変わります。

熊沢裕子トレーナーインタビュー 東海大学体操部トレーナー 伊丹アスリートクラブメディカル部鍼灸師

Q 日頃はどのような方が施術にこられますか?

熊沢トレーナー:
趣味で登山をされている方やお仕事で保育士をされている方などがこられています。趣味で登山をされている方は変形性の膝関節症があり、病院でずっと注射を打たれていたんですけど、注射の痛み自体が辛くて、うちに通われるようになってスキンストレッチをかけたところ、注射のような痛みを伴わずに膝の動きが良くなったということに驚かれて、ずっと通われています。

Q 大学でもトレーナー活動をされていますね? 

熊沢トレーナー:
東海大学のバレーボール選手と体操選手を見ています。スキンストレッチを一番最初にすごいと思った症例が前十字靭帯を3回切った選手がいまして、最後に切って1年たっている選手なんですけど、私が初めて会った時は術後1年たっているのに、傷口がケロイド状になっていて、手術痕ですね。痛みのために膝が90度以上曲がらないので、トレーニングやリハビリが出来なくて、全く復帰の目処が立たない選手がいました。その選手を学生トレーナーが連れてきて、今度ちょっとみてくれませんかということで見たら、確かに傷口が分厚くなっていて確かに癒着しているんですね。そこでスキンストレッチセミナーの時に聞いたことを思い出して、癒着している傷口にスキンストレッチをかけました。最初はもう痛くて、選手も痛ーいと言っていたんですけど、10回かけているうちに、ましになってきた、20回かけるころには、もう大丈夫という感じになり、それが終わったら屈伸してみてと言ったらスーっと曲がったんですね。普通に屈伸出来たんです。学生トレーナーの子もこの子が入学してきて1年たったんですけど、こんなに膝が曲がるの見たの初めてですと感動して、もちろん選手も感動して、私もスキンストレッチはじめた頃だったので、すごくびっくりして3人でワーッとなったのが印象的でした。

Q その選手は現在どうしていますか?

熊沢トレーナー:
今年4年生になり、レギュラー争いをバリバリでやっています。

Q その他の選手はいかがですか? アキレス腱断裂をしてしまった選手が地元で手術とリハビリ後~

熊沢トレーナー:
前十字靭帯を切った選手の同級生で、その後にアキレス腱断裂をしてしまった選手がいるんですが、その選手は地元に帰って手術をしてリハビリをして戻ってきた時に、やはり手術をしたところの肥厚がすごくて、右と左の太さが全然違い、また硬いし可動域も広がらないですし、そういう悩みがあったのすが、スキンストレッチを前十字靭帯を切った選手が、スキンストレッチいいよと言ってくれたので、その選手にもかけてみたところ、可動域が良くなり、そのままスキンストレッチを続けていくと、肥厚していたアキレス腱はどんどん細くなり、可動域も広くなり、痛みもなくなっているので、今その選手はキャプテンとして活躍しているのですが、練習前には必ずスキンすとれっちをかけてプレイをしています。

Q アスリートにとってのスキンストレッチの良さは?

熊沢トレーナー:
スキンストレッチの最大の強みは、練習直前だったり、試合の最中、トレーニングの最中にも使えることです。通常のマッサージですと、例えばふくらはぎが張っているときに、押してしまうと筋出力が落ちてしまうので、その後プレイにはかなり支障が出てしまいます。スキンストレッチの場合は、かけたことで筋出力が落ちるどころか、動きが良くなりパワーが出てくるんですね。なので、選手達はチームに1つスキンストレッチを持っていたんですけど、個人で持つことにより、使いたい時に使える、練習中も使える、トレーニング中にもなんか引っかかるなという時に使ってまたトレーニングをしたり、自分の部屋でお風呂上がりにケアをしたりということで、ずっと四六時中スキンストレッチを持ってケアをしている選手がたくさんいます。

Q 自身でも使いますか?

熊沢トレーナー:
私自身は治療が続くとやはり4人5人続いたあとは、自分でもスリスリしてケアしています。

Q お子さんにも使われていると聞きましたが?(#成長痛 #オスグッド #コンディショニング) 

熊沢トレーナー:
長男が6年生になり、1年間で身長が10センチも伸び、オスグッドの症状が急に出てきたんです。空手をやっているんですけど、途中でも痛いし、帰ってきてからも痛いし、空手で正座も出来ないしということで、これはということでスキンストレッチを使ったところ、どんどん症状が良くなってきて、正座もあっという間に出来るようになって、そうなると私がかけなさいよとかやろうねと言わなくても、練習から帰ってきくると自分でスキンストレッチを勝手に持ってきて、自分でケアしているということがあるので、技術の向上だけでなく、選手としてコンディショニングの大切さをスキンストレッチを通じて経験してもらえたのが本当に良かったです。

Q スキンストレッチセミナーに参加して良かったですか?

熊沢トレーナー:
セミナーに参加して施術の幅が広がったので、どんな患者さんが来られても自信を持って取り組めるようになりました。

熊沢裕子プロフィール
ファイン!湘南代表
伊丹アスリートクラブメディカル部
東海大学体操部トレーナー
鍼灸師

筋膜リリースをはるかに超えたといわれるスキンストレッチ® そもそも、筋膜リリースとは?

「筋膜」とは、筋肉や骨、心臓など全ての臓器を包み込んでいる膜のことで、全身を覆っていることから「第二の骨格」とも呼ばれます。

また最近よく聞く「ファシア」とは、この筋膜に加え、同種のコラーゲン性結合組織を含んだ総称のことで、例えばアキレス腱のような腱・靭帯も、形を変えた筋膜です。

通常、皮膚・浅筋膜(せんきんまく)・筋肉の間は、「滑走(かっそう)」というすべり合いにより、スムーズに動きます。

柔らかい膜で筋肉との滑走が良くなると、軽快に大きな動きが出来るようになるわけです。

逆に、じっとしている状態が続いたり、トレーニングなど特定の部位が疲労すると膜が硬くなり、膜と筋肉との間の滑走(すべり)が悪くなります。

また、疲労や老化によって筋膜細胞の減少や弾力性が無くなると、滑走が悪くなり、痛みが出たり動きにくくなり、柔軟性も低下します。

一般的な肩こりや腰痛の原因の多くも、この滑走の悪化が要因とみられています。

従って、その膜と筋肉との間にある組織(結合組織)が癒着している状態を開放(リリース)させることが大切になりますが、これが一般的に「筋膜リリース」と呼ばれています。

現在、医療でもハイドロリリースという生理食塩水を注入する技術がありますが、筋膜などの膜をスキンストレッチなどで柔らかくしておかないと、癒着はもとに戻りやすいのです。

単なるボールのグリグリは、マッサージとしては気持ちいいかもしれませんが、浅筋膜と筋肉の滑走を良くすることは出来ません。

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