センター試験廃止で「こう変わる!大学入試」 インフォグラフィックを公開

~ 2020年度、センター試験は「大学入学共通テスト」へ ~

2018-01-18 10:00

従来のセンター試験に代わり、2020年度から「大学入学共通テスト」がスタートします。約30年ぶりの大改革となる新しい大学入試に初めて臨むことになるのは、現在の中学3年生。新しい大学入試は今までの常識や詰め込み式の学習方法では通用しない可能性も高く、センター試験とは何がどう変わるのか、生徒や保護者から正しい情報が求められています。河合塾では、大学入試改革による変更のひとつとして、センター試験に代わってスタートする「大学入学共通テスト」について、ビジュアルでわかりやすく表現するデザイン手法“インフォグラフィック”を用いてまとめました。

こう変わる!大学入試

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「こう変わる!大学入試」では、今回の大学入試改革の背景や、今後求められる学力、それに伴い導入される大学入学共通テストが従来のセンター試験とどのような違いがあるのかご紹介します。

現代社会に求められる資質や能力を育む教育へ

01大学入試改革の背景

今回の大学入試改革は、政府が推し進める高校教育・大学教育改革を含めた、3つの大きな改革のひとつです。これからの現代社会は、今までより先を見通すことが難しくなると予想されており、自分で問題を発見し、周りの人と協力し解決するための資質や能力を育てる教育が必要だと考えられています。

求められる学力の三要素

02学力の3要素

そこで、受験生には大学入学時点で、これまでの学力に求められた、正確に早く再現する「知識・技能」だけでなく、知識を活用する「思考力・判断力・表現力」、さらに主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ「主体性・多様性・協働性」の『学力の三要素』を備えていることが求められます。

大学入学共通テストでは、国語・数学は記述式が導入され、解答は3~5段階評価に

03出題形式

大学入学共通テストの大きな変更点は2つです。出題教科・科目数、日程は現行のセンター試験と同じですが、国語・数学の出題形式と試験時間、英語の試験内容に大きな変更があります。国語・数学はマークシート式問題に加えて記述式が導入され、解答は3~5段階で評価される予定です。試験時間も国語が20分延長されて100分に、数学が10分延長され70分になります。

英語は民間の資格・検定試験が併用される

04英語科目の評価

英語科目の評価は、従来の「読む・聞く」の2つに加えて、「話す・書く」が追加され4技能が評価されます。2024年度入試までは、民間の資格・検定試験と大学入学共通テストが併用されます。

新しい大学入試の情報を発信する「新入試Navi」を1月12日に公開!

河合塾では、独自の視点で新しい大学入試の動向を分析し、生徒と保護者を対象に入試情報を発信する「新入試Navi」を1月12日に公開いたしました。

~変わる大学入試!~ 新入試Navi
http://www.kawai-juku.ac.jp/exam-info/cnt/exam-correct/

新しい大学入試の情報を発信する「新入試Navi」

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こう変わる!大学入試「インフォグラフィック」
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