AGNONA（アニオナ）が、2015年春夏コレクション collezione TREを発表
ファッションブランドのPRを手掛けるA.KA Tokyo（エイケイエイ トウキョウ）は、Stefano Pilati（ステファノ・ピラーティ）によるAGNONA（アニオナ）の2015年春夏コレクション collezione TRE（コレツィオーネ トレ）がミラノで発表されたことをご報告いたします。
2014年9月19日、ミラノファッションウイーク期間中にアニオナは、2015年春夏コレクション collezione TREを発表しました。
AGNONA collezione TRE
例えばかつて存在した機能や役割に立ち返り「過去」へと回帰すること、それは現在のファッションにも多くのインスピレーションを与えており、歴史の上でも周期的に繰り返されてきた営みです。
AGNONA SS15 コレクションは、私たちの生きる世界とは全くかけ離れたはるか彼方、古代エジプトにインスピレーションを得て、未来に立ち返ります。
過去を遡りながらも、単なる懐古趣味や一過性の存在に陥らないように製作されたコレクションは「ニュー・ボンデージ」です。マントやスカート、ウールギャバジンのドレスは、一枚の生地に湾曲したスリットが施され、コプト模様がついたシルクのニット、もしくはスタッドベルトのついたパネルスカートと組み合わされます。
「彫像のような」ゴールドの葉のサンダルは、私たちが普段目にしているものとは全く異なるシルエットを描き出しています。
独自性、洞察力、研究と発見、これらは私たちがエジプト文明から受け継いできたごく一部でしかありませんが、ステファノ・ピラーティが「スパンコールのモスリン」を製作したときに称賛したかったことそのものです。流れるようななめらかな風合い、カーブを描く嵌め込みやカットによって念入りに仕上げられた古代の石の表面を思わせるような色合いと、流動性と重々しさという相反する要素が同時に盛り込まれています。またレリーフは直線的な効果をもたらしています。
テーラードは、AGNONA が開発した軽量の「センチュリー カシミア」によって非常にやわらかな仕上がりです。今シーズンのコレクションには、アイヴォリーとベージュのダブルストライプが施されたベスト、オーバーサイズのジャケット、トレンチコート、モーニングコート、そしてアシンメトリーのパネルのついたスカートが登場します。
裏地のないスエードのジャケットはユニークなアイテムです。コレクションのプリントに見られるような、デザイナー独自のエジプト模様が刺繍されています。
今回のコレクションでは、コットンから軽いシルクなど多様な素材にフィーチャーし、サンタンドレアのプレゼンテーションスペースにおいては、エジプト風のカラーを背景としたトルソー展示によってインスタレーション形式でコレクションが発表されます。
アニオナはゼニアグループに属しています。
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