ISIDと日本オラクル、連結決算ソリューション分野で連携
株式会社電通国際情報サービス(略称:ISID、本社:東京都中野区、代表者:瀧浪壽太郎)と日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表者:新宅正明、以下日本オラクル)は、企業の連結決算業務のスピード向上に対応するためのソリューション「Oracle-SCOPE/DLINC連携」を協力して開発しました。同ソリューションはISIDより提供いたします。
「Oracle-SCOPE/DLINC連携」はオラクルのE-Businessソリューション「Oracle E-Business Suite 11i」(*1)と連携する2つのソリューションを提供します。
1、「Oracle-SCOPE/DLINC連携」は「Oracle E-Business Suite 11i」の一般会計モジュール上にある単体データから連結決算に活用可能な残高デ-タを抽出し、ISIDが開発した連結決算ソフト「SCOPE III」(*2)、グループ経営情報収集システム「DLINC Solutions」(*3)との連携を可能とするソリューションを提供します。
2、「SCOPE III」上で連結調整後の結果を「Oracle Financial Analyzer(以下OFA)」(*4)と連携させ、制度連結を行なう上でのレポーティング機能の補完および管理連結/グループ経営管理における分析/シミュレーション機能を実現するソリューションを提供します。
また「Oracle-SCOPE/DLINC連携」は、オラクルのCAIプログラム*5に基づいて開発されており、OFA連携機能とあわせて「Oracle E-Business Suite 11i」対応の認定となります。「Oracle-SCOPE/DLINC連携」の活用により、企業の基幹業務からグループ全体の連結決算業務へスムーズなデータ連携が可能となり、再入力が必要ないシームレスな業務フローが実現されます。
基幹システム上の高精度データをそのまま利用するため、
−データ入力の省力化
−報告データの精度向上
−決算業務の短縮化
―迅速な意思決定の実現
を支援します。
ISIDでは、「Oracle E-Business Suite 11i」の導入企業を中心に販売強化を図り、かつまた、SCOPEユーザに対しても「Oracle E-Business Suite 11i」ならびに「Oracle-SCOPE/DLINC連携」を販売していくことで、本年度に20本の受注を目標としています。また、「Oracle E-Business Suite 11i」、「SCOPE?」、「DLINC Solutions」の導入企業がシームレスなデータ連携環境を実現できるように、今後も連携度合いを高める開発を引き続き実施、信頼性と可用性の高い連携環境の整備に向けたソリューションを日本オラクルと協力して拡充していく予定です。
<製品概要>
製品名 :Oracle-SCOPE/DLINC連携
稼働環境:Oracle-EBS稼働環境下
発売時期:2001年5月21日より
価 格:150万円(税別、導入サポート費用は別途)
初年度販売目標:20セット
* 1:Oracle E-Business Suite 11i
ERP、SCM、CRM、BIを統合したインターネット対応の次世代Eビジネスアプリケーションスイート。
* 2:SCOPEIII
ISIDが開発した連結決算業務の中心となる制度連結作業をサポートするパッケージソフトウェア。94年からパッケージとして販売しており、約250社の導入実績を持つ。本年2月に発表したデロイト トーマツ コンサルティング株式会社との提携により、年内には顧客ベースは約500社となる予定。
* 3:DLINC Solutions
グループ企業の経営関連情報収集をサポートするソリューション。入力フォーマット作成支援システム、入力システム、分析サポート作成ツール、導入サポート・コンサルティングなどから成る。
*4:Oracle Financial Analyzer
予算策定、財務分析などの管理会計業務を支援する多次元分析ツール。
*5:CAI(Cooperative Applications Initiative)プログラム
「Oracle E-Business Suite 11i」とCAIパートナー製品を、オラクルの開発基準に基づ いて統合する「拡張ソフトウェア認定プログラム」。 製品別及び産業別マーケットでの リーディング企業の製品を統合・パッケージ化することにより、カスタマイズに要する膨大な労力とコストを軽減するとともに顧客にとっての製品選択肢の幅を拡げることが目的。全世界で8,600社以上、国内でも220社270サイトを越える実績を持つ「Oracle E-Business Suite」を核としたEビジネス・ソリューション事業のさらなる拡大に向けたオラクルの取組みのひとつで、オラクルでは、関連事業部門の増強やパートナー企業との提携強化を通じ、販売およびサポート体制も積極的に強化している。
<日本オラクル株式会社 会社概要>
社名 : 日本オラクル株式会社
代表者 : 代表取締役社長 新宅正明
本社 : 東京都千代田区紀尾井町4-1
U R L : http://www.oracle.co.jp/
設立 : 1985年
資本金 : 221億2,791万円
従業員 : 1550名(2001年4月現在)
事業内容 : ソフトウェアプロダクトの販売及び当該ソフトウェアプロダクトの利用を支援する各種サービスの提供
<電通国際情報サービス(ISID) 会社概要>
社名 : 株式会社電通国際情報サービス(略称:ISID)
代表者 : 代表取締役社長 瀧浪壽太郎
本社 : 東京都中野区中野4−11−10
U R L : http://www.isid.co.jp/
設立 : 1975年
資本金 : 81億8050万円
従業員 : 878人(2001年4月1日現在)
連結売上額 : 54,174百万円(2001年3月期)
事業内容 : l コンサルティングサービス- システム・コンサルティング- システム・リサーチl ソフトウェア・プロダクト販売/サポート- オリジナル・ソフトウェアの販売/サポート- 仕入れソフトウェアの販売/サポートl システム・インテグレーション・サービス- アプリケーション・システムの設計・開発- ハードウェアの選定・調達- LAN・WANなどのシステム・インフラの構築サポート- システムの保守・機能強化l 情報処理・通信サービス- 総合ネットワークサービス- システム・オペレーション・サービス(アウトソーシング)
本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社電通国際情報サービス
〒164−8520 東京都中野区中野4−11−10
株式会社電通国際情報サービス
経営企画室広報グループ 柳沼
日本オラクル株式会社 社長室 広報グループ 玉川