ハワイ州観光局、「ホクレア」上映会でのトークショーをYouTubeで限定公開

〜「海の日」に海の恩恵を共に感謝する機会を創出 〜

ドキュメンタリー映画「モアナヌイアケア」上映会:トークショーの様子

ハワイ州観光局日本支局(所在地:東京都千代田区 支局長:ミツエ・ヴァーレイ)は、今年5月と6月に実施したドキュメンタリー映画「モアナヌイアケア」上映会にゲスト出演したホクレア関係者によるトークショーを編集し、海の恩恵を共に感謝する機会として、2022年7月18日(月)の「海の日」にYouTubeで限定公開します。

モアナヌイアケアは、ハワイ伝統航海カヌー「ホクレア(Hōkūleʻa)」 が2014 年から2017年にかけて世界18 カ国150 以上の港に寄港し、約75,639kmを巡航したマラマホヌア世界航海の様子を収めた長編ドキュメンタリー映画です。5月に東京と名古屋、6月に横浜と茅ヶ崎で上映会を実施し、延べ1,000名様以上を招待しました。映画上映の前後にはホクレアのクルーや関係者を招きトークショーを行い、ホクレアと関わることになったきっかけや、航海中に最も記憶に残っているエピソード、航海中のメンタル面や食事に関することなど航海で体験したことについてお話いただきました。「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨とする日本の海の日に、共に海の大切さを考える機会として今回の限定公開に至りました。

【ホクレア上映会トークショー】(約60分)

公開日時:
2022年7月18日(月・海の日の祝日) 午前0時〜午後11時59分まで

視聴方法:
ハワイ州観光局公式YouTube(https://www.youtube.com/HiTube)で視聴

内  容:
ホクレア乗組員のデニス・チャン氏
ホクレア乗組員の通訳・教育プログラム担当の池田恭子氏とヴィンス岡田氏
ホクレア乗組員の西村一広氏
海洋ジャーナリストの内田正洋氏、ホクレア乗組員の内田沙希氏

モアナヌイアケアの上映会は、7月以降もハワイの姉妹都市を始め日本各地で開催する予定です。現在は7月に予定している大阪上映会の申込みをホクレア情報サイトで受け付けています。各会場では、モアナヌイアケアのブルーレイディスクやホクレア関連グッズを販売し、その収益をポリネシア航海協会へ寄付します。

ハワイ州観光局は、「マラマホヌア(Mālama Honua:地球への思いやりを)」をスローガンに掲げ、自然の力だけを使って世界中を航海し続け、環境保全や文化伝承の大切さを伝える活動を行なっているホクレアを所有する「ポリネシア航海協会」の活動を支援しています。ホクレアと姉妹船「ヒキアナリア」が2023年から日本を含む46カ国345地域に寄港する「環太平洋航海2022-2026」プロジェクトに向けて、日本でその活動を広く伝えていくためにホクレア情報サイトでポリネシア航海協会の取り組みやホクレアの最新情報を随時公開しています。

【7月以降のモアナヌイアケア上映会実施予定】

名 称 :ハワイ伝統航海カヌー“ホクレア”世界一周航海「モアナヌイアケア」上映会
参加費 :無料
申込方法:ホクレア情報サイト(https://www.allhawaii.jp/hokulea/)からお申し込み
主 催 :ハワイ州観光局
問い合せ:ホクレア上映会事務局 hokulea@htjapan.jp

<大阪上映会>
上映日時:
2022年7月18日(月・祝)第一部:11:00〜14:00 第二部:15:30〜18:30

上映会場:
阪急うめだ本店9階「阪急うめだホール」(各部300名様をご招待)
https://website.hankyu-dept.co.jp/umeda-hall/

プログラム(予定):
・ハワイ州観光局より挨拶
・ポリネシア航海協会からの動画メッセージ
・『モアナヌイアケア』上映(153分)
・クルーによるトークセッション

ゲスト:
・ホクレア乗組員のデニス・チャン氏
・ホクレア乗組員の通訳・教育プログラム担当の池田恭子氏とヴィンス岡田氏
・日本航海協会の理事を務める奥知樹氏

申込締切:
2022年7月14日(木)0:00まで

<福岡上映会>
上映日:2022年8月27日(土)
上映会場:JR九州ホール(福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1)

<広島上映会>
上映日:2022年9月3日(土)
上映会場:広島国際会議場 フェニックスホール(広島県広島市中区中島町1-5)

<沖縄上映会>
上映日:2022年10月22日(土)
上映会場:くくる糸満(沖縄県糸満市潮崎町1丁目1-2)

<札幌上映会>
上映日:2022年10月30日(日)
上映会場:共済ホール(北海道札幌市中央区北4条西1-1)
※札幌上映会の日程に誤りがありましたので訂正いたしました。お詫び申し上げます。
誤:2022年10月28日(金)
正:2022年10月30日(日)

・詳細、および申込方法はホクレア情報サイトでご確認ください。
・定員を超える場合はキャンセル待ちとなります。
・上映当日は、ご予約後にご登録のメールアドレスに届く申込ID番号の入ったメール画面を受付にて提示していただきます。
・感染防止対策について、会場への入場制限および座席指定を行います。会場へ入場する際には、マスク着用、手指消毒、検温にご協力をお願いします。

ドキュメンタリー映画「モアナヌイアケア」予告編

時 間: 1分46秒
言 語: 英語(日本語字幕あり)
URL: https://youtu.be/DNo36Uh7Cbk

【モアナヌイアケア(MOANANUIĀKEA)について】

2018年ハワイ国際映画祭のクロージングナイト作品として上映された「モアナヌイアケア」は、ホクレアが2014 年から2017 年にかけて、世界18 カ国150 以上の港を訪れたマラマホヌア世界航海の様子を収めた長編ドキュメンタリー映像です。「モアナヌイアケア」では、世界が直面する課題に対する根本的な解決に向けて、先住民の声と視点は重要な役割を果たすことが明らかになりました。このドキュメンタリーは、島々の文化が伝承してきた知恵に敬意を表し、マラマホヌア世界航海とホクレアの価値、持続可能性、団結力、文化の道標を、航海コミュニティの枠を越えて、より広い世界に永続させるために制作されました。

そしてマラマホヌア世界航海の永続的なレガシーを未来に引き継ぐために重要な役割を担います。この航海の先駆的な環境保護と保全の取り組みは、すでに環境を守るために数え切れないほどの新しい習慣を生み出しています。絶滅寸前だった伝統芸術の復興に大成功を収めたことで、先住民の文化に対する誇りと敬意がよみがえり、忘れられていた文化習慣を積極的に再発見するきっかけにもなっているのです。この映画は、観客を大海原の世界へ導くだけではなく、我々の祖先がいかにして明るい未来への鍵を持っていたか、そしてそれを使うかどうかは我々次第であることを教えてくれるのです。

原 題: MOANANUIĀKEA: ONE OCEAN ONE PEOPLE ONE CANOE
言 語: 英語(日本語字幕あり)
概 要: ハワイ州/2018年制作/153分

【ホクレア(Hōkūleʻa)について】

ハワイの伝統航海カヌー「ホクレア」は、コンパスなどの計器を一切使うことなく、星や太陽の動き、波や風の変化など、自然が与えてくれるヒントのみを使う伝統航海術による双胴船です。ポリネシア航海協会は、一度失われた伝統航海術を復元させ、1976年にハワイータヒチ間の航海に成功し、ハワイアンの先祖たちがポリネシアから偶然ハワイに漂流したという説を覆し、彼らが航路を理解し意図的にハワイにたどり着いたことを証明しました。その後、これまで50年近くに渡り、ハワイから太平洋の島々、日本、そして世界一周航海など、地球を約7周するほどの距離を航海してきたホクレアは、ハワイの伝統文化の象徴であり、ハワイの人々の誇りでもあります。

ポリネシア航海協会(Polynesian Voyaging Society)

ポリネシア航海協会は1973年に米国ハワイ州で、歴史画家であり郷土研究家のハーブ・カネ氏、ウォーターマンとして知られるトミー・ホームズ氏、人類学者ベン・フィニー氏らにより発足された米国政府認定の非営利団体です。何世紀もの間途絶えていたポリネシアの伝統航海術を復元し、「マラマホヌア=地球への思いやりを」のメッセージを掲げ、世界中を航海しながら環境保全や文化伝承の大切さを伝える活動を行なっています。ポリネシア航海協会は、伝統航海術の芸術と科学、探求心を継承し、体験型の教育プログラムを通して、自然、文化に敬意をはらい、互いにいたわり合う大切さを次世代に伝えることを使命としています。伝統航海カヌーの修繕作業や教育プログラムの実施などは、ボランティアと寄付金によって支えられています。公式サイト(英語):http://www.hokulea.com/

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