世界最小クラス!消費電流 従来比 約1/10を実現!

IoT/ウェアラブル機器の電源に最適な 低消費95nA小型LDOレギュレータ「S-1318シリーズ」を発売

エイブリック株式会社(社長:石合 信正、本社:千葉県千葉市、以下:ABLIC)は本日より、IoT/ウェアラブル機器向け低消費LDOレギュレータ(※1)「S-1318シリーズ」の販売を開始しました。
新製品「S-1318シリーズ」は、5.5V入力、1.2~3.3V出力、消費電流95nA、100mA 出力電流のLDOレギュレータです。この消費電流95nAは、当社従来品と比較して約1/10、世界最小クラス(※2)の低消費電流を実現しました。また、電池寿命を約25%改善(※3)されることが期待できるため、電池駆動のアプリケーションにおいて、より長時間の利用が可能となります。更に小型パッケージのHSNT-4(1010)(1.0mm X 1.0mm X 0.4mm)に搭載することで実装面積低減に効果を発揮します。
これらの特長により、IoT/ウェアラブル機器といった、低消費、長時間利用、小型化が求められるアプリケーションに最適です。

(※1)LDOレギュレータ:小さい入出力電位差でも動作するボルテージレギュレータで、エネルギーロスが少なく、
発熱などを抑えた設計が可能なレギュレータ
(※2)2018年10月、当社調べによる
(※3)当社設定条件下での概算値

主な特長

1.世界最小クラス!95nA消費電流を実現
・ 電池駆動のIoT/ウェアラブル機器の更なる省電力化に貢献
・自社従来製品と比較し消費電流を約1/10まで減少

  1. 小型パッケージ HSNT-4(1010)へ搭載
    ・小型パッケージのHSNT-4(1010)へ搭載することにより、IoT/ウェアラブル機器に求められる高実装に貢献
  1. ON/OFF端子の搭載により、不使用時の消費電流を更に低減
    ・ON/OFF端子によりS-1318をOFFすると消費電流2nAと更なる低消費電流を実現
    ・機器の状態に合わせてON/OFFを切り替えることで更に消費電流を低減

主な仕様

・ 出力電流: 100mA
・ 出力電圧:1.2V,1.8V,2.2V,2.3V,2.5V,2.8V,3.0V,3.3V
・ 入力電圧: 1.7~5.5V
・ 出力電圧精度: ±1.0%(Ta = 25°C)
・ 動作時消費電流:95nA typ.
・ パワーオフ時時消費電流:2nA typ.
・パッケージラインナップ
 - SOT-23-5

  • HSNT-4(1010)

用途例

・ウェアラブル/IoT機器(活動量計、スマートウォッチ、スマートグラスなど)の定電圧電源

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エイブリック株式会社は、セイコーインスツルの半導体事業を継承し、進化を続けるアナログ半導体専業メーカーです。

S-1318シリーズ 特長
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