大阪・夢洲の海洋プラスチックに着目した高校生チーム OSAKAもの・ことづくりラボとの新“お土産”づくりプロジェクトで 環境にやさしいお菓子を提案

即戦力人材を育成するスクール運営事業を行っている株式会社バンタン(本部:東京都渋谷区 代表取締役会長:石川広己)は、全校産官学協同プロジェクトとして、大阪府と企業が立ち上げたOSAKAもの・ことづくりラボと連携し、高校生を含む東京校・大阪校の在校生約300名が大阪の新名物となる“お土産”の企画を提案。優秀作品を決める最終審査会が12月17日(火)に大阪府庁にて開催され、商品化に向けて取り組みを進める最優秀作品が決定しました。                     

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SDGsを意識した、新時代にふさわしい若者のアイディアが集結    

大阪の地域活性化と観光振興を目的とした本プロジェクトは今年7月に始動。2025年の大阪万博の開催に伴い、「大阪名物となるお土産づくり」をテーマに、バンタン全スクールの学生が大阪の新たな魅力となる“大阪名物”とそのプロモーション方法を立案しました。ファッションやゲーム、食などそれぞれのスクールで扱う業界の分野を越えた学生が混合チームを作り、東京校・大阪校合わせて55チーム(約300名)が参加。学内審査を通過した上位10チームが、12月17日(火)に大阪府庁にて行われた最終審査会にて、OSAKAもの・ことづくりラボおよび大阪府の担当者に企画プレゼンテーションを行いました。企画書だけではなく、商品サンプルを制作して提案するチームもいる中、最優秀作品に選ばれたのは、ファッションやヘアメイクを学ぶバンタンデザイン研究所 高等部  大阪校の高校1年生チームの企画「ハッピーターン~幸せを戻そう、環境へ~」。大阪万博が開催される夢洲の海洋プラスチック問題に着目し、水に溶ける水溶性プラスチックを包み紙に使用したお菓子を提案しました。「幸せ(ハッピー)を戻そう(リターン)、環境へ」というコンセプトのもと、提携先としてお菓子“ハッピーターン”を製造販売する亀田製菓株式会社を想定した企画案で、着眼点と具体性の面で選ばれました。
今後、最優秀賞を受賞した学生のみならず特別賞を受賞した学生は、バンタンやOSAKA もの・ことづくりラボのサポートを受けながら生産元や販売元などの協力企業を開拓し、企画実現に向けた取り組みを進めます。  

最優秀賞

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「ハッピーターン~幸せを戻そう、環境へ~」 
担当:バンタンデザイン研究所 高等部(大阪校)
「幸せ(ハッピー)を戻そう(リターン)、環境へ」をコンセプトに、水溶性プラスチックを包み紙に使用した環境にやさしいお菓子として、“ハッピーターン”の新商品を提案。大阪湾で採れるサバ・シラス・アジ・アナゴなどの魚の味と、大阪らしいたこ焼き味で展開し、環境を汚染しない水溶性プラスチックを包み紙に活用し、海洋プラスチックを減らすことを目的とする。  

特別賞

「コンドームプロジェクト」 担当:バンタンデザイン研究所(大阪校)
日本の性犯罪の実態にフォーカスをし、若者の身近に潜むリスクを解決するためのファッショナブルなコンドームを企画。ターゲットを17歳から22歳の女性に捉え、化粧品のサンプルをもらうような手軽さと大阪らしさを取り入れたポップなパッケージで提案。
 
「人形浄瑠璃文楽アニメ」 担当:バンタンゲームアカデミー(大阪校)
江戸時代初期に大阪で生まれ、ユネスコの重要無形文化財にも登録されている伝統芸能「人形浄瑠璃文楽」をテーマに、世界で認められている日本のアニメ作品を企画。大阪発信の文化を広く認知することを目的とし、聖地巡礼による経済波及効果も狙う。  

最終審査会 審査員コメント    

OSAKAもの・ことづくりラボ 実行委員長 野杁 育郎(のいり いくろう)
ハイレベルな企画案ばかりで驚きました。最優秀作品に限らず、どの企画も積極的に企業へ提案・紹介したいと思います。
 
大阪府 環境農林水産部 泉州農と緑の総合事務所 所長 原田 行司(はらだ こうじ)
ゲームは試遊ができる、スイーツも試作品があるなど、商品化に向けた実行力がすごく、感心しました。今後もチャレンジ精神を忘れずにいてほしいと思います。
 
フォーリンデブはっしー
半年間、各チームをみてきましたが、短期間でとても成長したと感じています。若者ならではの自由な発想で、素晴らしいアイデアが出ましたし、それをどのように伝えるかというコミュニケーション部分まで、アイデアを磨くことができたと思います。  

最優秀賞 受賞チームのコメント    

ここまでの評価がもらえるとは思っていなかったのですごく嬉しいです。メンバーごとに役割を立てて進めたのでチームワークが身についたのと、プロジェクトを通して知らないことがたくさんあることに気が付き、勉強にもなりました。良い思い出です!  

最終審査会の様子    

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最終審査会 開催概要

日時: 12月17日(火) 13:00~17:00
場所: 大阪府庁本館5階 正庁の間 (大阪市中央区大手前二丁目)
審査員: OSAKAもの・ことづくりラボ実行委員長 野杁育郎、
大阪府 環境農林水産部 泉州農と緑の総合事務所 所長 原田行司、
大阪府 公民戦略連携デスク プロデューサー 山縣敦子、
一般社団法人2025年日本国際博覧会協会 企画局 戦略事業部 戦略事業課 係長 今村治世、フォーリンデブはっしー、株式会社バンタン 石川広己  

プロジェクト概要    

名称: Specialty OSAKA~大阪らしさ×SDGsの推進~ (スペシャリティ おおさか)
参加学生規模: バンタン 東京校・大阪校 約300名
参加スクール: バンタンデザイン研究所 全日制・高等部、バンタンゲームアカデミー 全日制・高等部、レコールバンタン 全日制・高等部、ヴィーナスアカデミー 全日制・高等部
特設サイト: https://www.vantan.jp/specialty_osaka/
スケジュール:            
・オリエンテーション:7月26日(金)・29日(月)
・学内審査  ※講師の審査による学内プレゼンテーションにて10チーム選抜:10月21日(月)・22日(火)
・最終審査  ※大阪府・関係団体に向けたプレゼンテーションにより最優秀賞・特別賞に3チーム選出:12月17日(火)
・企画実現に向けた取り組み:2020年1月以降予定  

関連リリース

バンタンの過去の全校産学協同プロジェクト    

・JAXA × バンタン: https://vantan.jp/jaxaproject/
・株式会社ソラシドエア  × バンタン: https://vantan.jp/solaseedair/
・株式会社おやつカンパニー  × バンタン: https://vantan.jp/oyatsu/  

OSAKAもの・ことづくりラボについて    

大阪府と企業が連携して、SDGsの推進に向け、大阪の魅力的な地域資源を活用し、社会課題の解決を目指して、大阪の新たなもの・こと(サービス)などを生み出すことにより、大阪の地域活性化及び観光振興を図ることを目的として立ち上げたラボ。  

フォーリンデブはっしー(監修講師)    

肉博士とお米ソムリエの資格を持ち、肉を中心にごはんのオカズを求めて全国を食べ歩くグルメエンターテイナー。外食部門の個人としてブログとインスタグラムの人気は国内トップクラス。農水省の国産食材アンバサダー、肉フェスの応援団長、東京モーターショーのグルメ総合プロデューサーも務める。新書「最強のデブリシャス」「最幸のテクニック」を2冊同時発売し、Amazonで同時ベストセラーに輝く。
・LINE BLOG: https://lineblog.me/fallindebu/      
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■Vantan (バンタン) http://www.vantan.jp/    
1965 年の創立以来、クリエイティブ分野に特化して人材の育成を行っている専門スクール。現役のプロクリエイターを講師に迎え、ファッション、ヘアメイク、ビューティ、グラフィックデザイン、映画映像、フォト、ゲーム、アニメ、マンガ、、eスポーツ、パティシエ、カフェ、フードコーディネーターなどの分野において、業界と連携した「実践教育」で即戦力となる人材を育成する教育事業を東京・大阪で展開。これまでに 19万人以上の卒業生を輩出している。【東京・大阪】

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