【神代植物公園】「さくらそう展」~江戸の人々に愛された可憐な花~4月13日(土)より開催
桜草は、江戸近郊に自生していた野草から、江戸の人たちが育て上げた唯一の園芸植物です。神代植物公園では、春の開花期に合わせて「さくらそう展」を開催します。現在に伝わる貴重な園芸品種の数々を伝統的な展示方式でご覧いただくほか、日本植物園協会ナショナルコレクションに認定されたサクラソウ品種コレクションを作出年代別に展示します。
江戸の人々に愛された可憐な桜草の魅力をお楽しみください。
開催概要
日時
令和6年4月13日(土)~4月21日(日)
9時30分~17時(最終入園は16時)
※毎週月曜日(祝日の場合は翌日)は休園日
場所
屋外展示場
協賛
さくらそう会
江戸時代に作出されたサクラソウの園芸品種
《日本植物園協会ナショナルコレクション認定制度》
公益社団法人日本植物園協会が2017年より開始した「野生種、栽培種に関わらず、日本で栽培されている文化財、遺伝資源として貴重な植物を守り後世に伝えていく」ことを目的とした植物コレクションの認定、保全の制度。神代植物公園は、「サクラソウ品種コレクション」で第1回の認定を受けています。◎ナショナルコレクション認定制度については日本植物園協会ホームページをご覧ください。
http://www.syokubutsuen-kyokai.jp/nc/◎神代植物公園のコレクションの詳細についてはこちらをご覧ください。
http://www.syokubutsuen-kyokai.jp/nc/collection/detail.php?id=002
桜草花壇
桜草花壇は、江戸時代に創作された桜草園芸に特有の伝統的な陳列鑑賞手法です。咲きそろった桜草の鉢を配色よく互いを引き立てあうよう雛壇に並べます。日本最古とされる桜草花壇(一部修復)を展示します。
桜草鉢
江戸時代から桜草の鉢植えに使われてきたのが「孫半斗鉢(まごはんとばち)」と呼ばれる生活雑器の器です。底に穴を開け使用しました。容易に入手できたうえ、多孔質で栽培に適しており繊細な花色を引き立て桜草栽培に最適でした。現在は入手困難なため、これを見本に桜草鉢が製造されています。
園内マップ
その他
・本公園は、皆様の安全に配慮しながら、節電して営業しています。電力を「へらす」「つくる」「ためる」HTTに、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
・電力需給のひっ迫状況により、イベントや一部サービスを中止・休止・変更することがあります。また、開花状況や雨天時のイベントの開催状況など、ご来園前に公式ホームページ・公式X(旧Twitter)にて最新情報をご確認ください。
神代植物公園について
武蔵野の面影が残る園内で、四季を通じて草木の姿や花の美しさを味わうことができます。この公園はもともと、東京の街路樹などを育てるための苗圃でしたが、戦後、神代緑地として公開されたあと、昭和36年に名称も神代植物公園と改め、開園しました。
開園時間
9時30分~17時(最終入園は16時)
休園日
毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月1日
入園料
一般:500円
65歳以上:250円
中学生:200円
※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
※水生植物園及び植物多様性センターは無料で入園できます。
【年間パスポート】
一般:2,500円
65歳以上:1,250円
アクセス
〒182-0017 調布市深大寺元町5-31-10
【京王線から】
・調布駅から小田急バス吉祥寺駅または三鷹駅行き「神代植物公園前」下車または京王バス深大寺行き「神代植物公園」下車
・京王線つつじヶ丘駅から京王バス深大寺行き「神代植物公園」下車
【JR中央線から】
・三鷹駅または吉祥寺駅から小田急バス調布駅北口または深大寺行き「神代植物公園前」下車
問い合わせ先
神代植物公園サービスセンター
電話:042-483-2300(9時~17時)