日本セラピューティック・ケア協会 理事長交代のお知らせ

秋吉美千代の理事長退任と名誉理事長就任および城戸由香里の理事長就任のご挨拶

新理事長の城戸(左)と前理事長の秋吉(右)
新理事長の城戸(左)と前理事長の秋吉(右)

去る5月23日に開催された第15回通常総会および7月1日の理事会において、協会設立以来15年にわたって代表を務めた秋吉美千代の理事長退任および名誉理事長の就任と、城戸由香里の新理事長就任が承認されました。

新体制となった7月2日より、新理事長と名誉理事長が手を携え、手のぬくもりを通して一人でも多くの方に笑顔になっていただけるよう、気持ちも新たに日々邁進し、地域福祉の発展のために努めてまいります。
今後とも当協会の運営にご理解、ご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。

【秋吉美千代より理事長退任のご挨拶】
15年もの長い間、私を理事長として、皆さんが共に、活動して下さったことに感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
私が安心して退任することができるのは、新理事長となる城戸由香里が、バトンを受け取ってくれたからです。
城戸は今年、かつて私が英国からセラピューティック・ケアを日本に紹介した年齢になりました。
当時の私と違うのは、城戸は公認心理師であり、複数の福祉施設の管理者であること。事業者としての責任もある中で、理事長を引き受けてくれた城戸を、会員が心をひとつに合わせて支え、さらにクオリティの高い協会へと進化していくことを期待しています。今後、私の肩書は名誉理事長となりますが、これまでと変ることなく、ライフワークであるセラピューティック・ケアを、ひとりでも多くのクライアントに届けていきたいと願っています。どうぞこれからも、新理事長の城戸と当協会へのご支援、ご協力を、よろしくお願い申し上げます。

● 秋吉美千代プロフィール
1938年 佐賀県生まれ、佐賀県出身。福祉コーディネーター(放送大学)、保育士資格保有。セラピューティック・ケア協会の講師代表として各種講演・講習を行い、人材育成や普及啓発、小中学校の福祉体験授業支援に努めるほか、子育て支援にも力を注ぐ。福岡県レクリエーション協会理事、太宰府市環境審議会委員、日本ホスピス在宅ケア研究会会員、日本認知症ケア学会会員、日総研通信講座セミナー講師、一般社団法人 日本健康心理学会準会員

【城戸由香里より理事長就任のご挨拶】
英国赤十字社から日本にセラピューティック・ケアがやってきて、20年が経ちました。その間、日本ならではの進化を遂げながら、そして多くの会員と周りの皆様に支えられながら、現在まで様々な場面で、このケアを届ける活動が行われています。
その中心となって奔走してきた秋吉から、数年前、次期理事長にと声をかけてもらったときは、重責に震えてしまいそうな気持ちでした。それから何年も悩んだ末ではありますが、この度、理事長に就任することになりました。
「今から、学ぼう、秋吉名誉理事長をはじめ多くの方々に教えを請いながら、前を向いて進もう、何よりも素晴らしい人々が作り上げてきたこの協会のバトンを繋ごう」、そんな気持ちです。
たいへん未熟な私ですが、皆さまからお力をお貸しいただきながら、このバトンをしっかり握って進みたいと思います。ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

● 城戸由香里プロフィール
東京都出身。 セラピューティック・ケア協会講師、Complementary Therapist(CT)。公認心理師。高齢者や認知症、障害児に関する民間資格保有。
結婚後は英語教員の資格を生かし、英語塾の講師や航空会社の海外駐在員の支援員に。高齢者介護施設の責任者を任された50歳過ぎから、大学院で心理学を学び直す。生涯教育と考え、修士取得後、現在も博士課程に在籍中。自然と音楽・動物が大好きで、3匹の犬と同居している。

【セラピューティック・ケアの概要】

セラピューティック・ケアは、器具や薬剤を使わず、服の上から首や肩、手や腕などを優しく撫でることで、癒しホルモン「オキシトシン」(緊張や不安を軽減し安らぎを感じさせる働きがあるホルモン)の効果によりストレスを軽減し、心身を癒やす英国赤十字社考案のメンタルケア。
1999年、現名誉理事長の秋吉によって日本に紹介され、現在では子育て支援から終末期まで生老病死のあらゆる場面で活用されており、老人福祉施設や病院では痛みやリスクなく短時間で認知症の問題行動が改善されるタッチケア(触れるケア)として、ボランティアにより、全国20都道府県・100施設以上、年間のべ14,000人以上の入居者・利用者に提供されている。

【認定NPO法人 日本セラピューティック・ケア協会について】
● 所在地:福岡県太宰府市五条2-6-1-202
● 設立:2005年
● 主な活動:
福祉施設・病院・ホスピスへの施設訪問ボランティア、子育て支援、被災地支援、小中高校での福祉体験授業、ボランティア養成 等
● 役員:
名誉理事長=秋吉 美千代、理事長=城戸 由香里(医療法人 城戸病院 デイサービス・グループホームぶどうの樹施設長)、副理事長=武藤 佐代子(全国ブロック&支部長会会長)、赤坂 久子(人材育成事業部部長)、理事=宇塚 美千代(インファントセラピスト部会長)、前田 久美子(東京ブロック長)、星 美智子、大谷久也(佐賀県介護福祉士会会長・国際医療福祉大学准教授)、朴 峰寛(長善総合福祉共同体理事長・社会福祉学博士・日本経済大学教授)、田中 英樹(社会福祉法人つくし福祉会理事)、照山 太一(九州電力株式会社ビジネスソリューション統括本部地域共生本部地域進行グループ副長)、西山 忠宏(西日本新聞北九州西支局長)、監事=冨永敦夫(太宰府市NPO・ボランティア支援センターコーディネーター)、平山正明(株式会社ウェルフェアネット代表取締役)
● 顧問:
久保 千春氏(九州大学 総長)、山口 創氏(桜美林大学 教授)、林 和正氏(ハーモニー&ジャスティス法律事務所 弁護士)
●HP: http://therapy-care.net/

本リリースに関する報道お問合わせ先
認定NPO法人 日本セラピューティック・ケア協会
本部事務局:樋口
TEL:092-928-1546(平日10:00~17:00)
e-mail:info@therapy-care.net

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