洗濯用柔軟剤を使う人7割、うち9割以上が「香りつき」購入  洗剤や柔軟剤の「香りが好き」61.2%、 「正直香りは苦手」も33.9%  「アイテムや人に合わせ、無香料との使い分けもアリ」55.3%

<オレンジページくらし予報>では、洗濯用の洗剤・柔軟剤の気になることについて調査しました。調査対象者(国内在住の成人女性)では、「洗濯のほとんどを担当している」人が81.4%、洗濯頻度は「毎日1回」が最多で47.7%でした。直接肌につけるものを洗う、という点から、洗剤の「肌へのやさしさ・すすぎ残り」などを気にする人が多く、また「よい香り」へも微妙な賛否両論があることが見えてきました。

ダイジェスト

香りつき洗濯洗剤使用者のうち、「無香料・無添加」の使用希望は66.3%
「他人の柔軟剤の香りが気になる」人が62.1%、「香りが苦手」な人も33.9%
「アイテムや着る人に合わせ、無香料の洗剤や柔軟剤との使い分けもアリ」55.3%

使っている洗濯洗剤や仕上げ剤は?
無添加の洗濯洗剤を使ってみたい?

香りつき洗濯洗剤使用者のうち、「無香料・無添加」の使用希望は66.3%

調査対象の8割が「洗濯するのは自分」で、その頻度は半数が「毎日1回」と回答。洗濯の際にどんな洗剤や仕上げ剤を使っているかを聞いたところ「柔軟剤」67.5%、「衣料用合成洗剤(液体・濃縮・すすぎ1回タイプ)」57.4%、「おしゃれ着用洗剤(中性洗剤)」54.3%がTOP3となり、柔軟剤の使用者が約7割にのぼることがわかりました。
柔軟剤使用者の自由回答では「柔軟剤であることより、香りを重視している」(30代・パート)、「柔軟剤を使うのは“いい香りをさせたい”から」(30代・フルタイム)、「いい香りがすると、干すときに少しやる気が出る」(40代・専業主婦)など、繊維の肌触りをよくすることはもちろん、香りを楽しむためにも商品を選ぶ傾向が見られます。
実際「どんなタイプの柔軟剤をお使いですか?」(複数回答)では「弱い香りがある」56.3%、「はっきりした香りがある」45.9%と、多くの人が「香りのあるもの」を使っていることがわかります。
しかし、家族や自分の肌に直接触れるものを洗うという意識からか「洗濯用洗剤を選ぶ際に“肌へのやさしさ”を考えますか?」には64.4%が「考える」(考える25.7%+やや考える38.7%)と回答。さらに、「すすぎ残り」についても65.6%が「気になる」(気になる25.2%+やや気になる40.4%)と答えています。
環境への配慮が働くのも、やはり毎日使うものだからでしょうか。「洗濯洗剤や柔軟剤を選ぶとき、生分解性(微生物による分解性)が高いものを選びたいですか」という質問にも62.8%の人が「選びたい」(選びたい21.3%+どちらかといえば選びたい41.5%)としています。

他人の衣服の柔軟剤の香り、気になる?
柔軟剤などの香りは苦手?

「他人の柔軟剤の香りが気になる」人が62.1%、「香りが苦手」な人も33.9%

柔軟剤を使うことで洗濯物の香りを楽しむ人が多いことは先にもご紹介しましたが、その「香り」に対する意識はどうでしょう。
「あなたご自身は洗濯物に洗剤や柔軟剤の香りが残っていることは好きですか?」という質問には61.2%が「好きだ」(好きだ27.7%+どちらかといえば好きだ33.4%)と答え、やはり多くの人が「よい香り」を好ましく思っていることがわかります。
しかし一方で、「他人の衣服の柔軟剤の香りが気になることがある」という人は62.1%。「正直言って柔軟剤などの香りは苦手」という人は33.9%という結果になっています。「気になる」というのがすなわち「嫌だ」とばかりは言えないにしろ、たとえ香りが好きな人でも他人の衣服の香りに違和感を覚える場合はある、ということがうかがえます。
また、この香りブームの中であっても「無香料タイプの柔軟剤を使っている人」の自由回答にはこんな意見も。「主人がにおいを嫌うので」(60代・専業主婦)、「旦那の実家では無香料タイプだから、同じものを使おうと思った」(20代・専業主婦)などです。

洗剤や柔軟剤の香りの程度を使い分けるのはアリ?

「アイテムや着る人に合わせ、無香料の洗剤や柔軟剤との使い分けもアリ」55.3%

自由回答からもわかるとおり、同じ家族でも香りがあるほうがいい人と、ないほうがいい人がいるものです。さらに、「いいにおいがするほうがうれしいが、仕事や正装する場面では無香料のほうがよいと思う」(20代・パート)、「飲食店員の服の香りがきつかったときは気分が悪くなったので、そういう人たちには無香料を使って欲しい」(30代・専業主婦)などの声からは、「不適切な場面や場合での香り」が「気になる」こともうかがえます。
家事を楽しく感じさせたりもする「香り」ですが、その好みには個人差もあり、他者への配慮が求められているようです。そのことは全体の55.3%が「洗剤や柔軟剤を香りの程度で使い分けるのはアリ」と回答していることからもわかります。香水などと同じく、洗濯物にも「香らせる」「香らせない」をTPOで使い分けるマナーが必要なようです。

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アンケート概要
●調査対象:オレンジページメンバーズ・国内在住の成人女性(有効回答数1143人)
●調査方法:インターネット調査 ●調査期間:2018年3月20日〜2018年3月26日

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