局所および注入薬用化粧品の世界市場、2017年までに456億米ドルに到達

株式会社グローバル インフォメーションは、市場調査会社BCC Researchが発行した報告書「Cosmeceuticals: Products and Global Markets (薬用化粧品：製品・世界市場)」の販売を開始しました。

2012年の局所および注入薬用化粧品の世界市場は、350億米ドル規模でした。BCC Researchは、この市場が2017年までに複合年間成長率5.4％で成長し、約456億米ドル規模に達すると予想しています。

化粧品と薬品の合成である薬用化粧品は、医薬品のような効果をもたらすとされる有効成分を使用して開発されるトイレタリー製品です。エイジレスな美しさや完璧な肌への挑戦が、薬用化粧品業界の主な活性因子で。毎年、年齢を重ねた数百万人が、老化を防ぐとするスキンケア製品に数十億ドルを費やして若さを取り戻そうとしています。

OTC化粧品の多くが、加齢サインを最小化する有効成分を一定量含んでいます。売れ行きのいい薬用化粧品は、アンチエイジングや肌の若返り、肌の見た目を美しくするなどの効果をうたい、数百万の忠実な顧客を生み出しています。薬用化粧品は、人口統計や虚栄心、調査、創造的なマーケティングなどが組み合わさった、利用的なニッチ市場です。米国の食品医薬品化粧品法には薬用化粧品の公式な承認や定義はありませんが、消費者からの極めて高い需要が、化粧品の世界市場のなかでも薬用化粧品を特に成長の早い分野にしています。

この分野に期待される成長力は、大手医薬品メーカーの関心を引き、高級な薬用化粧品の製剤に欠かせない、有効成分の迅速な研究開発へとつながっています。この業界はまた、多様なプロファイルの消費者や地域、世界市場分野でのメーカーによる販売を可能にする、戦略的な製品の多様が特徴です。

同レポートでは、世界の薬用化粧品市場のダイナミクスについて包括的に検証しています。良く使われる有効因子の詳細なリストで、現在販売されている、またはこれから導入が見込まれる薬用化粧品のカテゴリの背景を調査し、特に成人の利用を前提とした局所および注入薬用化粧品を取り上げます。主な市場参入者や各地の注目プレーヤー、市場戦略、世界の規制展望の複雑さといった業界構造についても検証しています。

市場調査レポート: 薬用化粧品：製品・世界市場
Cosmeceuticals: Products and Global Markets
http://www.gii.co.jp/report/bc278390-cosmeceuticals-products-global-markets.html
出版日: 2013年08月08日
発行: BCC Research

【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社グローバルインフォメーション
Tel：044-952-0102
e-mail：jp-info@gii.co.jp
URL：http://www.gii.co.jp/topics/CS09_jp.shtml
〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F