小さな自治体の挑戦!宮崎牛をはじめとした小林市産の 豊かな食材を活用した地方創生の取り組みを開始
日本一の和牛を決める“全国和牛能力共進会”において、4大会連続で日本一の称号となる“内閣総理大臣賞”受賞牛を送り出した宮崎県小林市(市長:宮原 義久)は、高級レストランやラグジュアリーホテルを展開する株式会社ひらまつ(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:遠藤 久、証券コード:2764 東証1部)と連携し、小林市産の宮崎牛をはじめとした豊かな食材を活用した地方創生の展開として相互連携による取り組みをスタートしました。
宮崎県小林市の食材とシェフとの出会い
霧島連山と九州山地に囲まれた良好な環境の中、市内では70か所以上の湧水が湧き出すなど、豊かな食材を育む土台がある小林市。真面目でひたむきな生産者が生み出す食材は、“日本一おいしい”の認定を受けた宮崎牛をはじめ、市場において高い評価を受けています。
そのような小林市の豊かな食材の魅力を認知し、これまでも定期的に店舗で使用していた株式会社ひらまつと小林市とで、食材の魅力や生産者の想いを多くの人に伝えることで地方創生につなげようと約5年ぶりに本格的に連携するものです。
食の魅力や生産者の想いを現地で感じ、そして料理で表現
今年1月には、株式会社ひらまつの中廣 太一シェフ(オーベルジュ・ド・リル ナゴヤ)、星野 晃彦シェフ(ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座)はじめ、ひらまつのスタッフが小林市を訪れ、実際に食の豊かさや優位性を確認しました。現地で感じたインスピレーションを料理にも活かし、期間限定の特別メニューとして表現します。
名古屋を皮切りに、小林市産の食材を活用したポップアップイベントを開催
2月13日には、オーベルジュ・ド・リル ナゴヤで小林市長や宮崎牛等の生産者が参加してのガラディナーが行われ、全メニューに小林市産の食材が使われたフルコースは、美食家でもある多くのお客様を唸らせました。お客様は、小林市が運営するファンクラブへ加入するなど、食を通じた関係人口の拡大にもつながっています。また、食材の選定を受けた生産者のモチベーション向上にもつながるなど、目に見えた成果が生まれています。
また、3月13日から19日にかけて、ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座では、星野シェフが厳選する和牛のステーキとフランス伝統のカフェ・ド・パリ バターソースを合わせた人気メニュー「PariSteak(パリステーキ)」が、小林市産宮崎牛を使って登場します。
その後、4月にはオーベルジュ・ド・リル サッポロでも同様の取り組みを行う予定です。
小林市の食材の魅力が地域と人とを結ぶ
良質な黒毛和牛の産地として一目置かれている小林市。小林市で生産される“小林市もの”は、唯一無二のその高い質感により料理人をはじめ人気があります。また、他の食材も同様で、ふるさと納税などをきっかけとし、全国の人に触れていただく機会も増えています。
良質な自然環境の中で育まれる安心・安全で上質な食材は、小林市の人々の日々の営みを支える基盤であって、まちの魅力発信の一翼を担うシンボルといえます。
小林市では、今後も食を通じて食材の魅力そのものは勿論のこと、背景にあるそれを生み出す人や土地の自然の魅力を少しでも多くの方に伝えていくことで、関係人口の拡大につなげたいと考えています。また、生産現場のモチベーション向上も図りつつ、持続可能な地域であるために地域経済の活性化をめざしていきます。
豊かな食の産地でありながらまだまだ認知が図れていない小林市。地域の認知度向上を図るとともに、地方創生に向けた関係人口の拡大をめざした小さな自治体の挑戦は、一歩一歩続きます。
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