日本オラクル、「Oracle Application Testing Suite Release 9.0」の提供を開始

日本オラクル株式会社（本社：東京都港区北青山、代表執行役社長 最高経営責任者：遠藤 隆雄）は、高パフォーマンス、ミッションクリティカルなアプリケーションの提供をオンタイムかつ予算内で実現すべく支援するため、「Oracle Application Testing Suite 9.0」の国内提供を開始すると発表しました。「Oracle Application Testing Suite」は、高い完成度を誇る、オープンな統合アプリケーション・テスト・ソリューションです。

この最新版「Oracle Application Testing Suite」には、機能テストと負荷テストを自動化するJavaベースの統合テスト用スクリプト作成プラットフォーム、OpenScriptが新たに加わりました。

「Oracle E-Business Suite」向けの新しいテスト・アクセラレーター、オラクルの「Siebel CRM」に対応したテスト・アクセラレーターが加わることで「Oracle Applications」のテスト機能がさらに充実しました。

「Oracle Enterprise Manager」の「Application Quality Management」製品群の主要コンポーネントである「Oracle Application Testing Suite」は、負荷テスト、機能テスト、テスト管理を実現する統合ソリューションとして、アプリケーションとその基盤を徹底的にテストすることが可能です。そのため、本番環境への展開に先立って最高の品質、拡張性、可用性を確保することができます。

「Oracle Enterprise Manager」は、アプリケーションとITインフラストラクチャのリソースを対象とした管理ソフトウェアから構成される包括的な製品ラインです。アプリケーション、ミドルウェア、データベース、仮想インフラストラクチャまでをサポートする「Oracle Enterprise Manager」は、ソフトウェアやシステムの構成がオラクル製であるか非オラクル製であるかを問わず、トップダウン方式のアプリケーション管理をエンタープライズ・アプリケーション全般にわたって提供します。

■高パフォーマンス、ミッションクリティカルなアプリケーションをオンタイムかつ予算内で実現

パッケージ、ウェブ、SOAアプリケーションの状態とパフォーマンスを保証することは、常に新しいアプリケーションの展開や頻繁なアップグレードに直面しているビジネス・マネージャとIT管理者にとって、引き続き難しい課題となっています。

これらのニーズに応えるため、「Oracle Application Testing Suite 9.0」には次のコンポーネントが搭載されています。

-新しい「Oracle E-Business Suite Accelerators」：「Oracle E-Business Suite」アプリケーションの機能テストと負荷テストの自動化を包括的にサポートし、「Oracle E-Business Suite Release 11i.10」、「Oracle E-Business Suite Release 12」の両方に対応しています。これにより、ウェブとOracle Formsベースのアプリケーション・インターフェースを自動化するテスト・スクリプトが作成可能になりました。OpenScriptの直感的でグラフィカルなスクリプト作成インターフェースを活用し、「Oracle E-Business Suite」による業務トランザクションをブラウザ内で実行するだけで、自動化されたテスト用スクリプトを記録することができます。さらに、同じインターフェースを使って、スクリプト実行、スクリプト入力のパラメータ化、カスタム・テスト・ケースの追加が可能で、内容を検証したり、Javaでスクリプトをプログラム的に拡張したりすることができます。これによって、「Oracle E-Business Suite」をお使いのお客様は、新しいアプリケーション展開やアップグレードの検証にともなう手作業によるテストを減らし、俊敏さを改善することができます。また、このインターフェースは、自動化された負荷テスト用スクリプトの作成にも使用できます。スクリプトは「Oracle Load Testing」内で何千人もの仮想ユーザーにより実行可能で、「Oracle E-Business Suite」アプリケーションのパフォーマンスを検証することができます。

-新しいOpenScript Java-Based Scripting Platform：次世代の統合型スクリプト作成プラットフォームとして、自動化された機能テストと負荷テスト用スクリプトを作成することができます。このプラットフォームは、「Oracle Functional Testing」のコンポーネントとして、直感的でグラフィカルなスクリプト作成インターフェースと、「Eclipse」ベースの強力なJava IDEを組み合わせ、かつてない柔軟性を実現しており、高度なスキルを持つ品質保証の専門家や、反対に経験の乏しいテスト担当者のニーズにも対応しています。テスト対象となるのがオラクルのアプリケーションであっても、カスタム・ウェブ・アプリケーションであっても、あるいはSOAベースのウェブサービスであっても、これまで一般的に用いられてきた専用ソリューションではなく、標準ベースの統合ソリューションだけで、自動化された機能テスト・スクリプトと負荷テスト・スクリプトを作成することができます。

-強化された「Siebel CRM Accelerators」：「Siebel CRM」アプリケーションには、「Oracle E-Business Suite Accelerators」と同等のメリットを持つ「Application Testing Suite」アクセラレーターがすでに用意されています。今回のリリースでは、新しいOpenScriptプラットフォームを活用し、アクセラレーターがさらに強化されています。

価格：
Oracle Load Testing
　- 10,900円/1Named User Plus（税込11,445円）
Oracle Load Testing Controller　
　- 760,900円/1Processor（税込798,945円）
Oracle Load Testing Accelerator for Oracle E-Business Suite, Siebel, Web Services
　- 2,700円/1Named User Plus（税込2,835円）
Oracle Functional Testing
　- 869,600円/1Named User Plus（税込913,080円）
Oracle Functional Testing Accelerator for Oracle E-Business Suite, Siebel, Web Services
　- 217,400円/1Named User Plus（税込228,270円）
Oracle Test Manager
　- 217,400円/1Named User Plus（税込228,270円）
*価格は予告なく変更されることがあります。

対応プラットフォーム：
Windows XP Professional (32bit), Windows Vista Business (32bit), Windows Server 2003 (32bit), Windows 2000(32bit, SP4)

参考資料
・「Oracle Application Testing Suite」
・「Oracle Enterprise Manager」
・「Oracle Enterprise Manager」ニュースレター（英文）
・「Oracle E-Business Suite」
・「Siebel CRM」

■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社　広報室　玉川、鈴木
Tel: 03-6834-4837 / Fax: 03-6834-6144 / E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム　http://www.oracle.co.jp/press

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