「広島大学・慶応義塾大学・スマートニュース研究所」協働研究で開発中のSNSシミュレータによるSNS Attitude教育実験授業を、クラーク記念国際高等学校 広島キャンパスで実施

SNSに対する学習者の態度の構築に着目した本年度初の取り組みとして、メディア向け公開授業を5月30日(月)に実施

広域通信制高校のクラーク記念国際高等学校(学校法人創志学園、本校:北海道深川市、校長:吉田洋一)は、「広島大学・慶応義塾大学・スマートニュース研究所」協働研究で開発中のSNSシミュレータの実験に協力し、広島大学大学院 匹田篤 準教授による実験授業を当校広島キャンパス(広島市中区)にて実施いたします。

本実験授業で用いるSNSシミュレータおよび教育カリキュラムは、広島大学、慶應義塾大学と、スマートニュースメディア研究所の共同研究によって開発されているものであり、2020年度より実証実験を開始しており、今回は2022年度の最初の実験です。

本プロジェクトでは、本年度から、SNSに対する学習者の態度(Attitude)の構築に着目しています。学習者一人ひとりが自分ごととして考え、対応し、他者との多様性を理解できる態度の構築をねらいとしています。

また、クラーク記念国際高等学校は、ICT技術を活用したEd Tech教材やコーチングを用いた「個別最適な学習システム」や「協働的な学び」も併せて実施することにより、学力だけでなく非認知能力を育成する教育を全国で展開しています。

つきましては、下記の通り実験授業を実施いたします。


日 時:2022年5月30日(月)10時20分~11時10分(50分授業)
場 所:クラーク記念国際高等学校 広島キャンパス(Lecture Room3.4)
住 所:広島市中区西白島町7番27号
授業者:匹田 篤 (広島大学大学院人間社会科学研究科 准教授)
受講者:高校2年生(クラーク記念国際高等学校 広島キャンパス)

実験のねらい:SNSというメディアの特性を知る

1)SNSで情報をシェアする、いいねボタンを押すということは、情報の送り手となる
2)SNSでは、真実ではない情報を冗談としてシェアすることがある
3)自分が冗談だと思った情報でも、受け手は冗談だと思わないことがある以上の理解を高め、SNSに対する個々の態度を構築していくことが、本実験のねらいです

SNSシミュレータおよび、学習カリキュラムについて

本授業で用いるSNSシミュレータおよび教育カリキュラムは、広島大学、慶應義塾大学と、スマートニュースメディア研究所の共同研究によって開発されているものであり、2020年度より実証実験を開始しており、今回は2022年度の最初の実験です。本プロジェクトでは、本年度から、SNSに対する学習者の態度(Attitude)の構築に着目しています。学習者一人ひとりが自分ごととして考え、対応し、他者との多様性を理解できる態度の構築をねらいとしています。

授業の流れ(50分)

メディア・コミュニケーションの特徴:15分間(匹田より解説)
SNSシミュレータの解説:5分間(匹田より解説)
SNSシミュレータを試用:20分間(生徒たちがそれぞれの端末で)シミュレータの結果の振り返り:10分間(匹田氏が解説)

クラーク記念国際高等学校について

「Boys,Be Ambitious!」で知られるクラーク博士の精神を教育理念に受け継ぐ唯一の教育機関として1992年に開校。北海道深川に本校を設置し、全国50を超える教育拠点で1万人以上が学び、これまで6万人以上の卒業生を輩出しています。通信制でありながら全日制と同様に毎日制服を着て通学して学ぶ「全日型教育」という新たな学びのスタイルを開発・導入。カリキュラムの柔軟性を生かし、生徒のニーズに合わせた様々な特徴ある授業を展開しています。毎年、海外大学や国公立、有名私立大学などへの進学者も多数輩出してます。2021年度からは場所、時間にとらわれず学習する「スマートスタディコース」が新開講。幅広い教育ニーズに応える高校として高校生たちの「夢・挑戦・達成」を支えています。

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