エネルギーハーベスティング対応機器の出荷台数は、2015年に2億3,500万台へ

株式会社グローバル インフォメーションは、パイクリサーチが発行した報告書「Energy Harvesting - Photovoltaic, Piezoelectric, Electromagnetic, and Thermoelectric Technologies for Consumer and Industrial Applications: Market Analysis and Forecasts (エネルギーハーベスティング(環境発電)市場の分析・予測:民生および産業用途の各種技術)」の販売を開始しました。

エネルギーハーベスティングとは、環境中に存在するエネルギーを電気エネルギーに変換することで、携帯型電気機器の電源となります。

エネルギーハーベスティング技術の用途は、バッテリーを使用する様々な製品と同様に多様化しています。その範囲は家電製品から医療機器の付属品、自動車システム、そして軍用機器にまで及んでいます。

エネルギーハーベスティング対応機器の出荷台数は、今後数年間に大きく増加し、2010年の2,930万台(ほとんどがキネティック腕時計とワイヤレスセンサーネットワーク)から2015年には2億3,540万台(消費者向けや産業用機器と多様化)に達すると、当報告書では予測しています。

「利便性と経済性の二つの要因がエネルギーハーベスティング技術の普及をけん引しています。」と、パイクリサーチ社長のClint Wheelockは、述べています。

「機能や技術コストが改善するにつれ、エネルギーハーベスティングは、消費者向けから産業用機器にいたるまで、従来のバッテリーに代わるものとして、ますます魅力的になるでしょう。」

エネルギーハーベスティング対応機器の2015年までの総出荷台数のうち、およそ42%を消費者向け市場が占める見通しです。

消費者向け市場における主要な用途は、携帯電話、ラップトップ、リモートコントロール、携帯型照明、そして運動エネルギーから電力を得る腕時計です。

産業用アプリケーションは、エネルギーハーベスティング市場の大半を占めると予想され、100%を超える複合年間成長率で成長する見通しです。

新しい産業市場としては、ワイヤレスセンサー(産業部門の大半を占める)、軍用機器、医療機器、そして自動車機器があります。

環境エネルギーを電気エネルギーへ変換する際に使用される主な技術には、太陽光発電(PV)、熱電、圧電、および電磁波の技術が含まれています。

パイクリサーチでは、現在から2015年の間に、PVのエネルギーハーベスティング技術が最も突出し、2015年末までに、総収益のうちの約40%を占めると予測しています。

電磁波と圧電の技術は、それぞれ市場の約15%を占めるでしょう。熱電技術は、およそ12%になる見込みです。

当報告書は、エネルギーハーベスティングの既存・新技術や15の消費者向け・産業用アプリケーション部門について詳細に分析しています。

市場調査レポート: エネルギーハーベスティング(環境発電)市場の分析・予測:民生および産業用途の各種技術
Energy Harvesting - Photovoltaic, Piezoelectric, Electromagnetic, and Thermoelectric Technologies for Consumer and Industrial Applications: Market Analysis and Forecasts
http://www.gii.co.jp/report/pike223144-energy-harvesting-photovoltaic-piezoelectric.html
出版日 2011年11月
発行: Pike Research

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