企業の人材研修やジョブ型雇用導入に関する調査を実施 「レアジョブ グローバルリーダー育成分析レポート2020」の発表

グローバルに活躍できる人材育成の一歩目は「スキルの可視化」

人にまつわるデータを活用し、グローバルに活躍する人々を生み出す株式会社レアジョブ(以下、レアジョブ)は、企業の人事担当者289名を対象に、人材育成研修やジョブ型人材、グローバルに活躍できる人材の育成状況に関する調査を実施しました。日本企業が抱える人材の雇用や育成に関する動向をまとめるとともに、2021年以降の予測レポートを発表いたします。

調査背景

2020年はコロナ禍の影響から、移動を伴うグローバルな人の動きは大きくスローダウンしました。その一方で、オンラインコミュニケーションをベースとしたビジネス展開や社内の人材研修などが普及し、リモートワークなど新しい働き方が現実的に進展したという側面もあります。なかでも、日本では従来の新卒一括採用や年功序列といった仕組みを構築してきた「メンバーシップ型雇用」から、タスクに対して人材を割り当てていく「ジョブ型雇用」への変化に注目が高まっています。ジョブ型雇用はグローバルで活躍できる人材確保の点からも有効である一方で、グローバルで通用する職場環境づくりや人材育成、個人のスキルの可視化など、従来の常識や社会構造からの大きな変化を必要とします。そこで、今回はグローバルで活躍できる人材育成に向けた企業の取り組みや実態の調査を行い、日本企業が2021年以降の企業運営や人材確保・育成において目指すべき方策を探りました。

調査概要

調査対象:法人契約にてレアジョブサービスをご利用中、ご検討中のご担当者様(2020年10 月時点)
回答数:289名(274社) ※1社につき複数名ご回答の企業あり
調査期間:2020年10月13日~2020年10月30日
調査方法:インターネット調査
※本調査を引用いただく場合は、「レアジョブ調べ」とご記載ください。

属性
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主な調査結果

① 約9割の企業でリモートワークを導入。半数以上の企業がジョブ型雇用導入を検討・予定

コロナ禍以前より、人材不足の解消や優秀な人材の流出防止策として、フリーランス人材や時短就業者の活用、副業・兼業の許容などが進んでいました。加えて、コロナ禍によって多くの企業がリモートワークを導入し、その流れからジョブ型人材の採用や制度導入の検討につながっていったと考えられます。今回の調査においても、ジョブ型人材の採用や制度導入について「既に導入している/導入に向けて具体的に検討している/導入の是非について調査している」と回答した企業は54%に上りました。

ジョブ型雇用は“特定のタスクを定め、そのタスクを完遂できる人材を割り当てていく”という手法です。したがって、それぞれの人材がどのようなスキルを・どの程度のレベルで持っているのかを定量的にジャッジする必要があります。ところが、従来の日本では“個別の担当領域を持ちつつ、互いにフォローし合っていく”というメンバーシップ型雇用が主流だったので、ジョブ型雇用の推進に欠かせない「スキルの可視化」が十分に進められていないという課題が浮き彫りになりました。

② 7割以上の企業でジョブ型雇用に必要な「スキルの可視化」が進んでいない

今回の調査では、既に「スキルの可視化」が進んでいると回答した企業は全体の28%にとどまりました。さらに、「グローバル人材のスキルの可視化」に限定すると、8%にまで下がります。グローバル人材に求められるスキルは、英語力はもちろん、異文化理解やそれを踏まえたうえでのマネジメントスキルなど多岐にわたります。日本企業がグローバルなビジネス展開を前提としてジョブ型雇用を推進していくには、「スキルの可視化」が喫緊の課題であると考えられます。

③ 「グローバルに活躍してもらいたい人材」の英語力が不足しているのが実情

グローバルでビジネスを展開するうえで、英語力は不可欠なスキルのひとつです。一方で、グローバルビジネスでの活躍を期待する人材が十分な英語力を備えているかと言えば「英語力はやや/かなり不足している」との回答が9割以上を占めました。必要性は認識していながらも、適切な人材育成ができる状態まで落とし込めていないことがうかがえます。

④ 特に英会話力については、2割の企業しか測定を行っていない

前述の通り、「英会話力(英語スピーキング力)」は、グローバルなビジネスシーンの実務において非常に重要なスキルです。一方で、このスキルを定量的に測定している(スピーキングテストの活用など)企業は、2割しかいないという結果になりました。ジョブ型雇用に必要な「スキルの可視化」の一環でもあり、英会話力の測定は今後ますます重要性が高まっていくと考えられます。

総括:レアジョブ グローバルリーダー育成事業開発担当 坪内より

今回の調査結果を通して、メンバーシップ型雇用が一般的だった日本企業がジョブ型雇用に変化していくうえで重要な「スキルの可視化」において、多くの企業が課題を抱えているという現状が見えてきました。グローバルにビジネスを展開していくには、日本固有の慣習や制度、価値観だけではひずみが生じてくる可能性があることは否めません。グローバルスタンダードにフィットした企業運営のためにも、まずは「スキルの可視化」を推進していただくことが第一歩になると考えられます。
グローバル人材育成研修や、英語研修を実施中/検討中の人事担当者の方には、ぜひ、当社にお声がけいただければ幸いです。今回のような調査を通して、定量的かつ客観的な事実を基に、研修の設計をご提案させて頂きたいと思います。

坪内 俊一 執行役員 Chief Strategy Officer経営企画部長

Boston Consulting Groupにて、国内・海外のトップ企業への経営戦略立案・実行を支援。特に、組織開発、チェンジマネジメント、人事戦略の再構築に多く従事。
エムスリーにて、営業部門のシニアディレクターとして、営業チームを統括すると共に、採用・育成の責任者も兼務。
レアジョブでは、経営企画と広報を管掌。現在、グローバルリーダー育成事業の事業開発も担当。

「レアジョブ グローバルリーダー育成分析レポート2020」について

本レポート全編の閲覧につきまして

本レポートの全編をご覧になりたい方は、以下よりお問い合わせください。
報道関係者の方:press@rarejob.co.jp

株式会社レアジョブについて

所在地:東京都渋谷区神宮前6-27-8 京セラ原宿ビル2F
代表者:代表取締役社長 中村 岳
U R L :https://www.rarejob.co.jp/
事業内容:英語関連事業
上場取引所:東京証券取引所市場第一部
レアジョブでは、グループビジョン“Chances for everyone, everywhere.”に基づき「グローバルに人々が活躍する基盤を作る」ことを目指しています。サービスミッションには「日本人1,000万人を英語が話せるようにする。」を掲げ、マンツーマンのオンライン英会話サービス「レアジョブ英会話」を中心に事業を展開しています。ビジョン・ミッションの実現に向け、EdTech企業のリーディングカンパニーとして、国内のみならず事業のグローバル展開を推進してまいります。

イメージムービー:レアジョブが描く少しだけ未来の風景

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