日本オラクル、現行「Oracle Applications」のバージョンアップ継続を発表〜日本オラクルインフォメーションシステムズと協業しアプリケーション製品の新しい開発戦略「Applications Unlimited」を推進〜
日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新宅正明、以下日本オラクル)は、日本オラクルインフォメーションシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表者:デニス・ジョラック、以下日本オラクルインフォメーションシステムズ)との協業により、現行「Oracle Applications」のバージョンアップを継続していくことを発表します。これにより、次世代アプリケーション「Oracle Fusion Applications」が提供される予定の2008年以降も、現行の「Oracle Applications」製品群を利用中もしくは利用予定の顧客へ、アプリケーションの付加価値を提供し続ける体制を強化します。
日本のアプリケーション市場における、「Oracle Applications」(「JD Edwards EnterpriseOne」、「JD Edwards World」、「Oracle E-Business Suite」、「PeopleSoft Enterprise」、「Siebel Business Applications」)の顧客は、すでに1,350社を超えています。2006年6月1日より、日本オラクルと日本オラクルインフォメーションシステムズは、各社の製品群に関して相互に営業、販売、サポートを行うことが可能になりました。これを機に、両社共同で現行の「Oracle Applications」顧客への継続支援を目的とした開発戦略「Applications Unlimited」のもたらすメリットを積極的に推進します。また、2008年にリリースが予定されている次世代アプリケーション「Oracle Fusion Applications」の提供開始後も、「Oracle Applications」の開発と機能強化を維持、継続してまいります。
また両社は、日本OAUG(日本Oracle Applications Users Group、会長:原 孝雄)と密接に連携し、ユーザーとアプリケーション製品開発責任者との意見交換の場である特別委員会「Fusion Council」を通じて、次期リリースでの新機能要求や現行「Oracle Applications」製品群の機能強化にも協力してまいります。これにより、業種に特化した商習慣や顧客共通の業務要件、法制度対応など日本独自の機能強化を、次期リリースに盛り込んでいきます。「Oracle Fusion Applications」の市場投入後も、現行製品ラインに対するアプリケーションの専任技術者による高品質な開発とサポートを長期的に提供することで、顧客が導入済みのアプリケーションから最大限の価値を引き出し続けられるよう支援していきます。
「Applications Unlimited」は、「Oracle E-Business Suite」、「PeopleSoft Enterprise」、「JD Edwards EnterpriseOne」、「JD Edwards World」、「Siebel Business Applications」を含む「Oracle Applications」を対象とした開発戦略で、概略は以下の通りです。
・ 個別アプリケーション製品の新規リリースの継続
・ 顧客のニーズに合わせた製品ロードマップ
・ 専任の開発チーム
・ アップグレードの時期や対象製品を顧客が自由に選択
●「Oracle Applications」と「Oracle Fusion Applications」について
「Oracle Applications」は、オラクルの保有するアプリケーション製品群の総称であり、「Oracle E-Business Suite」、「PeopleSoft Enterprise」、「JD Edwards EnterpriseOne」、「JD Edwards World」、「Siebel Business Applications」といったアプリケーション製品で構成されています。ビジネスへの洞察力、適用可能で深い業界プロセス、システム導入による最高の所有体験をコンセプトに開発された「Oracle Applications」は、財務管理や人材管理といった企業の基幹系システムから、在庫管理、生産管理、顧客管理、購買管理、コンタクトセンター、分析ツールなど、企業活動支援のための多くの機能が包括的に統合されており、さまざまな企業活動の効率的な業務支援を可能にします。
また、「Oracle Fusion Applications」は、オラクルの保有するアプリケーション製品群「Oracle Applications」の最良部分を融合したまったく新しい次世代エンタープライズアプリケーション製品です。「Oracle Fusion Applications」の提供開始は2008年を予定しています。
●日本OAUGについて
日本OAUG(日本Oracle Applications Users Group)は、オラクルのアプリケーション製品群を使用している顧客やパートナーにより自立的に運営されるユーザー会です。
アプリケーション製品に関連したビジネスソリューション情報の入手と共有、会員の親睦やネットワークの構築、オラクルの製品戦略へのかかわりという3つの基本方針を掲げ、日本オラクルとの連携を強化するとともに、OAUG本部とのグローバルな交流を通して、海外事例等の最新情報の共有を図ります。また、様々な業界からの意見やSIGでの討議から新しい活動・交流を促進しています。現在、製品別SIGとして、FIN(会計)、SCM(サプライチェーン・マネジメント)、HRMS(人事)、PSFT HCM(人事)、JDE(JDE製品群)、TECH(アプリケーション・テクノロジ)の6つのSIGを、業界別SIGとして、建設・エンジとCPG(Consumer Packaged Goods:消費財)2つの計8つのSIGを運営しています。
■本件に関する報道関係お問い合わせ先:
日本オラクル株式会社 広報部 石川
Tel: 03-6238-8179 Fax: 03-5213-6990
E-mail: Junko.Ishikawa@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press/
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