イタリアが誇る銘醸ワイン「オルネッライア 2021」の アートボトルがサザビーズオークションで競売に (2024年5月22日～6月5日開催予定)
“ワインと芸術の融合”のテーマは「ラ・ジェネロジタ(寛大)」
イタリア屈指のワイナリー「オルネッライア」(所在地：イタリア トスカーナ州 ボルゲリ)は、最新ヴィンテージ「オルネッライア 2021」をリリースし、伊のアーティスト マリネッラ・セナトーレを起用したアートボトルを制作いたしました。本製品は、2024年5月22日(水)～6月5日(水)まで行われるサザビーズのオンライン・オークションにて販売いたします。
ワインと芸術の融合であるオルネッライアの「ヴェンデミア・ダルティスタ」は、今年で16回目を迎えます。2021年ヴィンテージの特徴を表すキーワードとして、「ラ・ジェネロジタ(寛大)」が選ばれました。これは、陽光と地中海の絶妙なバランスを取り、ブドウの木に全てを与えるテロワールの真髄を表現したものです。
この言葉をモチーフに、グローバルに活動するイタリアの女性現代芸術家、マリネッラ・セナトーレが起用され、コラージュ、ネオン、言語により、オルネッライア 2021を独自の芸術観で表現し、作品を制作しています。
「ラ・ジェネロジタ」は、人間社会を動的でアーティスティックな視点で取り上げてきたセナトーレの芸術的テーマと共鳴しています。セナトーレは、オルネッライアでワインを造る人々の誇りと職人気質に着目し、コラージュの特別ラベルを制作、生産本数が1本のサルマナザール・ボトル(9リットル)をネオンによる彫像で造り、ワイナリーに芸術作品を設置しました。
セナトーレは次のようにコメントしています。
「私はオルネッライアを訪れ、注意深く観察し分析しました。この地から見下ろす地中海、潮風、天空の星をはじめ、大自然の要素から生まれるエネルギーは、ここで働く人々の情熱とパワーと一体化し、自然と人間の深い関係をあらためて認識できました。これは、人間の力強さそのものです。」
セナトーレの手による世界に1本のサルマナザールと、110本のビッグフォーマットボトルの一部は、サザビーズにより、2024年5月22日から6月5日に開催予定のオンラインオークションにて販売いたします。収益金の全額はソロモン・R・グッゲンハイム財団に寄贈し、視覚が不自由な人が五感を駆使して芸術作品を鑑賞する「マインズ・アイ」プログラムを支援しています。
オルネッライアとは
オルネッライアの創立は1981年、イタリア トスカーナ州の海沿いの銘醸地ボルゲリに、115ヘクタールのブドウ畑を有する名門ワイナリーです。
海岸から約10kmという立地では、優しい海風が典型的な地中海性気候の暑さを和らげる一方、丘陵が、アルプスから吹きおろす寒風からブドウの木を守り、さまざまに変化する地中海の微気候に対応しています。古生代に誕生した複雑に入り組んだ土壌(マイクロ・テロワール)が特徴のワイナリーでは、ブドウの特性を最大限に生かすために、土壌を70区画以上に分け、それぞれにあった品種、栽培方法、収穫から醸造まで、日々熟練の職人の目と手で見極め、世界に誇る唯一無二のワイン造りを行なっています。
オルネッライアは、自然の力と人間の叡智が創造したワインであり、ファーストヴィンテージより、名だたる世界の批評家から素晴らしい評価を受け、創業から40年という短い年月にも関わらず、地中海を代表する最高峰のワインの一つとして、世界90ヵ国以上で楽しまれるまでになりました。
オルネッライアという名前はワイン造りの秀逸さを想起させ、トスカーナの素晴らしいテロワールをそのまま表現しています。
