新薬開発 脳卒中後のリハビリテーション効果を促進する新薬の候補化合物を特定 承認取得に向けて治験実施へ

『Science』に掲載

横浜市立大学 学術院医学群 生理学 高橋琢哉教授らの研究グループと富士フイルムグループの富山化学工業株式会社(以下、富山化学)は、産業技術総合研究所、医薬基盤・健康・栄養研究所との共同研究により、脳卒中後のリハビリテーション効果を大きく促進する新薬の候補化合物を特定しました。富山化学は承認取得に向けて脳卒中後の回復期リハビリテーションを行っている患者さんを対象とした治験を実施します。

研究成果のポイント

・富山化学が創製した化合物edonerpic maleate*1が脳損傷後の機能回復のメカニズムである脳の可塑性を向上させることを明らかにした。
・脳損傷後のedonerpic maleate投与で脳の可塑性が向上し、リハビリテーションによる運動機能回復効果が改善することを、げっ歯類、霊長類のモデルで示した。
*1 edonerpic maleate: 富士フイルムグループの富山化学が創製した化合物。アルツハイマー型認知症患者を対象とした治験(開発コードT-817MA)も実施中であり、健康成人での忍容性が確認されています。

◆詳細はWebページをご覧下さい。
 ⇒ http://www.toyama-chemical.co.jp/news/detail/180404.html?link=atp

富山化学工業株式会社のホームページ
  ⇒ http://www.toyama-chemical.co.jp/index.html?link=atp
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