日本オラクル、札幌市と協力してバイオインフォマティクス技術者を育成するセミナーを開催

日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新宅正明)は、バイオインフォマティクス分野において札幌市と協力し、地場先端産業の発展を支援することを発表します。その第一弾として、バイオインフォマティクス技術者を育成するセミナーを2003年2月21日、札幌産業復興センターにて開催します。

北海道・札幌市は「サッポロバレー」とよばれるIT企業の集積がめざましく、とりわけライフサイエンス分野のベンチャー企業が数多く誕生しており、バイオインフォマティクスを中心とした地場先端産業の発展が期待されています。そこで、ITをはじめとした産業全体の振興をになうさっぽろ産業振興財団を中核に、産官学の連携によるIT産業とバイオ産業の融合に向けた様々な取組みの一貫として、人材育成面での支援を検討していました。また、日本オラクルでは他社にさきがけ、2002年9月より道内におけるバイオインフォマティクス分野での取組みを本格化しており、北海道支社において同分野の技術者を育成する研修コースを開催しています。その実績が評価され、このたび札幌市とバイオインフォマティクス分野において協力し、急務とされる人材育成に取り組むことになりました。

両者は協力して、財団法人さっぽろ産業振興財団主催の「バイオインフォマティクス入門セミナー」を2月21日に開催します。同セミナーは、オラクル技術者、IT技術者を対象に、バイオインフォマティクス分野におけるデータベース技術者の必要性や、バイオインフォマティクスの現状、さらにはIT技術者がバイオ分野で活躍するために必須となる遺伝子や生物の基礎知識もご紹介します。さらに、新年度にはより実践的な技術が習得できる「バイオインフォマティクス人材育成研修」を行う予定であります。

◆「バイオインフォマティクス入門セミナー」概要
開催日時:2003年2月21日(金) 13:30〜17:00
会場:札幌市産業振興センター 2階 セミナールームA
   札幌市白石区東札幌五条1丁目 (代表)011-820-3033
定員:100名
受講料:無料
主催:財団法人さっぽろ産業財団
後援:札幌市北海道バイオインフォマティクス研究会
協力:日本オラクル株式会社
お申し込み方法・詳細:http://sangyo.center.sec.or.jp/

●「バイオインフォマティクス」について
生命情報工学ともいわれ、様々なバイオ分野の研究と最先端のIT技術を統合させて、適切な情報を選択、活用することで、遺伝子やたんぱく質の解析により医療、創薬へと役立てることができます。最近ではゲノム研究の次の段階である相互作用やメタボローム研究を視野にいれた統計分析やクラスタ分析の技術も発展しています。その膨大な計算結果を蓄積するデータベースには大規模でかつ高速な処理性能を発揮する必要性があるため、大容量データの効率的な管理が可能なRDBMS(リレーショナル・データベース・マネージメント・システム)へのニーズが高まっています。

■本件に関する報道関係お問合せ
日本オラクル株式会社 マーケティング本部
コーポレート・コミュニケーションズグループ 広報 石川 
TEL:03−5213−6395 FAX:03−5213−6589
e-mail:junko.ishikawa@oracle.com
プレスルーム URL:http://www.oracle.co.jp/press/

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