富士通大分ソフトウェアラボラトリと日本オラクル 情報システムへのセキュリティ実装で協業
株式会社富士通大分ソフトウェアラボラトリ(本社:大分市東春日町、代表取締役社長:阪田安丸 以下OSL)と日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新宅 正明 以下日本オラクル)はセキュリティをITシステムに実装するためのコンサルティング事業で協業することを発表いたします。
OSL社は国内で早期より英国のセキュリティ標準「BS7799」の認証取得を実現した企業の一つとして、高品質のセキュリティ監視・監査サービスを提供してきました。同社は、これらの取得ノウハウをもとにセキュリティリスク分析、要件分析、認証取得を支援するコンサルティング事業を行っております。また、日本オラクルが提供するデータベース、アプリケーションサーバのソフトウェアには、データベースに格納された個人情報、経営情報などの重要な情報を保護するための様々なセキュリティ機能やオプション製品を実装することが可能です。OSL社のサービスと日本オラクルのソフトウェア製品を組み合わせることによって、顧客が策定するセキュリティ・ポリシーを実際の情報システム構築に反映すること可能にしています。
今回OSL社と日本オラクルが協力して提供するコンサルティング事業では、OSL社が顧客に対して実施する上流工程におけるセキュリティ要件の定義と分析を経た、リスク分析・セキュリティ監査などの結果をもとに、個々のシステムに対してどのようなセキュリティ対策が必要かを導き出します。さらにこれらの結果をもとにデータベース、アプリケーションサーバ等のオラクル製品に実装されたセキュリティ機能を利用してシステム化を実現いたします。
社会的なセキュリティ対策の重要性はますます高くなっている中、OSL社と日本オラクル両社の協業により、策定した組織全体のセキュリティ・ポリシーを個別のシステムに反映する方法や、セキュリティ機能の有効活用方法、コストに見合った効果の出し方など、従来より顧客に必要とされていたソリューションを提供いたします。これによって、無駄のない効率的なセキュリティ対策と投資を実現し、定期的な見直しを行うことによって継続的にセキュリティレベルを維持することができます。
両社の取り組みは以下の通り
1)セキュリティ要件分析リスク分析をデータベース・セキュリティに適用する手法の確立
2)オラクル製品のセキュリティ機能の適用と設計・実装に関するコンサルテーションの提供
3)セキュリティ機能に関するパフォーマンス・テストの実施と測定データの提供
株式会社富士通大分ソフトウェアラボラトリについて
当社は富士通株式会社の関係会社として1982年に設立されました。ネットワーク/データベース関連のミドルウェア及びアプリケーションソフトの開発、SCM/DWH/CRM等の分野におけるソリューションの提供、大分地区でのシステムインテグレーション等を展開しています。2000年4月にインターネットセキュリティの専門組織「OSLセキュリティセンター」を設立し、約300社のセキュリティ監査・監視サービスを実施、2002年3月にBS7799認証取得。従業員数、405名(2003年10月現在)
日本オラクル株式会社について
日本オラクル株式会社はオラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日の店頭市場への株式公開、2000年4月28日に東証一部上場。従業員数1,440名(2003年5月末現在)。
■本件に関する報道関係のお問合せ先
株式会社富士通大分ソフトウェアラボラトリ
事業推進部 広報担当)馬場
Tel:097-534-0231
E-mail:pr@osl.fujitsu.com
日本オラクル株式会社 マーケティング本部
コーポレートコミュニケーションズグループ 広報担当 玉川
Tel: 03-5213-6144 / Fax: 03-5213-6990
e-mail: Takeo.Tamagawa@oracle.com
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