小樽の定番土産“甘酒トリュフチョコ”がバレンタイン特別仕様で126セット限定発売

～金賞受賞蔵純米大吟醸の酒粕を使用した贅沢な逸品～

2020-12-10 10:00

和菓子×洋菓子の要素を取り入れた菓子の製造販売を展開する、株式会社六美(所在地：北海道小樽市緑1丁目2-12、代表取締役：工藤仁嗣)は、2021年で90年周年を迎える中で「バレンタイン特別仕様の甘酒トリュフチョコ」をオンラインショップ・店頭にて2021年1月26日から限定126セット販売開始いたします。
※オンラインショップの案内についてはSNSで配信いたします。

商品誕生の背景

この度、小樽のお土産で北海道新聞にも掲載され人気の“小樽甘酒トリュフチョコ”をパッケージ、中身から全て一新し、バレンタイン仕様で商品を限定発売することになりました。新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、観光業界への影響は甚大で、当社でも同時期より対前年比収支が深刻な状況が続いております。“withコロナ時代”における生活様式への行動変容により、旅行へ行けない皆様へ少しでも明るい話題を小樽から発信できたらと社員一同、商品作りや材料を半年で見直しを行い販売に至りました。

開発の経緯は、元から社長が「和スイーツを作りたい」と考えていたことがキッカケとなり始まりました。以前、洋菓子の修行を東京で行い、和のトリュフを作りたいと思い試行錯誤している中で、数々の賞を受賞している田中酒造様と出会い、酒粕を取り入れた和スイーツは面白いだろうから作ってみようと思い始めました。試作品段階において味は抜群に良かったものの、香りや工程途中で水分が分離してしまうなど課題が山積みでした。
体に良いものを作りたいという思いから生クリームも使わず、酒粕の水分量を調整し、香りには料理の技法、“味噌”を隠し味に入れることによって、風味・味・香りが格段に良くなり、2年前から販売したところ、お客様に喜んで購入していただくことができました。
今回は、現在新型コロナウイルスの影響によりご来店や旅行が難しい方へ小樽から全国の皆様に笑顔をお届けしたいという気持ちで、特別に“バレンタイン仕様”でグレードアップし販売します。

バレンタイン仕様の特徴

今回は通常の酒粕ではなく、数々の賞を受賞されている田中酒造様の北海道産米100％使用した“純米大吟醸　宝川”の貴重な酒粕、板御神酒(新酒の酒粕で12～2月頃までに限られている)を利用して製造します。2021年の元旦に絞られる希少な板御神酒は、お酒以上に芳醇に香り栄養も豊富で、鼻から抜ける心地よいフレッシュな香り、風味も格別で“お酒のペアリング”も楽しんでいただけます。

開封後のお楽しみ

今回は“バレンタイン特別仕様”ということで、材料から見直しを行っていく中で、少しでもwithコロナにおいて皆様に笑顔を届けたいと考え、商品の箱の中には和柄の千代紙等を用いて作ったハート型の折り紙が入っております。その中を開けると変わり種のおみくじが入っておりますので、2021年の“運試し”に是非開封してみてください。

■六美の歴史：昭和6年小樽の緑町に「みどり乃」という名前で餅屋を開業しました。
商品で6個の味のすあま(餅菓子の一種)を「六味餅」という名前で駅の購買に出したところ大変よく売れ、六味餅さんといわれるようなり、いつしか店名になり昭和54年餅菓子から、和菓子のウエイトが多くなったことから餅を取り、現在の「六美」に改名しました。六美には、この地の利を大切に使う、守る思いと技術の継承があります。2代目は「和菓子を作るからには餡は必ず内取り(自家製餡)で」を実践し守っています。製餡は和菓子作りの中でも一番きつい仕事になります。だからこそ餡の違いは歴然となります。3代目もこのことは何より大切に実践しております。それに加え修業時代の洋菓子のノウハウを和菓子に生かし“垣根のない菓子作り”をモットーとして、新商品を開発しています。この美味しくできたお菓子を知っていただき、食べていただき幸せな気持ち、元気が出る、また頑張れる、そんな力を発揮できるお菓子を出していきたいです。