国内最古の瓦メーカー「丸栄陶業」　 156年続く社名を「栄四郎瓦」へ9月1日に変更

～栄四郎瓦のブランド力を強化／国内外のシェア拡大を目指す～

2017-08-28 11:00

建築用の瓦を製造する丸栄陶業株式会社(所在地：愛知県碧南市、代表取締役社長：樅山朋久)は、2017年9月1日(金)に社名を「栄四郎瓦株式会社」へ変更いたします。

社名変更の背景

1801年創業(創業216年)の同社は国内最古の瓦メーカーとして、一貫して瓦の製造販売を続けています。3代目社長である樅山栄四郎氏が、1861年に同社の屋号を「丸栄」と定め、1968年に「丸栄陶業株式会社」になりました。1991年には3代目の名を取って「栄四郎瓦」のブランド名で国内外にシェアを伸ばし、現在、売上規模で国内第3位の瓦メーカーに成長しました。中でも銀いぶし瓦は全国シェアトップ30％を獲得し、全国で最も歴史ある三州瓦のメーカーとして、寺社仏閣など多数の歴史建造物にも採用されています。

8代目である現代表取締役社長樅山朋久は低迷する瓦業界で、ブランド力を強化しシェアの拡大を目指すために、156年続いた「丸栄」の社名を「栄四郎瓦株式会社」へ変更するに至りました。本社名は、これまで製品ブランドとして展開してきた「栄四郎瓦」に由来するものです。

歴史と実績の積み重ねで設計事務所や建築の現場では高い評価を得ておりますが、瓦のブランドとしてユーザーの認知度には課題があります。そこでブランドのコンセプトを「日本のものづくりを伝え続けるいぶし瓦のトップブランド」とし、日本建築の伝統と企業の革新をより多くの人に伝えていきたいという社長の想いから、社名の変更を決定いたしました。