スキャナー機能を活かし、効率の良いAI-OCR運用が可能 「Cloud PARK with Kodakスキャナー」を提供
~紙媒体のOCR(光学的文字認識)認識率を高めるとともに、 スキャン後の書類活用も可能となります~
専用スキャナーを採用してスムーズな運用を目指し、京都電子計算株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長:山本 忠道、以下「京都電子計算」)は自社の「Cloud PARK」サービスとコダック アラリス ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:酒匂 潔、以下「コダック アラリス」)が販売する、コダック アラリス製スキャナー「Kodak S3100、Kodak S2085f、Kodak S2070」をパッケージした「Cloud PARK with Kodakスキャナー」を提供いたします。
DXの推進にあたり、AI-OCRは紙資料のデータ化を行うために必要不可欠なツールとなりつつあります。
既存の複合機による運用も可能ですが、元々大量のドキュメントをスキャンする事を想定していないため、紙詰まりや重送の頻度増加、副産物であるスキャン画像の有効活用をしにくいという問題も出てきます。
- コダック アラリス製スキャナーを用いることによる懸念点解消について
・懸念点1 OCR向けに読み取り設定を変更したいが共通設定を変えられない
複合機でのスキャナ運用については、どうしても複数名で利用するため、設定変更ができない場合もあります。
もし、設定変更ができても利用後は元の設定に戻るため、処理毎に都度設定変更が必要となります。
コダック アラリス製スキャナーを利用すれば、Smart Touch Technologyにて、あらかじめスキャン設定を登録しておくと、複数の設定をスキャナのボタンを押すだけで呼び出し~スキャンを行うことが可能です。
懸念点2 紙詰まり、重送が発生し、スキャンのやり直しが発生する
スキャンするうえで紙詰まりや重送は避けられません。
コダック アラリス製スキャナーを利用すれば、スキャナー専用機ならではの安定した給紙を行うとともに、複数の超音波センサーを用いた紙詰まりと重送検知を行い、エラーを検知した瞬間に書類搬送を即座に停止して書類へのダメージを低減します。
また、重送として検知された書類の表面と裏面のイメージが接続されているPCに表示され、スキャン担当者はPC上の操作で、承認かスキャンを選択することで、イメージを残すかどうか選択できるため、作業のリカバリーも容易です。
懸念点3 スキャン結果の画像状態が悪く、OCRの誤認識が発生する
スキャンの状態が悪くブロックノイズが発生し、細かい文字等のOCR結果に影響する場合もあります。
コダック アラリス製スキャナーはランプを片面あたり2本(両面で4本)搭載し、2方向から書類を照射することで折れやシワによる影を軽減し、読みやすいクリアなイメージを生成します。
2021年のバイヤーズラボラトリ社の評価にて、他社スキャナーを用いてのOCR平均認識率78%に対してコダック アラリス社の認識率は96%という結果が出ております。
懸念点4 本人確認書類等が張り付けられた用紙をスキャンできない
本人確認書類や証明書等がスキャン対象の用紙に張り付けられている場合でも、コダック アラリス製スキャナーではスリーブスキャン機能により、用紙をクリアファイルに入れてスキャンすることで紙詰まりの心配なく運用する事が可能です。
懸念点5 スキャンファイルの2次利用に適した出力が難しい
スキャンしたPDFをOCRにかけた後に保管する運用の場合、後から確認のために原票を探すのはかなりの手間がかかります。
コダック アラリス製スキャナーのスキャニング環境「Capture Pro Software」を利用すれば、原票に検索キーとなるバーコードや印字された番号があれば、そちらをファイル名にしてPDFの出力を行えるため、確認時にファイル名から検索を行うことが可能となります。(一部機能は有償版へのアップグレードが必要です)
- Cloud PARK「AI-OCR/AI手書き文字認識サービス」について
京都電子計算がサービス提供する「AI-OCR/AI手書き文字認識サービス」は、Cogent Labs社のAI-OCRエンジンを利用し、手書き帳票をデジタル化することが可能です。
※識字率99.22%(ベンダー公称値)
当社サービスは、一般的なクラウドサービスと異なり、通信前に帳票画像を項目単位で分割&複数帳票間でシャッフルする事で、原票イメージをそのまま外部に送信する事なくOCR処理が可能なため、万が一の情報漏洩に対しても個人特定ができないため、万全のセキュリティを確保できます。
バッチ処理形式で実行することも可能なため、RPA化の場合もバックグラウンドかつ安定した動作を期待できます。
自治体様向けにはLGWAN-ASP経由でのサービス、クラウド形式ではセキュリティ条件をクリアできない場合のオンプレミス版も展開しております。
- 「Cloud PARK with Kodakスキャナー」パッケージについて
「Cloud PARK with Kodakスキャナー」のキャンペーンプランは「AI手書き文字認識サービス」利用料とコダック アラリス製スキャナーのセットで年間約38万円(エントリーパッケージ・Kodak S2070を採用の場合)からご提供可能、ご請求は契約年度の最終月一括なので、ピーク月のAI-OCR利用が偏っている場合でも、その月だけ極端に追加料金が加算されることはなく、年間を通しての精算となります。
また、「RPA配信サービス」「ファイルデリバリーサービス」等、Cloud PARKのサービスとの組み合わせも可能です。
エントリーパッケージ
構成 :「Cloud PARK」サービス+Kodak S2070 Scanner
スキャナー特徴 :ワークグループに最適なA4コンパクトモデル
・読み取り速度 :70枚/分
・給紙トレイ :80枚積載
・インターフェース:USB
A4対応パッケージ
構成 :「Cloud PARK」サービス+KodakS2085f Scanner
スキャナー特徴 :マルチユーザー向けフラットベッド搭載A4スキャナー
・読み取り速度 :85枚/分
・給紙トレイ :300枚搭載のエレベーター式給紙トレイ
・インターフェース:USB/有線LAN
A3対応パッケージ
構成 :「Cloud PARK」サービス+Kodak S3100 Scanner
スキャナー特徴 :DX時代に必要な機能を網羅した新世代A3
ビジネススキャナーのスタンダード
・読み取り速度 :100枚/分
・給紙トレイ :300枚搭載のエレベーター式給紙トレイ
・インターフェース:USB/有線LAN
※各パッケージの価格については別途お問い合わせください。
※「Cloud PARK」サービスをすでに導入済の場合、スキャナーのみの追加導入も可能です。別途お問い合わせください。
※本パッケージはすべて京都電子計算よりCloud PARK製品取扱事業者経由での販売提供となります。
関連リンク
・「Cloud PARK with Kodakスキャナー」(京都電子計算)
https://cloudpark.jp/index.php/services/ai-ocr/
・コダックアラリス・パートナーソリューション紹介ページ
https://www.scan-at-work.com/solution
京都電子計算について
京都電子計算は業界シェア率の高い京都で老舗のIT企業です。
自治体や大学・教育機関を中心に公共性の高いお客様に基幹システム等のITソリューションを提供しています。近年、AI・RPA等の新技術を基にしたサービス創出にも注力しています。
プラットフォームビジネス「Cloud PARK」でビジネスパートナーである日本マイクロソフト社から「パートナーオブザイヤー2020アワード」を2019年に続いて贈られました。本サービスを活用し、他社とも協業し全国のお客様の業務ソリューションにつなげています。
京都電子計算株式会社: https://www.kip.co.jp/
コダック アラリスについて
コダック アラリスは、ビジネスプロセスを簡素化する情報キャプチャソリューションの先進的なプロバイダーです。当社は、数十年のイメージサイエンスの革新がもたらした、スマートで接続されたソリューションを提供し、情報を理解するための支援を世界的に行っています。当社の受賞歴を誇るスキャナー、ソフトウェア、サービスは、当社のチャネルパートナーネットワークを通じて世界各地で販売されています。
詳細については、 https://www.alarisworld.com/ にアクセスしてください。
コダック アラリス ジャパン株式会社: https://www.alarisworld.com/ja-jp