日本オラクル、倉庫管理システムの提供を発表
日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町4-1、代表取締役社長:新宅正明、以下 日本オラクル)は、オラクルの倉庫管理システム「Oracle Warehouse Management System」(以下、Oracle WMS)の提供を発表します。「Oracle WMS」は、オラクルの統合業務アプリケーションの最新版「Oracle E-Business Suite 11i.10」より搭載されます。「Oracle E-Business Suite 11i.10」は、今秋より提供開始されます。
オラクルでは、「Oracle E-Business Suite」において、無線電波、温度、光や音声などを認識するセンサーから得られた情報を企業のITシステムに取り込み、業務プロセスの改善と自動化を実現するための機能強化に積極的に取り組んでいます。特に最新版では、倉庫管理システム「Oracle WMS」において、ICタグを活用した無線自動認識技術「RFID」に対応した機能を搭載しました。これにより、大規模な倉庫管理や在庫管理を必要とする製造業、流通業、物流業において、同製品の導入促進が期待されます。
「Oracle WMS」のRFID対応機能を活用することで、ICタグが付加された物品の入庫と出庫に関する処理が自動的に倉庫管理システムに取り込まれます。倉庫現場では、入出庫に関わる作業者の負担が軽減され、作業効率の大幅な向上が実現するだけでなく、倉庫内の在庫状況をシステム上でリアルタイムに把握することが可能なため、基幹システムとの連携を図ることにより商品の受発注計画、資材の調達計画に役立てることができます。企業は無駄な在庫にかかるコストを最小限に抑え、企業のサプライチェーン・プロセスの透明化、効率化を支援します。
◆ 「Oracle Warehouse Management System」について
「Oracle Warehouse Management System」は、物流管理の多種多様な業務に対して、資材処理プロセスを自動化・最適化し、人件費の削減、施設稼働率の改善、受注精度の向上を実現して、顧客への革新的なサービスの提供を可能にします。また無線端末を通じて倉庫や製造現場での一般的な取引を実行する「Oracle Mobile Supply Applications(MSCA)」の活用により、倉庫資源の管理、倉庫の構成、タスクの計画、高度なピッキング手法、そして付加価値サービスをサポートします。
更に、マテハン機器との統合のため、アプリケーション・ プログラム・インターフェース(API)群を提供しており、自動倉庫(AS/RS)や 自動コンベアー・システムなどとも連携が可能です。
◆ 「Oracle E-Business Suite」について
「Oracle E-Business Suite」は、経理や人事といった企業の根本を担う基幹系のシステムや、在庫管理、生産管理、顧客管理、購買管理などの企業活動自体をサポートするシステムを構築するための機能が統合されたソフトウェアです。日本オラクルは、世界で13,000社以上、国内でも500社を越える実績を持つ「Oracle E-Business Suite」を核としたEビジネスソリューション事業のさらなる拡大に向けて、積極的な取り組みを進めています。関連事業部門の増強やパートナー企業との 提携強化を通じ、販売およびサポート体制も積極的に強化しています。
■ 本件に関する報道関係お問い合わせ先:
日本オラクル株式会社
コーポレート・コミュニケーションズ 広報担当:石川
TEL:03-5213-6395 E-mail: Junko.Ishikawa@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press/
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