日本オラクル、ERP導入を検討中の顧客向けに 現行システムの正確な把握手段を提供 「データの視点」から現行システムを分析する「モデリング・サービス」で必要/不必要な機能を明確化
日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町4-1、代表取締役社長:新宅正明)は、ERPで新システムの構築を企画・検討中の顧客に対して、現行システムの状態をより明確にし、適確な方向性を提示する新たなサービス、「モデリング・サービス」の提供を開始することを発表します。本サービスは2004年末からパイロット版として実施、10社以上にサービス提供していますが、さらに多くの顧客の要望にお答えするため、2005年6月1日より本格展開します。
これまでERPのシステム構築では、現状のシステムやデータを解析する前に構築が進められていたため、機能の漏れや追加要件の発生でプロジェクトが長期化するリスクを抱えていました。「モデリング・サービス」では、現行の業務およびシステムを「データの視点」から詳細に分析することで、新システム導入時のリスクを軽減します。従来のようなプログラムソースやデータベース定義書などのドキュメントではなく、画面や帳票から現行システムのデータや機能の分析を行うため、業務フロー、論理データモデル図といった成果物を短期間で作成することができます。また、本「モデリング・サービス」の分析手順は、モデリングの第一人者である株式会社アイ・ティ・イノベーション(本社:東京都港区、代表取締役 林 衛、以下ITI)監修のもと開発したため、より客観的かつ現実的な結果を提供できます。
本「モデリング・サービス」を利用して得られる現行システムの分析結果により、顧客は新システムに必要な追加機能を明確化できるので、検討の基準となる見積もりに対し正確な評価を行うことが可能になります。また、従来行われていたプロセス中心の分析とは異なり、データを軸としたモデリングを行うことで、システム要件によるぶれ幅が少ない新システムを構築することが可能になります。
日本オラクルでは、このサービスを2006年5月までに50社に提供することを目指しています。
●株式会社アイ・ティ・イノベーションについて(http://www.it-innovation.co.jp/)
株式会社アイ・ティ・イノベーションは、IT戦略策定及びIT組織変革支援、プロジェクトマネジメント支援およびトレーニング、IT組織とIT要員のスキル診断サービス、モデルベース開発における要件定義/設計/品質マネジメント、プロジェクトにおける情報共有を実現するASPサービス等を提供するコンサルティング会社です。
ITIは、『「人」を中心に考えてこそ、強い「IT」が生まれるのです。』をモットーにIT組織と人材の変革を実現することによって顧客の社会的な使命達成に貢献する会社です。
●日本オラクル株式会社について(http://www.oracle.co.jp )
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェ ア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月 28日に東証一部上場。従業員数1,464 名(2005年2月末現在)。
■本件に関する報道関係お問い合わせ先:
日本オラクル株式会社
コーポレート・コミュニケーション室 広報担当:野見山、玉川
TEL:03-6238-8395 E-mail:Yuko.Nomiyama@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/pressOracleは、Oracle Corporationの登録商標です。本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。