ファンケル、次期顧客管理システムを稼働開始
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄、以下 日本オラクル)は、株式会社ファンケル(本社:横浜市中区山下町、代表取締役社長執行役員:成松 義文、以下 ファンケル)がオラクルのCRMアプリケーション「Siebel CRM」、ビジネス・インテリジェンス製品「Oracle Business Intelligence」とデータベース・マシン「Oracle Exadata」を2010年5月に採用し、次期顧客管理システムの第一段階をこのたび稼働開始したことを発表します。
ファンケルは、お客様の視点で安心、安全、やさしさを追求し、化粧品事業、栄養補助食品事業、青汁・発芽米事業等の提供を行っています。2008年に立ち上げた新中期3カ年経営計画の一環として、「お客様を中心に考えることでお客様個々人とのコミュニケーションを活性化して信頼関係を深め、さらにファンケルならではの画期的な顧客サービスを競合他社に先駆けて実施していくこと」を目指してきました。
これまでファンケルでは、ウェブサイト、コンタクトセンター、通信販売や店舗販売などお客様の接点となるチャネルごとに顧客情報が管理されており、お客様個人を主軸にした分析や情報の把握が困難でした。この課題を解決し、お客様とのコミュニケーション活性化と関係強化を実現するための情報基盤として、次期顧客管理システムの構築を決定しています。
次期顧客管理システムの導入より、ファンケルは、お客様の動向を分析し、その結果を効果的にマーケティングと販売活動に活用することで、お客様個人のニーズや趣味嗜好に即した的確な提案を実現していきます。同システムでは、顧客情報を分析してレポートする基盤として「Oracle Business Intelligence」、顧客へのダイレクトメール配信などを実行するアプローチを支援するアプリケーションとして「Siebel CRM」、さらに分析のために顧客情報を統合して蓄積するデータベース・マシンとして「Oracle Exadata」が採用されています。また、導入にあたっては、豊富な実績を誇る「Oracle Consulting Service」を利用しています。
ファンケルの次期顧客管理システムでは、分析にかかる時間が従来と比較して50%以上削減(ファンケル調べ)され、顧客データの統合と整備により分析結果の精度が向上しています。同システムから得られた分析結果を活用して、より有効な施策を立案、実行、結果を確認、さらに改善するための施策を立案するPDCA(Plan Do Check and Action)サイクルを業務に実装、推進することで、今後マーケティング活動の投資対効果の向上に役立てていきます。今後は、店舗の販売員やコンタクトセンターのオペレーターなどがシステムを活用できるよう、この次期顧客管理システムを拡張していきます。
●ファンケルについて
ファンケルは、"世の中の不安や不便などの「不」を解消したい"という理念のもと、化粧品事業、栄養補助食品事業、青汁・発芽米事業などの分野で事業を展開しています。
●オラクルについて
オラクルは世界で最もcomplete、open、integratedなビジネスソフトウェアとハードウェア・システムの会社です。オラクルに関するより詳しい情報は、http://www.oracle.com/jp をご覧ください。
■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報室 石川
Tel: 03-6834-4837 / Fax: 03-6834-6129/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/
- OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。