兵庫県豊岡市出石町で観光案内所がリニューアル　観光案内・体験受付・観光商品販売行う総合ツアーデスクに！

2020-08-14 09:30

株式会社出石まちづくり公社は、出石観光センター内にに設置した観光案内や体験受付などを総合的に扱う「出石観光案内所」を「出石総合ツアーデスク」としてリニューアルいたしました。
来訪観光客への案内を行うとともに「そば打ち体験」「EVカーレンタル」などの各種体験メニューの受付も行います。
また、お盆休みが本格化する8月13日には案内スタッフが、ユニフォームとしてはっぴを着用します。出石観光のすべてを取り扱う、出石コンシェルジュとして観光客の利便性向上に努めます。

◯出石城下町について
出石は、1604年に小出吉英により出石城が建築された時から、約400年以上続く城下町です。
城下町は、明治時代に火災で焼失したものの、町割の多くが当時のまま残り、街並みは「伝統的建造物群保存地区」に指定されている、国内でも屈指の城下町です。
名物となっている「出石そば」は、1706年に信州から国替えとなった仙谷氏に伴ってきたそば職人によって伝わったと言われています。その後、出石焼が始まり、白磁の小皿に盛る様式で「出石皿そば」として広まりました。そして2020年現在も、40軒を超える蕎麦店が小さな城下町にひしめきあっています。

◯出石観光案内の課題
本来、出石町の観光案内は第3セクター会社である当社「出石まちづくり公社」の業務です。しかし、実際の来訪観光客は観光協会へ足を運ぶケースが目立ちました。
さらに、2019年にはEVカーレンタルや絵付け体験などの着地型観光メニューを創設した他、御城印の販売を開始したこともあり、どこで何を申し込めるのか、分かりづらい状況となっていました。

◯本事業の取り組みの目指すところ
名前を「出石観光案内所」と改め、案内サインや受付デスク、スタッフのユニフォーム(はっぴ)を一新することで観光客からの認知性を向上。さらに、名物の出石皿そばの食べ歩きができる「皿そば巡り巾着」販売や、和菓子体験・EVカーレンタルなどの体験メニューの受付も行う総合ツアーデスクを目指します。
「出石観光といえば、出石観光案内所」というイメージを観光客に根付かせるのが最終目的です。

◯取り組みの特色、オリジナリティー
《地元・観光まちづくり会社による総合ツアーデスクを創設》
出石まちづくり公社の旅行業部門である「いずしトラベルサービス」が、来訪観光客利便性向上のために創設した「総合ツアーデスク」。観光案内から皿そば巡り巾着および御城印の販売、そして体験メニューの受付までトータルで扱うことにより、出石を訪れる観光客の利便性は格段に向上します。

《観光案内機能の強化》
出石観光案内所の創設にあたり、案内サインを全面更新しました。出石のシンボルである「出石城跡」「辰鼓楼」をイメージさせ、青を基調とした清涼感溢れるデザインのタペストリーを設置しました。
これまで、どこに行けば出石の観光情報を得られるのか分かりづらく、お客様に不安を与えてしまっていました。しかし、リニューアルによって観光情報を得やすくなります。

《体験メニューの受付および観光商品の販売》
出石には「出石そば打ち体験」「EVカーレンタル」「和菓子作り体験」など、地域資源を生かした体験メニューが充実しています。このたび創設する観光案内所でも、それらのメニューの受付を行います。なお、各体験メニューはWeb( https://daytrip-izushi.jp/ )上での予約も可能です。
さらに「出石観光案内所」では、出石皿そば店を3店巡れる「皿そば巡り巾着」および、出石城・有子山城を訪れた記念となる「御城印」も販売します。

《案内スタッフがはっぴを着用》
「出石観光案内所」では、案内スタッフ専用のはっぴを制作しました。着用したスタッフに声をかけることで、観光案内が受けられる体制を確立します。

「出石観光案内所」創設の概要

創設日　：2020年7月23日(木)
創設目的：観光案内・体験受付・観光商品販売を総合的に行う
　　　　　ツアーデスク創設による、利便性の向上
創設概要：・案内サイン更新による観光客からの認知度向上
　　　　　・各種体験受付の実施
　　　　　・皿そば巡り巾着および御城印の販売
　　　　　・案内スタッフ専用はっぴ着用

兵庫県豊岡市出石町について

立地　　：但馬地方(兵庫県北東部)最大都市である豊岡市の1地区。
アクセス：豊岡駅から、全但バスにて約30分、「出石」停留所にて下車
人口　　：3,388世帯 9,996人 ※2015年
観光資源：城下町を中心とした落ち着いた街並みと、
　　　　　出石焼と共に提供する独自スタイルのそば「出石皿そば」が有名。